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こもものブログ

10歳で虹の橋へ旅立ったチワワ モモの記録

それまでの日常

くるみとこむぎの日常も少しずつ

2024年。

今年は、どんな一年になるんだろう…


元日から大きな地震で始まり、2日は飛行機事故。


私が住む地方も揺れるほどの大きな地震。

その時私は、わんこたちを庭に出して遊ばせていた。


隣の家のご主人と、新年の挨拶をして部屋に入りTVを観ると…

「大津波警報」

そして、TVからは何度も緊急地震速報の音が流れていた。


こむぎは気にしていない様子。

でも、くるみは速報の音に怯えて部屋の中をウロウロ。


抱っこしてあげても、あの音が鳴るとソワソワ。

可哀想なので、TVの音を消して画面だけ観ていた。


元日から大変な事になっている現実と、恐怖感。

東日本大震災の時を思い出す。


神奈川に住んでいたあの時も、何度も襲ってくる地震に怯えて過ごした。

連日、何度も停電した。


震源地に近い場所に住んで、被災した方たちの事を考えると胸が苦しくなる。


それでなくても寒い地域。

家が倒壊して、避難所で過ごすにも窓ガラスが割れて冷たい風が吹き込む。


どうかこれ以上、被災地の方たちを苦しめないで欲しいと願った。


そして2日に起きた飛行機事故。


TVを観ていたら羽田空港で火災…と。

飛行機の燃料が流れて火がついたのかな…と軽い気持ちで観ていたら、旅客機と海上保安庁の飛行機事故だと知った。


私はその瞬間、この飛行機にペットたちが搭乗していない事を願った。

乗客乗員、全て脱出したと聞いてほっとした。


ニュースでは、その事だけを伝えていた。

その後、携帯を見ていたら日本航空から「ペットの預かりが2件ありました。残念ながら救出出来ませんでした」と。


見た瞬間、心臓がバクバクした。胸が苦しくなった。

悲しい思いでいっぱいになり、涙が止まらなかった。


薄暗い貨物室で大きな衝突音と衝撃。

そして迫ってくる炎。

その時のペットちゃんたちの恐怖を思うと悲しいとか、そんな感情では済まされなかった。


そして、被害に遭ったペットちゃんたちの、ご家族の気持ちを考えると言葉が出ない。

泣きながらペットちゃんの名前を叫ぶ飼い主さんの事がネットに書かれていた。


芸能界の方たちも、動物の飛行機搭乗についていろいろと議論されている。


世の中、全ての人がわかり合うのは難しいのは理解する。

いろんな考えの方がいるのだから。


この件をきっかけに何か変わる事を願っても難しいのかも知れない。

でも、個人や飼い主さんの考え方で何か変わってくるのかも知れない。

被害に遭ったペットちゃんたちの死を無駄にしたくない。


私の個人的な考え。

私たち家族は、ペットをお迎えする時に、ある程度の犠牲は覚悟することにした。


この子をお迎えしたら、長ければ15年以上、海外旅行も難しい。

国内旅行でも、ワンコ同室のホテルを探す。

移動も車で行ける範囲。

車の移動も安全とは限らない。

飛行機も車も絶対に安全ではない。


SNSで知り合ったお友達に「ペットホテルも利用しないの?ペット依存症じゃない?」と言われた事がある。

そう言われても仕方ないのかも知れない。

私たち家族にとって、大切な子供と同じ存在のワンコたち。

ペットホテルに預けた事も一度も無い。

「ワンコが病気した時どうするの?家族と離れられないなら入院も出来ないよ?」と言われたけれど、くるみもこむぎも手術も入院も頑張った。


ペットホテルに預ける事に関しても、私は全く異議は無い。

友達のワンコは、ペットホテルに泊まるとお友達と遊べて喜んでいるらしい。


その家庭、飼い主によってそれぞれ考えがある。


娘が航空会社に勤務していて、ペットの搭乗について詳しく聞いた事があり、私の考えとしてはうちのワンコたちは飛行機には乗せない、と決めた。


くるみ(山口県)もこむぎ(宮崎県)も子犬の時は飛行機で来たんだなぁ…と思いながら。


私の住む家からは、羽田空港から飛び立つ飛行機や、着陸する飛行機がよく見える。


私はもう何年も飛行機に乗っていない。

でも、飛行機は大好き。

飛行機の離着陸を見るためだけに空港に行く事もある。

今朝も洗濯物を干しながら、飛び立つ飛行機を眺めて笑顔になった。


どうか動物たちが平穏に過ごせますように。