ノーリードについて書いたら、
その日の静岡新聞夕刊に、ドイツの犬事情が載っていた。
ライターはドイツ・ハンブルグ在住の日本人。
週1回のミニコラムは、結構楽しみにしている。
ドイツ人は、ヨーロッパでも有名な犬の散歩好きだとの事。
そこで見られる散歩風景は、日本とは大違いのようだ。
買い物について行き、スーパーの入り口で静かに座って待っている。
道でも公園でもリードを外して自由に歩く。
向こうから人や犬が来た時は、飼主のコマンド(命令)で、直ぐに飼主の元に戻ってくる。
歩道から車道に絶対降りてはいけない。
横断歩道では必ずお座りをして、左右を確認し、
車が来ない事を確認してから、人のコマンドで渡る。
リードを外して自由に動いていても、飼主の一声で即座に戻る。
つまり、しつけが行き届いている訳だ。
しつけは、一朝一夕にはいかない。
飼主の責任の元、時間を掛けて、根気よくやらなければならない。
それは犬の為にもなり、飼主の為にもなる。
社会生活をする上で、犬を飼うと決めた人の責任でもある。
何故ドイツ人に出来て、日本人に出来ないのか?
犬はペットではなく家族だと言われて久しい。
だったら、家族が社会に出て恥ずかしくないように教育するのも、
親としての責任でしょ。