唐突な感は否めませんが、我が甲南大学の現在の全景でございます(微妙に離れております西校舎は写っておりません)。
阪神大震災以前に卒業された方は隔世の感があるのではないでしょうか。数え歌に「白亜のお城に血が燃える」と歌われております様に、白亜城と呼ばれた白塗りの校舎群は今は面影もございません。現在では全て煉瓦色の校舎に建て替わっております。
写真左上部に白い建物が確認できるかと思いますが、こちらが團室が入居している学友会館と文化会系クラブ等が入居している学生会館でございます。今では学内最古の建造物となり、以前、ご紹介した通り学友会館は取り壊しが決まっております。
また写真右手に目を転ずれば、かつてグラウンドがあった場所にまで校舎が建っております。グラウンドの石段に整列し発声練習や演武の練習を随分とやったものですが、往時を僅かに偲ぶ事は出来ます。
現在、使用されております煉瓦色は比較的、甲南のスクールカラーである臙脂色に近く、これはこれで趣があるとは思いますが、過去を知る人間は若干の寂寥感を感じるやもしれません。
ご自身が知る過去の姿を重ね合わせながらキャンパスを散策するのも結構かと存じます。1月27日、皆様のご参集を重ねてお願い申し上げます。
八代目甲南大學應援團OB会
広報委員会