我が校では4月1日に入学式が行われ、去る4月6日より講義が開始され、いよいよ本格的に前期が始まりました。我が校のみならず全国の各大学でも新入生勧誘が活発に行われている事でしょう。
さて、その中、勧誘状況と言うタイトルを付けましたが、特にご報告すべき好材料がない状況であリます。現在の私共の勧誘はチラシやポスター、その他協力をお願い申し上げている方々からの口コミで、連絡を待つという形でございますので、どの程度、新入生及び在校生に應援團の存在や大学生活を應援團で過ごすという選択肢もあるのだという事が浸透しているのか、実感がございません。
ただ学内で私共の勧誘にご協力頂いて居ります少林寺拳法部の勧誘は芳しくないという情報はお聞きしております。他部の状況は分かりませんが、各部の勧誘前の部員の状況 を拝見しますと、スポーツ推薦があるクラブやごく一部のクラブを除いて体育会、文化会共にかつてより部員は減っております。中には既にクラブそのものの名前がないケースもあります。全体の学生数は應援團が活動していたどの時期よりも多く、9千人は下りませんので、学生数は増えているにも関わらず、何かしらのクラブに入る学生が減っている訳であります。
これも以前、記事で記載させて頂いた事ではありますが、現行の勧誘活動は過去と比べると随分と制限されておりまして、何かクラブに入ろうという意識を持った学生でなければなかなか入部に至らない様であります。
クラブ活動そのものに対する食わず嫌いは昔からある傾向でございます。事実、我が應援團でも高校時代までは何のクラブにも入った事がないという者が多数おりました。何らかのきっかけで人生初のクラブ活動を経験し、勿論、水が合わず辞める者もいるで事しょうが、そのまま馴染んでしまう者も多数いる事も事実であります。
大学生活におけるクラブ活動への参加は、当然の事ながら本人の意思によって決められるべき事ではありますが、クラブ活動そのものや各部の活動を知り体験する場は必要だと思います。應援團が再建できた暁にはそういう各部の門戸を広げる活動の必要性を感じております。
全国の新入生の皆様、是非とも應援團である必要はございませんので、何かクラブ活動に参加して大学生活を送って頂くことを切に願っております。
八代目甲南大學應援團OB会
広報委員会