下総老人の戯言 -2ページ目

下総老人の戯言

下総の地に住む一介の素老人です。日常生活の中で日々感じたことを書き綴りました。人生楽しく、日々、是好日にしたいものです。

 

春季高校野球千葉県大会、専大松戸が苦戦を強いられながらも何とか準決勝に勝ち進んだ。

 

私は3回戦(27日)、準々決勝(28日)と球場に足を運んだ。

 

3回戦の千葉明徳戦は、専松野球史上に残るような死闘だった。最終的に延長11回タイブレークの末7対5で勝利したが、私は途中何度も負けを覚悟した。土俵際に追い詰められた専松ナインは、その都度驚異的な精神力、粘り腰で持ち堪えた。

 

特に1点ビハインドで迎えた9回表、場面はツーアウト、2-3塁。バッターは山本(2年)。絶体絶命の場面で山本は起死回生のタイムリーツーベースを放ち逆転に成功した。その時の1塁側スタンドは、ほぼ全員が立ち上がり快哉を叫んだ。その後9回裏に追いつかれはしたが、タイブレークの結果勝利をものにした。

 

準々決勝の市立柏戦は、先発ピッチャー・梅澤の好投が光り5対2で勝利。

 

梅澤は市立柏の強力打線に手を焼いたが要所を締めた。特に終盤はストレートが走っていた。三振も面白いように取れた。確か最終的に13個取ったはずだ。そして特筆すべきは9回裏の最終打者に球速149キロを記録したことだ。梅澤にとっても自己最速ではないのか。

 

この試合に1年生の吉岡がスタメン(7番、サード)で起用された。体格のいい1年生だと思っていたが、その打球スピードが凄かった。高校生になってまだ1カ月も経っていない吉岡が上級生以上の体格を有し、打っては上級生以上の打球速度を記録したのだ。この試合、2安打を記録した。何とも末恐ろしい新人が入ってきたものだ。順調に育って欲しい。

 

準決勝の相手は予想を覆し千葉英和に決まった。次戦も球場に行こう!