ずいぶん年上だが
紳士的で外車が似合っていて
品のある素敵な男だった
こんな素敵な人と
時間を共にするということ
猫背なんかではいられない
シャンとして
自分を大きく
良く見せようとした
小さい自分を着飾り
いい女を演じた
関係が続いて1ヶ月後
彼のカミングアウト
複数プレイで遊びたい
他の女と遊ぶことを許して欲しい
彼に嫌われたくない私は
いいよいいよと
なんてことはないという
涼しい顔で
心では嫉妬に塗れていても
そんな顔は見せなかった
そんな関係が
1年半後爆発
ふざけんなよ
私は遊んでダメで(実は遊んでいるが)
オメーは自由に遊ぶってか?
アホなことを言うな
バーカ
バーーか
許してもらうことばかり
私に求めてくるんじゃねぇぞ
私
本当は
こういうこと言うような
人間ではないのです
騒ぎ立てず
何があっても冷静で
お淑やかに務め・・・
限界でした
何もかも
ぶちまけてから
ふと
思いました
やはり
どこまでも本音を自分に言わせないというのは
ダメですね
相手が不都合に感じても
私は嫌だったのだから
言うべきだったのに
1年半も耐えてしまった
泣き
悲しみ
憎しみ
嫉妬に塗れた1年半を
でも
私彼が好きなんです
どうしようもなく
彼が好き
私以外の女と遊びたい
それを公認してくれと言う
この彼が好きでたまらんのです
ふと思えば
いい思い出もありました
離婚する直前
お金に不安だった私に
現金をポンとくれて
その後1年半
トータル6〜70万近いお金を
寄付して下さっており
挙句に
欲しいと言ったものは
とことん買ってくれました
だがしかし
くっついてくるのは
他の女と遊ばせてくれ
隠れてやればいいものを
なんで公認して欲しい?
男の性の謎
そうやって色々考えているうちに
この人って
私の狭い世界観を広げようとしてくれているな、と
しかも無意識に
私は彼が遊ぶ度に
欲しいものを買ってもらい
ウェーイと喜んでいる
なんか
この感じ
そんなに目くじらを
立てることだったのだろうか、と
原点に立つような
そんな景色
ストンと降りてきたのは
許そう
彼を許すのではない
彼を許す私を許すのだ
そして初めて彼のことも許せる
いいじゃない
もう
なんかよくわからないけど
私に許された彼はとても楽しそうに
子供のように無邪気な顔で
これって
人助けと違うの?
私がいいよと言うだけで
なんでこんなに幸せな顔をするのでしょう
彼が人生をよりよく楽しむためには
私の存在、許しが必要で
この許しが
世界平和にも似たような感覚
そしてもし
また嫉妬したら
素直に嫉妬してるよーとお伝えし
何もらおうか考えよう
プロセスを楽しんでみよう
嫉妬の感情を抱く自分を
客観的に見るような
お
嫉妬してますなぁ
おぉ
そうかそうか
で
何もらう?
そんな感じ
おふざけ半分
まともな感情なんかでは
やってられない
ふざけて生きようと思う
だって
私
公認ではないが
遊んでおるわけで
公認してほしいと言う彼が
まともに見えてしまう不思議(んなアホな)
彼との今後が
楽しみ
バカバカ
大好き