電通で過労自殺した、高橋まつりさんの事情を、昨日初めて詳しく見た。

生きていたら、僕と同じ歳で、東大卒、彼氏もいたみたい。

学歴では、人は一概に測れないとは言われるが、少なくとも賢い大学に一般入試で入ってる人達は、すごい努力をしたはず。
高橋まつりさんも、きっと計り知れない努力をして入学して、すごい頑張って卒業したはずだ。

そういう頑張ってきた人は、逆境を乗り越えてきた経験があるので、無理難題を押し付けられても、乗り越えようと頑張る。

しかし、いくら頑張ろうと、ブラック企業の行う無理難題は、努力でどうこうできるものじゃない。

僕もいぜん、ブラック企業に勤めていたが、仕事が早く終わろうが、やることがなかろうが、会社に長くいる事が美徳とする文化が根付いてる会社では"結果"よりも、"苦しんでる事"が評価される。そこに何をしていて、どれだけできるようになったかは関係ない。

そして、そのような結果より過程を評価する会社があまりにも日本には多い。


一時は、こんな日本社会を本気で心から憎んで、希望も未来も何も見えなくなった時もあった。


でも、ワタミやユニクロなど、いろんな大企業がブラック企業と批判されて、方針を変え、特に今回の電通の事件では、とりわけ他の大企業も長時間残業を減らそうとしている。

日本の労働環境は、あまりにも遅いが、少しずつ変わっていってるんだな、と少し希望が持てる。


しかし、絶対に忘れてはいけないことは、電通やワタミは、長時間労働を減らそうとし始めたのは、社員が自殺して、しかもそれを労災認定されて、やっと始めたってこと。


企業体制を変えるのに、1人の人間の命を奪ったことは、あまりにも大き過ぎるし、こういうことは電通やワタミだけではないだろうが、電通やワタミは絶対に許されるべきではない。
だって殺人と一緒だから。


だから、僕は電通やワタミへの偏見や嫌悪感をなくすつもりはないし、一生涯そういうレッテルを貼られても仕方ないと思う。


とりあえず、電通のような悲劇が、今後少しでも減る事を願う。
過労死大国、日本が、いつか過去の事として子供に語れる時代を夢見て、また明日を生き抜きましょう。