2時間ほどかけて紹介された大学病院に到着。
大学病院だから待つかな‥とドキドキしていると
診察室から1人の先生が
「○○さん?遠いところからお疲れ様です。
連絡もらった○○です。
(以降先生の名前、N先生とよびます)
いますぐエコーしましょう」
と出てきてくれて
そのままエコーをすることになりました。
「急になって驚いたよね、お母さんも
苦しかったでしょう。
このお腹の大きさは臨月の大きさだよ。
ここに来ればもう処置は任せてもらって大丈夫だから
あとは赤ちゃんを信じよう。」
とN先生が言ってくれて少し緊張がほぐれました。
その日からそのまま入院に。
N先生「赤ちゃんたち
かなり苦しい状態になってきてるから
明日の午前中手術予定の人を午後にずらして
最優先で手術をします。
でも下肢静脈血栓症があるから
全身麻酔ならいけるかな‥
これからいろいろ検査にまわってもらって
最後麻酔科の先生と話そう。」
朝のヘパリン注射とアスピリンは
元々通っていた産科の主治医に
手術になると血が止まらなくなって
ママが危険だからやめよう
とのことでやめていたので
そのまま一旦やめようということになりました。
入院したところはMFICU(母子集中治療室)
すぐに張り止めの点滴マグセントと
水分補給の点滴(名前忘れました)がつけられました。
このときのマグセントはまだ余裕。
その後N先生が来て
診察室で双胎間輸血症候群の話をしよう
とのことで夫も一緒に診察室にいきました。
以降、N先生の言葉です。
(説明を受けた紙は載せられないですが
双胎間輸血症候群のことで不安な方のために
説明の言葉も一緒にのせます。)
「いま赤ちゃんたちは双胎間輸血症候群
というものになっています。
初期にも軽く説明があったかもしれないけど
手術のことも詳しく説明するね。
双胎間輸血症候群は
双子の赤ちゃんになんらかの血流の問題が起きて
羊水の差ができてしまいます。
供血児は羊水が少なく、貧血、発育不全、低血圧などがでてきて
受血児は多血、高血圧、胎児水腫、心不全
などの問題がでてくる可能性があります。
(説明の紙を見せながら)
ステージは1~5まであり5は子宮内胎児死亡
○○さんの赤ちゃんたちは膀胱は見えるけど
羊水差がかなり大きく、
供血児、受血児どちらもさっき話した問題がでてきているので
1個手前のステージ4。
厳しいけど、いつ亡くなってもおかしくない状況です。
だいたいは供血児が亡くなってしまうケースが多いです。
ただ○○さんの場合かなり珍しいケースで
普通は受血児が大きく、供血児が小さくて
双胎間輸血症候群を疑ったりするけど
それがなくどちらも同じくらいで育ってる。
理由はわからないけれど、とてもいいことです。」
N先生から説明を受けている間に
泣かない、しっかり聞かなきゃと思っているのに
涙が溢れて止まらなくて
夫が背中をさすってくれていました。
その後は手術の話を受けました。
普通は下半身麻酔でやるけれど
下肢静脈血栓症があるから全身麻酔での
手術になる。
赤ちゃん頑張っているから、信じて頑張ろう
という感じでした。
ナースステーションの前で夫とはお別れ。
不安でどうしようもなかったので
ほんとは夫と一緒にいたかった。
とにかく手術。
手術成功してくれ、
赤ちゃんたち頑張って生きて、
生きててくれればいいから、
2人が助かりますように、
3人で退院して元気におうちに帰るんだ、
パパに皆頑張ったねってお腹撫でてもらおう、
お願いします、お願いします
ずっと小さな声で唱えながら
明日に備えて寝ることにしました。