「光陰矢のごとし」というが、ほんとうにアッと言う間に月日は過ぎていく。


この限られた時間内で、この世に縁あって生かされている自分の命を、どう生かしたらいいのか。


「世の中は、人、物、金の使い方」という。これに、天の時というのを加えればよいだろう。


じっとチャンスを待って、ひとたび時がくれば、才能と持ち味を大いに生かす。


そして、周囲にいる人と物と金を上手に生かして使うとき、御釈迦様も弘法大師も、


運命の女神さえ、微笑みかけてくれるだろう。