ちょっとだけやるせない気持ちをここに書かせてください。 | ある吹奏楽部顧問の勉強日記

ある吹奏楽部顧問の勉強日記

愛する生徒達のために、一生懸命に頑張っています。
でも、生徒達に教えられることのほうが多い毎日です。
彼女たちが将来、社会に出て、人をまっすぐに愛し、人から深く愛されるような人になってほしいと、強く願いながら日々向き合っています。

ここに書いても、何の得にもならないことは分かっています。



そして、ここにこれから書くことも、私の力不足だったり勘違いだったりすることだということもわかっています。



でも書きます。ごめんなさい。











最近、部活動を運営していると、運動部との差に愕然とすることがあります。それに辟易しています。



私は吹奏楽連盟の出張に出るのにも、管理職に熱意をもってお伝えしないと出させていただけません。時間帯の設定も土曜日の午後だったり、授業後に「気をつかって」でています。



それに比べ運動部の皆様は、午後から時間をゆったり使って出張をされます。




私たちのバンドは、購入後「30年以上」の楽器をありがたく使っております。


ありがたく、ですがそれは穴があいていたり修理が必要なのをだましだまし使っています。当然修理費をお願いするわけですが、それも辛い思いがあります。



運動部の皆様は、「ユニフォームが10年前のモデルだよ~」と軽く学校全体の部活動費から取っていきます。文化部は少しでも後世に残る財産をと思い、ずっと使える「楽譜」を申請してきましたが、それも今年度減額されました。きっと運動部は消耗品や速いサイクルでの買い替えを行っているのでしょう。



また、運動部はテスト休みでも「テスト後に大会がある」と練習をしています。私たちはテストが終わった当日3時間目に選手激励会があり一生懸命運動部の応援演奏をと思っていますが大会じゃないので練習できません。


私たち文化部には大会はあまりまりません。でも一生懸命に心を込めて演奏する本番はたくさんあります。


そんな私たちの演奏と、運動部の大会、重みは違うのでしょうか。



ある時の話です。「そっちは『たかが』文化部なんだから~」という言葉を生徒指導主事から言われました。


「たかが」ってどういう意味なんだろう、って考えました。


一生懸命考えました。


必死で考えました。


でも、わかりませんでした。



そろそろ、限界です。