隣のおうちが立派な鯉のぼりをはためかせている。
広すぎる綺麗な芝生がまるで海のようで
泳ぐ鯉達もさぞや気持ちの良い事でしょう。
目の前のおうちの生垣のツツジが咲き誇り、
今年も我が家は借景で季節を楽しんでいます。
今日はたけのこのおこわと柏餅で1日早い端午の節句です。
今読んでいる小説に、味ぶかしという盛岡の郷土料理が登場し、それを読んでたけのこおこわが食べたくなりました。
初めてのお店で買いました。
小さい町の、小さな古い民家の一角みたいな場所にあるお店。
お店も古くて、手書きの昭和からタイムスリップしたみたい。お店の中のポップや商品名が書かれたカード(なんて言うんだろう)は全部手書き。
お店とともにお年を重ねたのだろう、物静かな職人さん。
本物の柏の葉を使った柏餅で、少し塩が効いていて、香りが良い。
甘味を抑えた厚めのお餅に、甘さ控えめで舌触りの良いあんこが美味しい。
同僚が勧めてくれたお店でしたが、たしかに丁寧で美味しい柏餅でした。
娘が、
「大人だから葉っぱも食べる」
と、むしゃむしゃしていて
「え、葉っぱ食べるのは桜餅だよ」
と教えたら
「粋ったら恥じかいたw」
で、爆笑しました。
和菓子が美味しい今日このごろ。
若くないのよなぁと思うのでした。