昼間のぽかぽか陽気が嬉しいこのごろです。
春はすぐそこですね![]()
先月ついに電子書籍デビューし、少しずつ気になっていた本を読み始めています。
毎日時間があれば夜はNと話して眠りにつくので、もともと一日のうちで読書が入りこむ余地がほぼありませんでした。
でも、リーダー端末を持ち始めて、読みたい本が手元にあるとなると、少しでも時間があれば本を読もうとするようになりました。
どうしても読書時間がこま切れになってしまうので、話が複雑だったり考えながら読まなきゃいけなかったりする読み物にはまだ手を出せていませんが…(話が覚えてられない
)
でも、単純に、少しでも読書するようになったのは嬉しい変化です。
私が読んだ初めての電子書籍はこれでした。
マイケル・ブース『限りなく完璧に近い人々』
英国人ジャーナリストによる北欧の社会、文化論。
世界一幸福とされる北欧の秘密を、デンマーク、アイスランド、ノルウェー、フィンランド、スウェーデンの5か国の各地に赴き、現地の人々に交じって文化を体験し、専門家に話を聞き、具体的な数値もあげながら、考察を展開しています。
さまざまなランキングにおいて上位を占める優等生であり、長いこと世界が褒めたたえる「北欧」のあんなことやこんなこと、プラスもマイナスも関係なく語っています。
ちょっと堅いテーマにも感じられてしまうかもしれませんが、皮肉やユーモアも満載の語り口で読みやすいです。
デンマーク人を配偶者に持ち、現在デンマーク在住の著者。
だからってこともあるでしょうが、皮肉もマイナス面の提示も、愛がある気がします。
この本を読んで、これまで個人的に北欧に縁があっても、知らないことばっかりだったとわかりました。
一般的には「北欧」「スカンジナビア」とひとくくりにされがちなこれらの国々ですが、それぞれに違う歴史を重ねて、お互いに対する遺恨があったり誇りがあったりして、ちゃんと個性があるんだなあと思いました。
デンマークにしか行ったことがないので、やはり視野が狭かったなーとハッとさせられました。
どんな考察も絶対的に客観的なものではありえないし、そういうつもりで読んだけど、それでも北欧人ではない立場からのお話であることに、すごく信頼がおける感じがします。
部外者である著者が、参与観察やインタビューなどを通じて当事者が見えていないことをこうしてズバッと明るみに出しているってことも、小気味いいです。
また将来、北欧とのかかわりかたが変わってきてから改めて読み直したら、感想も変わってくると思います。
在住の人が読んだらきっと受け止め方も違うのでしょう。
どんな形であれ北欧にかかわりを持つ人たちに、おすすめの一冊です。
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デンマーク人が北欧におけるラテン系だとか。
「北欧」をのっぺりとした地域としてとらえていると、思いもしません。
悪口とか書いてあるわけじゃないけど、なんとなくNにはこの本の話、しづらい。笑
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