久しぶりのブログ、半年前の記事を読むと、世の中の流れ予想どおり、あるいは予想以上にコロナ一色です。国によってはすでに経済が回復しつつある国がある一方で、日本は先行き不透明。「過去最多」「〇曜日としては・・」「3日連続」などの連日の騒ぎは別として、売上が落ちた分を臨時の融資で乗り越えた中小企企業にとって、いつ元に戻るか読めないこと。長引けば追加融資が必要になり、数年すれば据え置かれた返済も始まります。前回のように保証協会が全面協力しない限り、追加融資のハードルもかなり高いでしょう。さらに金融機関さんの再編が行われれば、得意先の見直しが行われ、相手にしてもらえなくなるかもしれません。こっちの方が本当の課題。
そんな流れを嘆いても仕方ないので、やるべきは情報開示!何もしなければ返済するだけの関係。金融機関さんの得意先リストにのるために、自分から事業内容や数字の定期開示をすること。(返済できなくなると、違った意味で訪問してもらえるかもしれませんが・・)
必要な時と決算の時くらいしか訪問しない中小企業が圧倒的に多いそうですが、これからは規模に関係なく月次決算と銀行訪問(現状報告)は必須です。そうした行動で選ばれパートナーシップが構築できる可能性はアップします。そうして時間の猶予ができて初めて事業の見直しにも着手でき、必要であれば融資を受けることも可能になるかもしれません。