先日は三連休でしたね。
我が家は二泊三日でキャンプに行ってきました。
そこでのアレコレが兄太郎(小2)の特性全開&成長の兆し、色々満載だったので記録を。
キャンプにはちょこちょこ行くのですが、
キャンプだけだと子供も体力を持て余すので
アクティビティが近くにあるサイトに行ったのですよ。
で、子供も私も初だったのですが、渓流釣りに行くことにして、子ども達も「わーい、釣り〜」
と喜んで楽しみにしてたのです。
テントを張って一泊した翌日、朝からワクワクで渓流に出掛けました。
時間でパックになってるセットみたいのがあってそれを頼んだんですよ。
渡されたのがイモムシとイクラと竿。
兄「へ〜これなに?」
父「エサだよ」
兄「イモムシ、キョロキョロ動いてる、、、かわいい」
このあたりから母は不穏な予感がしていたんです。
兄太郎、イモムシを眺めてはかわいい、かわいいを連呼、、、
ずーっと見つめてる。
さて、釣りを始めるかと父がイモムシに手を伸ばした瞬間、
「やめて!何するの!かわいそうでしょ!」
もうイモムシかわいくて仕方なくなっちゃったみたいで大号泣。
エサにはしない!連れて帰る!と言って聞かないので、釣りはそこそこに、イモムシは持ち帰ることに、、、
別に虫が特段好きという訳ではないんです。
母が妹を怒っていると、
「そんなに怒らないであげてよ〜」
「ちょっと●●しちゃっただけだよ〜」
と言ってくるので、気は優しいし、場面を分析して冷静なところもある。
あとは感情移入が強めかな〜という気はします。
たまごっちも最近懐かしくて始めたのですが、
結構すぐに死んでしまい、兄太郎があまりに気落ちするのでやめました
話は逸れるんですが、母は東北の出身でして。
小学校は田んぼの真ん中にあるような田舎で、
年中行事には「イナゴ狩り」なるものがあるような学校でした。
で、当時小学生男子に大ブームだった遊びが、通称「ビタパン」。
何のことかと言うと、カエルを捕まえてきて脚を持って「ビターン」と道路に叩きつけ、その後を車が通ると「パーン」というとかいう遊び、、、
クラスの男子、ほぼ全員これをやって盛り上がっていたような記憶があるんですよね。
だから小学生男子と聞くと、
「あ〜、ビタパン男子ね」って感じ。
もう男子の性なんでしょと思ってた。
「かわいそうでしょ!やめて!」
なんて言ってる男子なんていなかったなぁ。
兄太郎ってやっぱり色々少数派なのかな〜。
母の記憶の中に、思い浮かぶロールモデルが不在です。
学校に行ったら、一緒に「そうだよ!かわいそうだよ!やめてよ!」って言ってくれる友達はいるのだろうか、、、。
話は戻って、
イモムシはその後色々あって林に逃がしたのですが、
家に帰ってきても未だに
「あのイモムシさん、元気かなあ、、、?」
と心配そうに何度も確認してきます。
落ち葉の布団に包まれて、いかに幸せな毎日を送っているか、母がイモムシの気持ちになりきって一生懸命語る毎日ですw
生き物に対する
純粋な優しい気持ちをもつ息子が好きだけれど、
命の授業とか絶対無理なタイプだよな〜とか、
色々考えさせられた出来事でした。