皆様こんにちは。コミ瑠璃カです。


今回いただいたお題

【この世界では“嘘”をつくたびに髪が伸びる。少女は腰まで届く髪を持ち、決して喋らない。】

について思いついたことをのらりくらり書いていこうと思います。設定を考えるための前書きです

読まなくても大丈夫。読みにくいと思うし


・人との会話が減る。髪が伸びると嘘だとバレるので何かしらトラブルが生まれていた。頻繁に起こることに嫌気がさし、人との関わり自体を避けるようになった。この設定がすぐに思いついたのですが、時雨沢恵一さんの作品『キノの旅』にある「人の痛みが分かる国」と同じになってしまうなと。この設定でいくにしてもちょっと変化をつけたいところですね


・1回の嘘でどれくらい髪が伸びるのか?これは結構難しく、かつ大事なポイントだと思っています。猫を指さして「あれは犬だ」と言ったとして、ブワッと一気に伸びるのか、わずかに伸びるのか…ということですね。これは1つ前に書いた「人とのトラブルを避けるため関わりが減る」レベルであるとしたら都度わかりやすく伸びないとそうならないですよね…。日々少しずつ伸びていき「お前髪伸びてきたな。嘘ついてるんだろう」となっても、どれが嘘だったの…?となって人を避けるほどのトラブルにはならなさそう…と思いました。うーん、難しい。イメージとしては少しずつ伸びる、が近いんですが。


・嘘をつくと髪が一気にブワッと伸びる場合

単純に生活が大変そう。あっという間にラプンツェル。トラブルを避けるため人との関わりを避けている、という設定にするならばブワッと伸びないと成り立たなそうですね。髪が伸びた(=嘘をついた)ことが明確にわからないとトラブルになりません。


・嘘をつく度にわずかに髪が伸びる

気がついたら長くなっている、程度であれば問題なく人と関わって生活ができそうですよね。髪を切る頻度が少し多い、くらいでしょうか。うーん、せっかく嘘をつくと髪が伸びるっていう設定があまり生かせなさそうですが…。


・嘘の程度によって伸びる長さが変わる

とんだご都合主義だ!!!!って感じがするので印象はあまりよくないですね。ですが必要な設定かなぁ。

どこかの機関が研究を続けているが解明はされていないと言い張るしかないですね(笑)短編小説なんでそんな感じでもいいのかもしれません。掘り下げるとキリがなさそうです。都合よく髪がのびたり伸びなかったりしそうです。納得いかなくてもつっこまないでください。解明されてないのでしょうがないのです。


・嘘をつくと一時的に髪が伸びる(一定時間後にもとの長さに戻る)

これはだいぶ現実的ではないなと感じます。

元に戻るのはちょっと怖いしファンタジー感強めですね…。この設定でいくのならば「キノピオ」のように、神々や精霊などが呪い・魔法をかけた、などの類になってきそうです。

元に戻る、ではなく嘘をついて伸びた分はぷっつりと切れ落ちる、とかでもいいかもですね


・「嘘をつくと髪が伸びる」と気づいたきっかけ

ちまちま伸びているだけだと、嘘をつくことによって髪が伸びる、ということにそもそも結びつかないのでは、と思いました。突然変異のように、子供が嘘をついたら髪がブワッとのびた…のような症例があって初めて嘘と髪の関連が疑われ始める…のだと思います。

”始まり”を意識してしまうとやはりブワッと伸びるが自然なんですかねぇ


・「嘘」の判断

単純に猫を指さして「あれは犬だ」と言う→髪は伸びる。

猫を見たことがない人間が「変わった犬を見つけたよ」という→髪は伸びない

足が三本の人間を見た→実際に見ていない、話のネタに適当なことを言ったのならば髪は伸びる。しかし、杖をついた老人を遠目にみて三本足の人間に見えた、などであれば本人は嘘をついていないので伸びなさそうです。ジブリのトトロ、メイちゃんの「ほんとだもん!ほんとにトトロいたんだもん!うそじゃないもん!」のイメージです。真偽は定かではなくとも本人が見たのなら嘘じゃないって感じですかね。

曖昧な返答→リボンの髪飾りを可愛いと思っている人と可愛くないと思っている人の会話があるとして、「これ可愛いでしょー!」というのに対し「いいんじゃない。似合ってるね」などと返す。だいぶグレーゾーンですね。髪はどう判断するのでしょうか!!!

(ちなみに私は伸びないと思います)(伸びても変ではないかも)

ツンデレ→「あんたのことなんか全然好きじゃないんだからねッッ!!!」髪がブワッと伸びて、周りはニマニマする。そんな風景が浮かびます。ラブコメ少女漫画なら良さそうです。四コマのイメージ。今回の作品には残念ながら登場しません


・人々の生活への影響

ブワッと伸びる場合。最初に思いついた通り、髪が伸びることによって嘘をついたことが分かるわけですから、お互いに疑心暗鬼になるだろうと思います。人と関わらない生活をしているのか、あまり会話のない世界なのか、それとも正直者しかいない世界になるのか…

少しずつ伸びる場合。そもそも嘘をつくことによって髪が伸びるということに気づかない可能性がありそうです。うーん、いい感じの設定にできるでしょうか。


・美容室が多くなる。人と会話をすればふとしたときき髪が伸びるので、髪を切る機会が多くなるだろうと想像しました。


・正直者で人と話すことを怖がらない、髪は伸ばし放題、な人物がいるかも。もしくは髪がいっさい伸びない。髪が伸びても気にしない。こんな人物像をヒロインにしたら魅力的かなと。お題では無口な少女なんですが、変えるかもしれません。

とまぁ、こんな感じでしょうか。どの設定が採用されていくのか…

自分なりに試行錯誤しながら仕上げていこうと思いますのであまり期待せずお待ちください。

ぜひ皆さんも想像を膨らませてみてくださいね