生きるための治療をはじめ、約1年。
少しずつではあるが、症状は進行している感があるか。
幸い、その症状は辛いものに至ってはいないが。
仕事も、お陰様でまずまず忙しい。
気も紛れる。
心の拠り所になってくれている仕事仲間もいる。
恥ずかしいくらいに少ないが。
でも、有難い。
ツレも、自身の身体を第一に考えてくれている。
心配かけて申し訳ないくらいに。
でも、同時に、どこか寂しさを感じている。
自身でもわからない。
普通の寂しさとはどこか違って。
感じたことのない寂しさが。
他者と同じ事ができないことからなのか、羨ましさからなのか。
それとも、近い将来に対する不安によるものなのか。
確かに、近い将来に対する不安はある。
まだ生きたいし。
たくさん。
死を受け入れる準備など、
当然まだできない。
それが寂しさとして感じるのかは自身でもわからない。
楽しい時、楽しいと感じるのに、
同時に寂しさを感じる。
不思議だ。わからないくらい不思議だ。
でも、ひとの温かさを今まで以上に感じる。
寂しさとは対になるけど、それを感じられるのであれば自身は寂しいわけではないのか。
これも、わからない。
まぁ、考えても答えは出ない。
仕方のないこと。