2007年4月、ディアゴスティーニのエンジンRCカー”フェラーリF2004”を通販でちまちま組み立てていたところ、生来短気な私は、イライラして、エンジンRCカーとはどのようなものだろうかと、てっとり早いキットを購入してしまった。


これが、タミヤの「Xanavi Nismo Z」でした。
日々これ一生懸命 日々これ一生懸命

シャーシがTG10-Mk2sというFS-12LSエンジンを搭載した、1速ミッション・・・・


詳しいことはよくわからないまま、とにかくこんな小さなエンジンが回るのか?どれくらい走れるのか?ということで購入した。ような記憶がある。


このキットは2~3万円であった(非常にアバウト)にも拘らず、非常によくできていると思った(デアゴの10万円に比べて)。

デアゴのキットは完成までに1年半もかかったのに、このキットは一昼夜で組みあがった(こういうものを作り始めると途中でやめられない性分なもので)。

また、ポリカーボネートの塗装は自分でスプレー塗料で塗るのだが(この世界では当たり前らしい)、最初はうまくいくのかなあと心配していた。塗り方は少々へたっぴでも、付属しているデカール(ボディ表面に張るシール類など)を張り付けると、それなりになって、自画自賛。


日々これ一生懸命  日々これ一生懸命

でもって、完成間もなくエンジンをかけてみたが、場所が悪かった。室内でエンジン始動したため、室内煙充満。危うく火災報知器が動作し、マンション中大騒ぎになるところであった。

すかさず、ベランダに出て再始動。今度は音がうるさくて(50ccのバイクよりうるさいかも)、ちょこっと2mくらい走らせただけで止めた。


生来、公園など公の場所でこのようなものを走らせるようなことができる性分ではない(50のおっさんがおもちゃで遊んでいると思われるのがイヤ)ため、このあとしばらくは動かすことはなかったが、2008年、鹿児島の田舎に規制した際に、思いっきり走らせてみた。

が、なにせ田舎なもので道はせまく、ジャリや枯れ草などがボディ下からどんどn入り込み、傷だらけになてしまった。またいくら田舎とは言え、芝刈り機みたいな大きな音を上げ、50過ぎ(このときは50を過ぎていた)のおっさんがおもちゃで遊んでいるのはみっともないので、止めた。


とは言え、車のメカニズムがよく再現されているRCカーの魅力にとりつかれ、走っても静かな電動RCカーの組み立てに没頭するのであった。


ちなみに今、このXanavi Nismo Zは、我が家のタンスの上で錆びついている。

日々これ一生懸命