チア男子 | 甲南大學應援團OB会のブログ「雲外蒼天」

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甲南大学応援団再建物語
~黄霧四塞すと雖も、上に蒼天なきに非ず~

電車の吊り広告で気付いたのですが、集英社文庫より「チア男子 」という作品が絶賛発売中とのこと。気になりましたので調べたところ、平成22年10月に同社より発売された同作品が文庫本化されたとの由。

 

作者の朝井リョウさんも寡聞にして存じ上げなかったので、調べてみますと、平成21年に『桐島、部活やめるってよ』で第22回小説すばる新人賞を受賞しデビューし、今年は『何者』で第148回直木賞受賞されたそうであります。

直木賞史上初の平成生まれの受賞者であり、男性受賞者としては最年少となります。デビュー作は12万部という大ベストセラーという人気作家の筆によりますのがこの「チア男子」という訳であります。

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実はまだ広告を見て本を購入しただけで、読んでおりませんので論評出来る段階ではございません。ただどうやら以前、ご紹介した早稲田大学男子チアリーデングチーム・SHOCKERS への取材をベースに書かれた作品らしいのです。

 

チアリーダー部と言えば一昔前は女性のみのクラブというイメージが強かったのでありますが、現在では早稲田大学の様に男子のみのチームはまだまだ少ないとは言え、チアリーダー部の女子部員に混じって男子部員がいる事も珍しくなくなって参りました。男子チアが何を目指しているのか、また既存の応援部組織との関係性、等、興味は尽きません。

 

ただ他者を応援するという同じ稼業人として、スポットライトがあたるというのは喜ばしい事であり、この本を手に取った方が何かを感じ取って頂けるのであれば、大きな枠組みの中で喜ばしい事と言えるのではないでしょうか。

 

八代目甲南大學應援團OB会

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