1934年(昭和9年) 広島市南区の古民家は爆心地から約3kmに位置する宮大工さんの伝統工法による真壁造りの日本建築です。 1973年(昭和48年) に一部増改築をしておりますが、この伝統工法の建物を後世に残そうと思いDIYリフォームを始める事にしました。
築86年古民家の表玄関です。障子を開けると二畳の板間です。白漆喰壁に左右の長押しには上着が掛けられるような造りですね。そして、玄関には赤色の丸グローブ・ブラケットがなんとも言えない穏やかな夜を演出してくれます。高さ:29cm材質:乳白ガラス・真鍮玄関に入ると左側の柱にトグルスイッチが昭和レトロを感じます。正面の大きなすりガラス戸の中央には家紋入り透明ガラスという迫力ある見事な造りです。中はどんな風になっているのか?ワクワクしてきますね。
築86年古民家の表玄関です。格子戸を開けると沓脱ぎ石や一枚板の式台、上がり框が設置され、障子、無良戸などが設けられています。
古民家再生No5の写真貼付漏れです。見にくてすみません。💦
築86年古民家の表玄関です。まるで社寺の鳥居のような車寄せ?という。庇造りというようです。そして、虹梁、木鼻に笈型と宮大工さんの見事な造りです。いい仕事してますねー。それから玄関は子持ち切り落し格子戸です。格子は一本ごと繰り抜いた造りで、クオリティーの高さを感じます。この表玄関の虹梁は「長勝寺」の書院の間にある虹梁と同じ様な造りでした。ビックリ‼️住所:青森県弘前市大字西茂森※古民家解體新書II参照※和の建築図案集参照
此処は一階南側座敷床の間に配置する広縁です。床の間の雪見障子から築山が眺めて心も落ち着きます。右手には築山の中庭が有り錦鯉を飼っていました。左手前の入り口から表玄関に向かいます。壁はもちろん漆喰壁に塗り替えました。柱には大正時代製造品のブラケット照明器具を取り付けました。座敷に入るワクワク感がたまりません!次回は表玄関を予定しています。
二階の座敷に配置された広縁です。二間続きの障子八枚は、昭和48年にガラス戸四枚と壁に改築された部分を元に戻しました。漆喰壁を上塗りし、広縁に真鍮で作られた竹を表現した電笠です。(縦16.5cm)そして、階段下り口に配置したスイッチをご覧ください。二階から池のある中庭が眺めていると昔を思い出します。
二階和室の床の間の壁は水色の漆喰壁に塗り替えました。いい感じですね!白乳ガラスの電笠で竹を表現した灯りが昭和初期を連想させます。
築86年の古民家です。漆喰壁に衣裳箪笥、文机とほおずき型白乳ガラスの電笠です。部屋の片隅には蒔絵の丸火鉢が置いてある心和む和室に昭和初期を思い出します。