久々に山歩きに行ってきた。行先は「大菩薩嶺」(山梨県:標高2057m)。


連休中なので高速が混雑するだろうと思い、3時30分に起きてボンヤリした後、風呂に入りまたボンヤリ。カミさんの作ったおにぎり弁当を携えて4時30分に(習志野市)出発(早すぎか?)。


高速はまるっきり空いていて、6時50分に登山口である上日川峠(標高1590m)に着いた。駐車場もガラガラ・・・あれ~!? やっぱり早すぎたのか、山歩きも人気が無くなったのであろうか? 気温は?なんと0℃。ベストを着込んで、おにぎり2個食って、7時登山開始。


コースは、急な下りが苦手なので、登りがきついルート:上日川峠~福ちゃん荘~雷岩~大菩薩嶺~雷岩~賽ノ河原~大菩薩峠~福ちゃん荘~上日川峠 を選んだ。

日々これ一生懸命

2000m級の山でも1600mまで車で上がって来れるのだから、楽なもんである。などとタカをくくっていたら、何しろ昨年9月以来の山登りで、しかも最近少しデブリ気味。登り出してすぐに息が上がってしまった。汗もかいてきたのでベストを脱ぎ捨てる(イヤ、捨てやしやせん、ちゃんと持って帰りました)。


十歩進んで一休み・・・を繰り返しながらぜえぜえと約1時間も登ると、突然木々がなくなり富士山が見えてきた。

オオッ~!!!。いつ見ても富士山はいいなあ。気分爽快で”ぜえぜえ”もなくなってきた。

日々これ一生懸命 -雷岩の手前、標高1900m付近-


足元を見ると、登山道の至る所に霜柱が・・・。100mで気温が1度ずつ下がるとすると、この辺は-3℃か?などとつまらないことを考えていたら、ズリッとすべり、ズボンが泥だらけになってしまった。でも山の中だから何も気にすることはない。

日々これ一生懸命 -霜柱、でも日差しは暖かい-


この辺は標高2000m、木はほとんどなく笹が生い茂っている。日差しが気持ちイイ。疲れもほとんどなくなってきた。頂上はもう少し。富士山も後ろから応援してくれているようだ(応援する訳ないが・・・)。

日々これ一生懸命 -笹・笹・笹-


8時30分、大菩薩嶺の頂上着。

ここに着くまで、鳥には何羽か会ったが、人間はおじさん1人、中年のご夫婦1組にしか会っていない。GW中というのに、これでいいのか?などと考えつつ、とっとと下山開始。

日々これ一生懸命 -誰もいない山頂-


下山途中、賽ノ河原までは大菩薩峠方面から登ってくる人にも、4~5人しか会わなかった。いずれも高齢の方々である。お年寄りは朝が早いなあ・・・などと思ったが、小生もその一人であることは間違いない。それにしても、この賽ノ河原・・・大きい石がなく本当の川原みたいにコブシ大の石がゴロゴロしている。誰が砕いたのだろうか?まあ、どうでもいいことではある。
日々これ一生懸命 -賽の河原の石・石・石-


9時30分ごろ、賽ノ河原から下りはじめた途端、上ってくる人が増えだした。じいちゃんばあちゃん登山隊、外人、子供、挨拶をしない若いアベック、愛想のよいお兄ちゃん、おばさん軍団を引き連れたおじちゃん・・・などなど。

なあんだ、やっぱり小生が来るのが早すぎたのだとひと安心(何が?)。
10時ごろ、雑誌で有名な下の写真の”大菩薩峠”に到着。

日々これ一生懸命 -大菩薩峠-手前に土産物屋もある


あとは、すたこらさっさと下り、上日川峠に10時30分に到着。駐車場は満杯になっていた。またおにぎり2個を食べて(ダイエットで山登りしているのに無意味・・・)、車で帰途に。帰りもさほど渋滞なく、13時:30分に自宅着。


久々の山歩きは快晴で、静かで、富士山も見え、ゴキゲンであった。

GW中にもう一回行きたいものである。