美・利・善の探求  -15ページ目

美・利・善の探求 

美=好き
利=徳
善=貢献

牧口常三郎
  「人生地理学」より

文化探究愚拙人 

世界の文化交流サロン
寺子屋@細山
寺子屋@仲蒲田

和文化探究会
古き良き日本の伝統文化から知恵を学ぶ場の提供

早いもので、染井吉野は葉桜に




昨晩、ふと、めめちゃんのことを思い出し、そうか、今日は、命日だったのか。


美しく、聡明で、麻雀が好きで、格好良かった。


1年生の時、直ぐ後ろの席だった彼女は、皇室風の佇まい、高貴なオーラを発し、耳には、もうピアスの穴が開いていた。



殆どの授業中、寝ていた彼女は、先生の反感を買い当てられることが多く、私がこっそり問題を耳打ちし、即答してしまう有能さ。それでまた、反感を買うことになる。笑。


2004年4月11日。

彼女は、永遠の35歳、帰らぬ人となった。


(玄関室礼に彼女を偲び葉桜を)


亡くなる一ヶ月程前だったか、

自由が丘で同級生数人とお茶を飲んだ。


彼女は、締め切りに終われつつ、不眠と鬱に悩まされていた。


人生で初めての辛酸を経験中の私に、早熟な彼女は、サッと笑い話に変えてくれ、愛の言葉を紡ぎ出し、ギュッとハグし、励ましてくれた。 


彼女の温もり、香水の匂い、今も、ふっと思い出す。


本棚に並ぶ彼女の本の横には、恩師に頂戴した、

韓国・済州大学前総長との対談集が並ぶ。


韓日友好を願った対談集で、祖母が在日韓国人であることを知り、悩んでいた彼女の支えになることを願い、贈本しようとしていた矢先、悔しい旅立ちだった。


もう一度、読み返そうと開いてみた。


本の前書きにこうあった。


「往く言葉が美しくて、来る言葉が美しい」


韓国の格言だそうだ。


恩師が、彼女を最大限に讃えてくれたように思え、嬉し涙と共に、私自身の長年に渡るモヤモヤも涙と共に洗い流されたように感じ、やっと、スッキリした。


最後まで、お読みくださり、ありがとうございました。