【週刊】発掘!お色気ワンダーランド 第6号

~官能小説の「完璧すぎるイケメン」、実在したら社会問題!? 高スペックヒーローの生態系への(悪?)影響をKUEが徹底シミュレーション!~

理想の恋人像を日々アップデートし続ける(そして現実に打ちのめされる)日本の皆様、お待たせいたしました! あなたの脳内お花畑に、時々鋭いツッコミと一抹の真実(?)を投げかける、「【週刊】発掘!お色気ワンダーランド」! 今週も、我らが「官能小説の未知のエロを求める調査隊(略してKUE)」が、乙女の永遠の夢であり、時に現実逃避の象徴でもある、あの存在に迫ります!

今回の禁断の(そして壮大すぎる)調査テーマは、官能小説に必ず一人は登場する(当社調べ)、「完璧すぎるイケメン」です! 眉目秀麗、頭脳明晰、スポーツ万能、巨万の富、そしてもちろん絶倫(!)。こんな超ハイスペックヒーローがもし、この現実に降臨したら…? 社会はどうなる?経済は?そして、我々のちっぽけな日常は!? KUEが、その恐るべき(かもしれない)影響を、壮大な(という名の妄想)シミュレーションでお届けします!


◆ 今週の調査報告:パーフェクトヒーロー狂想曲! 理想が現実を侵食する時… ◆

「いるわよねー、そういうの! 顔面国宝級で、年収は天文学的、おまけに夜は野獣…って、もうそれ、ファンタジー超えて神話の生き物よ!」 会議室の大型モニターに映し出された「完璧イケメン生態分布図(想像)」を眺めながら、腕を組んで唸るのは、KUEの夢見るリアリスト(矛盾)、アキラさん(38歳・理想の男性像は日替わりだが、現実はいつも厳しい)

「もし本当にそんな人がいたら、まず一般男性のメンタルが持たないでしょ。『俺、何のために生きてるんだろ…』って、そこら中で自己肯定感ダダ下がりですよ。少子化対策どころか、人類総引きこもり時代突入よ!」(アキラさん、なぜかドヤ顔)

これに対し、KUEのチーフアナリスト(自称)、サエさん(42歳・最近、AIで理想のイケメン画像を生成しては悦に入っている) は、プロジェクターで次々と複雑なグラフを投影しながら、冷静に分析結果を述べ始めます。 「えー、当調査隊が開発した『超次元イケメン・インパクト・シミュレーターver.3.1(通称:イケメンショック)』によりますと、完璧イケメンの出現により、初期段階では幸福度の急上昇が見られますが、約3ヶ月後には『イケメン格差』による社会不安が指数関数的に増大。最終的には、美の基準が極端に偏り、美容整形産業の一時的バブルとその後の崩壊、さらには『じゃない方の男性』による反乱軍が結成される可能性が、87.3%の確率で予測されました!」 「サエさん、それ、もうディストピアSF映画の脚本じゃないですか…?」というハルちゃんの戦慄の声は、シミュレーターの稼働音にかき消された。

「でもでもぉ! 完璧な人が一人でもいたら、世の中、キラキラ輝きません!? 私、その人に一目会えるなら、何でもしますっ!」 瞳をウルウルさせながら、胸の前で手を組むのは、KUEのピュア(すぎる)ハート担当、ハルちゃん(23歳・『推しは推せるときに推せ』がモットーだが、現実の推しはまだ見つからない)。 「その人が歩くだけで、周りにお花が咲いて、小鳥が歌って…きゃー! 想像しただけで幸せです! 社会問題とか、そういう難しいことは、他の誰かが何とかしてくれますよ、きっと!」 ハルちゃん、脳内お花畑が満開状態。これぞKUEの清涼剤(時々劇薬)。

そして、この現実と非現実が交錯する危険なシミュレーションを、静かに見守っていたKUEの賢者、シズカさん(55歳・光源氏も現代にいれば、SNS炎上必至と考えている) が、そっとお茶を差し出しながら口を開きます。 「皆様、いつの時代も、人は完璧な理想像を求めるものでございますわね。古の神話に登場する英雄たちも、民の願いや憧れが形となったもの。ただ、あまりに眩しすぎる光は、時に濃い影をも作り出すことを、忘れてはなりませぬ。完璧な人間など存在しないからこそ、人は支え合い、未熟さを愛おしむことができる…そうは思いませんこと? もっとも、目の前に完璧な殿方が現れたら、わたくしも少々心が揺らぐやもしれませんが…おほほ。」 シズカさんの言葉は、いつもながらに深遠で、隊員たちの暴走しがちな思考に、そっとブレーキをかけるのであった。


◆ 隊員たちの生(々しい?)感想 ◆

アキラ隊長(理想と現実の板挟み) 「ま、完璧なイケメンなんて、しょせん二次元の夢物語よ! …って言いつつ、宝くじが当たったら、まず執事として雇いたいわよねぇ、そういう人。で、毎日『おはようございます、お嬢様』って言われたい。…あ、いかん、妄想が止まらん!」

サエさん(シミュレーションは続くよどこまでも) 「次回のシミュレーションでは、『完璧すぎるイケメン』に匹敵する『完璧すぎる美女』が出現した場合の社会的相互作用、及びそれに伴う『美の最終戦争(ビューティーハルマゲドン)』の勃発確率について検証する予定です。(※編集部注:誰かサエさんのPCからシミュレーションソフトをアンインストールしてください!)」

ハルちゃん(夢見る権利は誰にも止められない!) 「もし完璧な人がいても、きっとその人にも悩みとかあるんですよ! 私が相談に乗ってあげたいなーなんて。それで、『君がいてくれてよかった』なんて言われたら…きゃー!やっぱり夢は諦めちゃダメですよね!」

シズカさん(足るを知る者は富む、でしたっけ?) 「『月に叢雲(むらくも)、花に風』と申しますように、完璧でないからこその美しさ、儚(はかな)さというものもございます。皆様も、身近な方の小さな長所を見つけて、それを愛でる心をお持ちになるのが、一番の幸せかもしれませんわね。(…と言いつつ、先日購入した若手俳優の写真集をそっと愛でているのは秘密ですわ)」


◆ 編集部より(求む!ほどほどのイケメン!) ◆

…というわけで、今週のKUEは、「完璧すぎるイケメン」がもたらすかもしれない、甘くも恐ろしい未来をシミュレーションしてみました。 皆様の周りの大切な人は、決して完璧ではないかもしれませんが、それこそが愛おしい個性のはず! …と、たまには良いことを言ってみる編集部でした。


次号予告! 「官能小説の『都合の良すぎる展開』、ご都合主義にも程がある!?~KUEが物語のパッチワークを検証!『作者の神の手』はどこまで許されるのか!?~」 あなたの愛読書も、実はツッコミどころ満載かも!? 次回もサービス、サービスゥ!

【週刊】発掘!お色気ワンダーランド 第5号

~官能小説の「運命の出会い」は確率論的にアリ!? 赤い糸は量子もつれ? KUEがロマンスの奇跡を(無理やり)科学する!~

恋に悩める(そしてKUEの珍説に期待する)全国の老若男女の皆様、お待たせしました! 毎週、官能文学の「なぜ?」を(斜め上の角度から)解き明かす、「【週刊】発掘!お色気ワンダーランド」! 今週も、我らが「官能小説の未知のエロを求める調査隊(略してKUE)」が、甘く切ないロマンスの謎に、メスならぬ電卓とフラスコ(のイメージ)で迫ります!

今回の壮大なる調査テーマは、官能小説における胸キュン必至の王道展開…そう、「運命の出会い」です! 曲がり角でドン! 雨宿りの軒下でバッタリ! 千万人の中から一目でビビビ! これらの奇跡的な出会いは、果たして現実世界で起こりうるのか!? KUEが、赤い糸の正体を(勝手に)量子力学で解明し、ロマンスの発生確率を(無謀にも)算定します!


◆ 今週の調査報告:赤い糸は計算可能!? 奇跡とロマンの量子論 ◆

「運命の出会いねぇ…あったらいいけど、大体ぶつかるのって、急いでる時のおじさんとかよねぇ…」 会議室の窓から夕焼けを眺め、黄昏ながら語るのは、KUEの現実主義(ときどき夢見がち)担当、アキラさん(38歳・過去に『運命の人かも!』と思った相手が、ただの集金人だった経験あり)

「小説だと、イケメンと美少女が角でぶつかったら、なぜか書類が舞い上がってスローモーションになって、恋が始まるじゃないですか。私の場合、スマホ落として画面バキバキ、相手は『チッ』って舌打ちですよ。この差は何なんですかね? やっぱ顔面偏差値と背景BGMの有無ですかね!?」(アキラさん、若干やさぐれ気味)

これに対し、KUEのサイエンス(?)部門主任、サエさん(42歳・最近、恋愛シミュレーションゲームで統計学を応用し始めた) は、複雑怪奇な数式がびっしり書かれたホワイトボードを背に、自信満々に語り始めます。 「えー、当調査隊の最新の研究によりますと、『運命の出会い』の発生確率は、考慮すべきパラメータが膨大すぎるため、ほぼゼロに近いが、小説内においては作者のさじ加減という名の『観測者効果』により100%に収束するという、非常に画期的な結論に達しました! さらに、『赤い糸』の正体は、二人の人間の固有振動数が共鳴し合う『ロマンティック量子もつれ』である可能性が微粒子レベルで存在します!」 「サエさん、それ、もう何でもアリのSFになってませんか…?」というハルちゃんの的確すぎる指摘は、サエさんの学術的興奮の前では無力だった。

「でもでも! 私、信じます! 運命の出会いって、絶対あると思うんです!」 目を潤ませながら訴えるのは、KUEのロマンス至上主義代表、ハルちゃん(23歳・毎朝の通勤電車で『今日のこそ運命の人かも!』とワンチャン狙っている)。 「だって、ドラマみたいに、落としたハンカチを拾ってくれた人が、実は大企業の御曹司で…とか、雨の日に相合傘した人が、生き別れのお兄様(異母兄弟)だったりとか…きゃー! 素敵すぎます! 科学とか確率とか、そういうの、今は聞きたくないですぅー!」 ハルちゃん、一人で盛り上がり、幸せそうなため息をついている。もはやKUEの風物詩だ。

そして、この科学とロマンが入り乱れるカオスな議論を、優雅に傍観していたKUEの精神的支柱、シズカさん(55歳・和歌に詠まれる男女の縁(えにし)こそ、究極の運命論だと信じている) が、静かに口を開きます。 「皆様、人の縁(えにし)というものは、誠に不思議なものでございますわね。科学で解き明かそうとする試みも興味深うございますが、時には、ただその流れに身を任せ、見えざる糸に導かれることの妙を楽しむのも、また一興かと存じます。『逢うは別れの始め』と申しますが、その一期一会のきらめきこそが、人生を彩るのではございませんか? …あら、またしてもわたくしのお説教が始まってしまいましたかしら。お茶でも淹れましょうね、おほほ。」 シズカさんの言葉に、荒ぶっていた(?)隊員たちの心にも、一服の清涼剤がもたらされたようだ。


◆ 隊員たちの生(々しい?)感想 ◆

アキラ隊長(もう一周回って運命論者になりそう) 「量子もつれだかなんだか知らんけどさー、結局は『出会ったもん勝ち』ってことよね! ビビッときたら、とりあえず連絡先交換しとけ、みたいな? ま、私にはもう、そういうトキメキとは無縁な気がするけど…って、誰か私に運命の出会いをプリーズ!」

サエさん(『恋愛確率変動論』執筆開始) 「今回の調査で、『出会い頭の衝突角度と恋に落ちる確率の相関性』や『吊り橋効果の最適化』など、新たな研究テーマが山積しております。これらを統合し、究極の『恋愛成就アルゴリズム』を構築することが、私の次なる目標です。(※編集部注:サエさんの研究はあらぬ方向へ加速しています)」

ハルちゃん(赤い糸、見えるようになりたい) 「やっぱり運命ってあるんですよ! 私もいつか、白馬に乗った王子様が…ううん、今はエコの時代だから、電動キックボードに乗った素敵な人が現れるって信じてます! その日のために、自分磨き頑張らなくっちゃ! サエさんのアルゴリズムも、ちょっとだけ気になります!」

シズカさん(運命は、自らたぐり寄せるもの?) 「『袖振り合うも多生の縁』と申します。些細な出会いも、もしかしたら大きな運命の始まりかもしれませんわね。大切なのは、その縁に気づき、育む心持ちではないでしょうか。…もっとも、わたくしは、良縁よりも美味しいお茶菓子との出会いを大切にしておりますけれど。(雅な微笑み)」


◆ 編集部より(ロマンスの神様、KUEにもご加護を…) ◆

…というわけで、今週のKUEは、「運命の出会い」という永遠のテーマに、科学という名のスパイス(主にカオス成分多め)を加えてお届けいたしました。 皆様の「運命の出会い」は、どんな形でしたか? KUEの研究結果はさておき、素敵な出会いが皆様に訪れますように!


次号予告! 「官能小説の『完璧すぎるイケメン』、実在したら社会問題!?~高スペックヒーローの生態系への(悪?)影響をKUEが徹底シミュレーション!~」 夢の王子様が、もし本当に隣にいたら…? 禁断の思考実験、開幕!

【週刊】発掘!お色気ワンダーランド 第4号

~官能小説の謎アイテム!「媚薬」って本当に存在するの!? 古今東西の文献渉猟で驚愕の成分(?)と副作用が判明!~

日本全国津々浦々、KUEの動向を固唾を飲んで(いろんな意味で)見守る読者の皆様、お待たせいたしました! あなたの日常に、ほんのちょっぴりの非日常と多大なる「!?」をお届けする「【週刊】発掘!お色気ワンダーランド」。 今週も、我らが「官能小説の未知のエロを求める調査隊(略してKUE)」が、禁断の(かもしれない)テーマに果敢に挑みます!

今回の調査対象は、官能小説界における永遠のロマン、そして時としてトラブルメーカー…そう、「媚薬(びやく)」です! 一滴垂らせば相手はメロメロ? 古代の秘法から、未来の怪しげな薬品まで、その存在は常に読者の想像力を(あらぬ方向へ)かき立ててきました。 しかし、その実態や如何に!? KUEが古今東西の文献(とネットの海)を渉猟し、驚きの成分(?)とトンデモ副作用の謎に迫ります!


◆ 今週の調査報告:媚薬狂騒曲!効きすぎ注意、でも本当にあるの? ◆

「媚薬ねぇ…ロマンはあるけど、絶対ろくなことにならなそうよねぇ…」 会議室のソファに深くもたれかかり、遠い目で語るのは、KUEのトラブル誘致隊長、アキラさん(38歳・若い頃、うっかり精力剤を媚薬と間違えた苦い過去を持つらしい)

「官能小説だと、飲んだ瞬間から『体が火照って…♡』みたいな即効性がお約束ですけど、実際問題、そんな都合のいい薬があるなら、ノーベル賞どころか世界征服も夢じゃないですよ! …ま、あったらあったで、悪用されて大変なことになりそうですけどね!」(アキラさん、なぜかニヤリ)

これに対し、KUEの知恵袋(自称)、サエさん(42歳・最近、薬草学の本を読み漁っては怪しげな液体を調合しているとの噂) は、羊皮紙(風の和紙)に書かれた古文書(風のメモ)を広げ… 「えー、当調査隊が極秘裏に解読した『ネクロノミコン媚薬の章(嘘)』によりますと、古代メソポタミア文明では『満月の夜に採取したマンドラゴラの根と、一角獣の涙を混ぜたもの』が珍重されたとか…。副作用は『一時的にヤギになる』だそうです。」 「サエさん、それ、どこのTRPGの設定ですか…?」というハルちゃんの冷静なツッコミは、今回も華麗にスルーされた。

「でもでも! 小説みたいに、飲んだらすぐに好きになっちゃうお薬があったら、ちょっとだけ…試してみたいかも…♡」 目をキラキラさせるのは、恋に恋する乙女(?)、ハルちゃん(23歳・媚薬よりもまず会話術を磨くべきとの声も)。 「好きな人にこっそり飲ませて…きゃー!ダメダメ! そんなの犯罪です! でも、もし両思いだったら、もっとラブラブになれるのかなぁ…なんて。えへへ。」 ハルちゃん、一人で妄想を爆発させ、顔を赤らめてうつむいてしまった。いつもの光景である。

そして、この怪しげな媚薬談義に、歴史的(?)な視点から切り込んだのは、KUEの生き字引、シズカさん(55歳・源氏物語に登場する薫物(たきもの)にも媚薬効果があったと睨んでいる)。 「皆様、媚薬というものは、薬効そのものよりも、『それを与える』という行為や『期待感』が、心理的な効果を増幅させるのでございましょうね。古来より、為政者や傾国の美女たちが用いたとされる媚薬の伝説は数多ございますが、その多くは権力闘争や恋愛成就の願望が生み出した『物語』とも言えましょう。…もっとも、中には本当に珍妙な材料が使われていた記録もございますが。例えば、『恋敵の生霊を乾燥させた粉末』などと…おっと、これは少々刺激が強すぎましたかしら、おほほ。」 シズカさんの含蓄のある(そして少し怖い)言葉に、一同はゴクリと唾を飲んだ。


◆ 隊員たちの生(々しい?)感想 ◆

アキラ隊長(試すなら自己責任で!) 「ま、結局のところ、媚薬に頼るより、己の魅力とテクニックを磨くのが一番ってことよね! …なーんて優等生なこと言ってみたりして。でも、もし本当に『飲むだけで相手が自分を好きになる薬』があったら、一回くらいは…ねぇ?(悪戯っぽい笑み)」

サエさん(副作用リスト作成中) 「媚薬の成分分析は困難を極めますが、副作用に関しては興味深い報告が多数あります。『一時的に語尾がニャンになる』『目からビームが出る(微弱)』『特定の色を見ると踊りだす』など。これらをデータベース化し、危険度別に分類すれば、今後の官能小説執筆の際の参考になるかもしれません。(※編集部注:誰か本当にサエさんを止めてあげてください!)」

ハルちゃん(夢見る乙女回路フル稼働) 「副作用でヤギになっちゃうのは困るけど…でも、好きな人と両思いになれるなら、ちょっとだけ…って、ダメだってば! でも、もし本当にそんな魔法みたいな薬があったら、世の中もっとハッピーになるのかな? うーん、難しいですぅ。」

シズカさん(雅な微笑みの奥に真理あり?) 「『恋は盲目』と申しますが、媚薬とは、その盲目をさらに深く、甘美にするための『スパイス』のようなものかもしれませんわね。ただし、分量を間違えますと、ただの食あたり…いえ、人生の道を踏み外すことにもなりかねません。何事も、ほどほどが肝心ですわ。(意味深な流し目)」


◆ 編集部より(実験ダメ、絶対!) ◆

…というわけで、今週のKUEは、甘く危険な「媚薬」の世界を探求いたしました。 くれぐれも、皆様、作中に登場するような怪しげな薬の調合や使用は、絶対におやめください! 愛は、地道な努力とコミュニケーションで育むものです!(たぶん!)


次号予告! 「官能小説における『運命の出会い』、確率論的にありえるの!?~赤い糸は量子もつれ? KUEがロマンスの奇跡を(無理やり)科学する!~」 恋の奇跡を信じるあなたも、信じないあなたも、刮目せよ!

【週刊】発掘!お色気ワンダーランド 第3号

~魅惑の擬音・オノマトペ大研究!「くちゅ」と「じゅぷ」の境界線は!? 「ぬちょり」の深淵に迫る!~

全国一億二千万のKUEファンの皆様(推定)、お待たせいたしました! 毎週、あなたの知らない官能文学の扉を(勝手に)こじ開ける「【週刊】発掘!お色気ワンダーランド」のお時間です。 今週も、我らが「官能小説の未知のエロを求める調査隊(略してKUE)」が、世にも奇妙で奥深い官能表現の世界へと皆様をいざないます。

さて、今回の調査テーマは、官能小説を彩る(時に惑わす)キラ星のごとき言葉たち…そう、「擬音・オノマトペ」です! 「くちゅ」「じゅぷ」「ぬるり」「とろり」…果ては「むちゅむちゅ」「ぐちょぐちょ」まで! これらの音(?)は、一体何を表現し、読者のどこを刺激するのか!? KUEが、その深遠なる(かもしれない)世界に、耳を澄ませて(そして時には目を白黒させながら)挑みました!


◆ 今週の調査報告:擬音の沼は、深く、そして…粘度高め!? ◆

「いやもう、今週は脳みそが溶けるかと思いましたわ…」 開口一番、やややつれた表情で語るのは、KUEの特攻隊長、アキラさん(38歳・最近、現実の物音にも過敏に反応しがち)

「だって、『くちゅ』と『じゅぷ』って、どう使い分けるのが正解なんですか!? 作者さんの気分!? それとも、液体の粘度!? 私、一晩中考えても答えが出なくて、夢にまで出てきましたよ、巨大な『じゅぷ』が追いかけてくる夢…」(アキラさん、若干トラウマ気味)

これに対し、データと分析の鬼、サエさん(42歳・オノマトペ分類学(自称)の第一人者を目指す) は、巨大なホワイトボードに描かれた謎の相関図を指し示し… 「ええ、アキラさんの疑問はもっともです。そこで当調査隊では、独自に『官能オノマトペ・マトリクス ver.1.0』を作成しました。縦軸に『水分量』、横軸に『空気含有率』、そして隠しパラメータとして『情熱密度』を設定し、各オノマトペをプロットした結果…驚くべきことに、明確な法則性は…見出せませんでした!」 「サエさん、それ、ただの感想では…?」というハルちゃんの的確なツッコミは、熱弁を振るうサエさんには届かなかった。

「やはり、オノマトペはフィーリングなのよ!」と力説するのは、ルーキーながら感性鋭いハルちゃん(23歳・最近、料理の擬音まで官能的に聞こえ始めた末期症状)。 「だって、『とろ~りチーズ』と『とろ~りとした眼差し』って、同じ『とろ~り』でも全然意味が違うじゃないですか! 前者はピザ食べたいけど、後者は…きゃー! もう、私、どうしたらいいんですか!?」 ハルちゃん、一人で赤面し、会議室の隅で悶え始めた。通常運転である。

そして、この混沌とした議論に、一筋の光明(?)を投げかけたのは、やはりこの方、古株・シズカさん(55歳・書道で培った墨の濃淡表現をオノマトペ解釈に応用)。 「皆様、オノマトペとは、いわば『言葉の印象派』でございますのよ。正確さよりも、その場の雰囲気、情念の『色合い』を伝えることが肝要。例えば、『ぬちょり』という音。これは、単なる湿り気だけでなく、まとわりつくような執着、あるいは逃れられない快楽の『粘り気』をも表現しているのではございませんか? …あら、わたくしとしたことが、少々熱く語りすぎてしまいましたわね、おほほ。」 シズカさんの高尚な(気がする)解釈に、他の隊員たちはただただ感嘆の溜息を漏らすのであった。


◆ 隊員たちの生(々しい?)感想 ◆

アキラ隊長(もう何でもアリな気がしてきた) 「正直、最初は『音でエロを語るな!情景で語れ!』とか思ってたクチなんですけど、ここまでくると、もうオノマトペ自体がひとつのアートですね、うん。ただ、個人的には『ぴしゃん!』みたいな乾いた音が好きです。なんかこう、潔いじゃないですか? …え、何の話かって? さあ?(遠い目)」

サエさん(マトリクスver.2.0作成に意欲満々) 「今回の調査で、オノマトペの地域差や年代差についても仮説が生まれました。例えば、関西圏では『ぐじゅぐじゅ』が多用される傾向にあるのでは…など。これは、さらなる文献調査とフィールドワークが必要ですね!(※編集部注:誰かサエさんを止めてください)」

ハルちゃん(擬音で一句詠めそう) 「『くちゅり、じゅぷり、ああ官能し、我が脳内。』…なんて、ダメですかね? シズカさんみたいに上手く言えないけど、オノマトペって、想像力を刺激する魔法の呪文みたいだなって思いました! これから小説読むとき、擬音にもっと注目してみます!」

シズカさん(墨痕鮮やかに一筆啓上) 「『濡れ音(ぬれおと)に 心惑わす 深き夜(よる)』…官能の世界では、言葉にできない感情を、一音に込めることがございます。オノマトペは、その最たるもの。皆様も、お気に入りの『濡れ音』、探してみてはいかがかしら?(意味深スマイル)」


◆ 編集部より(校正担当のSAN値がピンチです) ◆

…というわけで、今週もKUEのメンバーは、官能文学のディープな沼(今回はオノマトペの沼)に、ズブズブとハマっておりました。 皆様のお気に入りの官能オノマトペは何でしょうか? くれぐれも、実生活で口走って周囲をドン引きさせないよう、お気をつけくださいませ!


次号予告! 「官能小説の謎アイテム!『媚薬』って本当に存在するの?~古今東西の文献を渉猟! 驚きの成分(?)と意外な副作用とは!?~」 KUEが、あなたの知らない媚薬の扉を(こっそり)開く! お楽しみに!

官能冒険隊ファイル Vol.7:月面に蠢く“結晶生命体”! 宇宙飛行士を蝕む「ルナティック・オーガズム」と精神汚染の恐怖

【宇宙からの警鐘!】本紙独占スクープ!「E・S・P」が月面で遭遇した戦慄の“性的”宇宙病!

序章:静かの海に潜む“官能の結晶”、それは宇宙からの侵略か?

深海での禁断の遭遇から生還したE・S・P(Erotic Sensation Pursuers)――通称「官能冒険隊」。彼らの次なる任務は、なんと地球を飛び出し、月面で発生している謎の精神汚染事件の調査であった。国際宇宙ステーションを経由し、月面基地「アルテミス・ベース」に長期滞在する宇宙飛行士たちが、次々と原因不明の精神変調をきたし、最終的には強烈な官能的幻覚の中で昏睡状態に陥るというのだ。初期症状として、月面の特定のクレーターから採取された未知の結晶体に異常な執着を見せることから、この現象は「ルナティック・オーガズム症候群」と名付けられた。この宇宙規模の「エロしかない」パンデミックの謎を解明すべく、E・S・Pは人類未踏の官能領域へと足を踏み入れる。

第一章:死の静寂、月面に建設された“孤独な砦”

月の「静かの海」に建設された恒久月面基地「アルテミス・ベース」。そこは、地球からの補給もままならない、極限の閉鎖環境である。E・S・Pの指揮官、橘 響子博士は、この事件が単なる宇宙環境によるストレスや未知の宇宙放射線の影響ではなく、月面に存在する未知の物質、あるいは生命体が、人間の精神構造、特に「性的欲求」と「孤独感」を巧みに利用して引き起こしているのではないかと推測していた。

E・S・Pチームは、特別に改修された月面往還機「セレーネの馬車」で月へと向かった。実働部隊リーダーのジャック・“バイパー”・スミスは、最新型の宇宙服と生命維持装置を装着し、月面での船外活動に備える。分析官の天野 美月は、ポータブル式の質量分析計やX線回折装置など、未知の物質を分析するための機材を携行。霊能担当の九条 静流は、宇宙という隔絶された環境が人間の精神や魂にどのような影響を与えるのか、そして月そのものが持つ霊的なエネルギーを探るため、瞑想を続けていた。

月面基地に到着すると、そこは異様な緊張感と、そしてどこか甘美な倦怠感に包まれていた。基地のクルーたちは、一様に目の下に濃い隈を作り、表情は虚ろだが、時折、恍惚とした笑みを浮かべる。そして、彼らの個室には、問題のクレーターから採取された、青白く妖しい光を放つ結晶体が、まるで神聖な偶像のように飾られていた。

第二章:“月の涙”が囁く甘美な誘惑、精神を蝕む宇宙のオーガズム

「これが…“月の涙”と呼ばれている結晶体か…」橘博士は、厳重な防護ケース越しに、その奇妙な物体を観察する。それは、まるで生きているかのように微かに脈動し、見る者の心を惹きつけてやまない妖しい魅力を放っていた。

天野が結晶体のサンプルを分析すると、驚くべき結果が出た。「博士! この結晶体は、地球上には存在しない未知のケイ素系化合物で構成されています! しかも…微弱なガンマ線を放出し、人間の脳波に直接干渉する特殊な共振周波数を持っています! 特に、扁桃体と側坐核…つまり、恐怖と快楽を司る部位をピンポイントで刺激するようです!」

その時、基地の医療区画から、発症した宇宙飛行士の苦悶とも歓喜ともつかぬ喘ぎ声が漏れ聞こえてきた。ジャックが様子を見に行くと、そこには、全身を痙攣させ、恍惚の表情で虚空を掴もうとする飛行士の姿があった。彼の脳波モニターは、てんかん発作に近い異常な波形を示しながらも、快楽中枢だけが限界値を超えて活性化していることを示していた。

「くそっ…! まるで魂ごと快楽に喰われているみたいだ…!」ジャックは思わず顔をしかめる。

九条は、結晶体に手をかざし、その奥に潜む「何か」と交信を試みた。「…感じる…これは…ただの石じゃない…意識がある…とても古く…孤独な意識…そして…途方もなく大きな…“愛されたい”という渇望…」彼女の目から一筋の涙がこぼれ落ちた。結晶体は、まるでそれに応えるかのように、より一層強く、青白い光を放ち始めた。

橘博士は、この結晶体が、太古の昔に月に飛来した、あるいは月で誕生した、一種の「結晶生命体」であり、知的生命体の精神エネルギーを吸収し、共生することで自己を維持・増殖するのではないかという仮説を立てた。そして、その「共生」の過程で、宿主の脳内に強烈な官能的快感を引き起こし、精神的に支配してしまうのだと。

「彼らにとって、人間の精神は、極上の蜜のようなものなのかもしれないわね…孤独な宇宙で、唯一の慰めとなる…甘美な毒…」

第三章:月面クレーターの深部、結晶生命体の“母胎”

E・S・Pチームは、問題の結晶体が大量に発見されたという、基地近くのクレーター「エンデュミオンの寝床」へと向かった。月面ローバーでクレーターの縁に到着すると、その底には、巨大な結晶体のクラスターが、まるで巨大な心臓のように脈打っているのが見えた。そこが、この結晶生命体の「母胎」であり、汚染の発生源であることは明らかだった。

ジャックと天野が船外活動用の宇宙服を装着し、クレーターの底へと降下を開始する。近づくにつれて、結晶体の放つ妖しい光は強まり、ヘルメットの通信機越しにも、甘く誘うような囁き声が聞こえてくるようになった。それは、聞く者の最も深い孤独感に寄り添い、究極の安心感と一体感、そして無限の快楽を約束する声だった。

「…いけない…この声…頭の中に直接…!」天野は苦しげにヘルメットを押さえる。彼女の脳裏には、かつて経験したことのないほどの、包み込まれるような多幸感が溢れ出し、分析的な思考が麻痺していく。

ジャックもまた、強靭な精神力で抵抗しつつも、その声が呼び覚ます原始的な欲求と、宇宙的なスケールの官能の誘惑に抗うのが困難になっていた。「…これが…宇宙の果ての快楽か…悪くない…むしろ…このまま…」

クレーターの底に到達した二人が見たものは、おびただしい数の結晶体に覆われた、かつてこの基地に所属していた宇宙飛行士たちの亡骸だった。彼らは皆、恍惚とした表情のまま、結晶体と一体化し、その一部と化していたのだ。

終章:決死の破壊作戦、そして地球への“お土産”

「もう時間がないわ!」橘博士は、月面ローバーから遠隔操作で、ジャックたちが設置した特殊爆薬の起爆スイッチを押した。目標は、結晶生命体の「母胎」を物理的に破壊し、その精神支配のネットワークを断ち切ることだ。

激しい閃光と振動と共に、クレーターの底で大爆発が起こった。結晶体のクラスターは粉々に砕け散り、それと共に、宇宙飛行士たちの脳を蝕んでいた甘美な囁き声も途絶えた。ジャックと天野は、爆風と破片を避けるため、間一髪でローバーへと帰還した。

基地に戻ると、発症していた宇宙飛行士たちの症状は急速に改善し、彼らは悪夢から覚めたように正気を取り戻し始めていた。しかし、彼らの記憶には、あの宇宙的なスケールのオーガズムの断片が、良くも悪くも深く刻み込まれていた。

E・S・Pチームは、結晶体のサンプルと詳細なデータを持ち帰り、地球へと帰還した。橘博士は、今回の事件が、宇宙開発時代における新たな脅威――地球外生命体による「精神的・官能的侵略」の可能性を現実のものとして示したと結論づけた。

「宇宙は、我々が想像する以上に、多様な生命と“官能”に満ち溢れているのかもしれない。そして、その中には、人類にとって極めて危険な誘惑も存在する…」

E・S・P「官能冒険隊」の戦いは、ついに地球を飛び出し、宇宙規模へと拡大した。彼らが次に遭遇するであろう「エロしかない」超常現象は、一体どのようなものなのだろうか。本紙は、彼らの飽くなき探求の旅路を、固唾を飲んで見守り続ける。

(本紙特別調査報道部)

 


第18話「冷蔵庫と凍てつく調教」【前半】

 炊飯器の淫熱にとろけた身体を引きずるようにして、私は別の展示室へと辿り着いた。
 そこには、異様なまでに冷気を漂わせる巨大な業務用冷蔵庫が鎮座していた。

「……寒っ……っ、さっきまであんなに熱かったのに……ここ……息、白い……?」

 室内の空気が凍てついていた。
 私の裸の肌が、キュッと粟立つ。
 まるで氷の世界に放り込まれたような感覚だった。

 すると——ガチャン。
 背後の扉が勝手に閉まり、カチャ、と鍵がかかる音。

「えっ……ちょ、開かない……嘘、また……」

 冷気が一層強まり、脚が震える。
 だが、その刹那。
 冷蔵庫のドアが開き、中から真っ白な冷気の霧と共に、触手のような冷却チューブがにゅるりと伸びてきた。

「っ……つめたっ……あっ、や、そこ、触っちゃ……っ!」

 細く透明なチューブが、私の胸を撫で、乳首を冷たく挟み込む。
 キュッと締められた先端は、すぐにぷくりと硬くなり、冷たさに身震いしながらも、妙な興奮が走る。

「はぁっ……あ、こんな冷たいのに……感じ、ちゃ……っ」

 次に、下半身へと伸びた管が、膣の入り口をすうっと撫でる。
 凍るような冷たさに一瞬身体が跳ねたが、その刺激は、意外なほどに快感を煽る。

「ひっ……ぅ、くぅ……や、だめぇ……つめた……のに、気持ち……っ!」

 挿入された瞬間、膣内が一気に冷却される感覚。
 まるで氷の棒を突っ込まれたようなゾクリとした衝撃。
 それなのに、奥がヒクッと震えて、中がきゅうきゅうと締めつけてしまう。

「凍る……凍っちゃうのに……なか、かき回されて……っ、くぅっ、あぁ……っ!」

 冷却装置のようにうねるチューブが、中で小刻みに振動し始めた。
 その振動が、凍てつくような快楽として神経を刺す。

「いっ……うぁ、だめ、凍る……こわれちゃう……でも、でも……っ!」

 熱で蕩けた身体が、今度は凍りつく快感によって芯から締め上げられていく。
 熱と冷、正反対の刺激が、私の理性を溶かしてゆく——。


 

 


第17話「炊飯器と粘つく甘い執着」【後半】

「——炊飯モード、圧力強化」

 炊飯器の内部に、低く響く電子音。
 次の瞬間、ゴウンと音を立てて蓋が完全に密閉され、内部にむせ返るような熱気が充満する。

「くぅっ……! あつい、なにこれ……ぬるま湯じゃない……粘って、まとわりついて……!」

 管は私の中にねっとりと根を張り、先端を膨らませながら奥へと押し込んでくる。
 ひと突きごとに粘液が溢れ、蒸気が淫らな音を立てて混ざり合った。

 膣壁が溶けてしまいそうな熱に、舌が自然と垂れ下がり、よだれさえ甘く感じられる。

「ふぁ……あっ……ぅんっ……おなかのなか……かき混ぜられて、熱くて……あついのに、止まらない……!」

 そして、追い打ちをかけるように——

「——蒸らし工程、開始」

 身体をぎゅっと締めつけるような圧力。
 内側から外側まで、まるごと圧縮されるような強烈な感覚が押し寄せる。

「うぁぁっ……あっ……締まって、圧かかって……やだ、イっちゃうっ、こんなので……!!」

 圧力で膨らんだ膣壁が、挿入された管をむさぼるように吸い上げ、さらに粘液が内奥へと流し込まれる。

「だめ……っ、こんな粘ついたの……っ、中に……熱い、炊かれて、蒸されて……っ、わたしの……わたしの中が……!!」

 全身が汗と愛液と粘液でびしょ濡れになり、脳の芯まで快楽の蒸気に満たされていく。
 奥でじゅるじゅると音を立てながら、子宮が蕩け、精密な調理器具のように快感を拾い上げていく。

「やあっ……っ、もう、無理……っ、イッ……イッちゃう……っ、こんなの、止められないぃぃぃっ!!」

 粘つく甘い熱と圧力の波が、子宮を容赦なく締め上げ、ひときわ強い絶頂を引き起こす。
 私の身体は内側から炊き上げられ、あふれる蜜を鍋いっぱいに撒き散らしながら絶頂へと導かれた。

 がくがくと身体が震え、目の焦点はぼやけて、頭は真っ白に塗りつぶされていた。

「——炊飯完了。
 被験体、生殖機能:粘着性感に完全適応」

 蓋がゆっくりと開き、蒸気の中に、茹で上がったような私の身体が露わになる。

 皮膚のすみずみまで熱を帯びた私は、もうすっかり“ごはんのように”やわらかく、甘く、とろける存在になっていた。


 

 


第17話「炊飯器と粘つく甘い執着」【前半】

 肌にまとわりつく湿気。
 ぬめるような蒸気が、じわじわと私の肌を舐めていく。

 私は今、異様に巨大な炊飯器の中にいた。
 内部はぬるりと温かく、足元には水と粘液が混じったような白濁の液体が溜まっている。部屋中に漂うのは、炊き立てのご飯のような甘い香り——だが、それは明らかに異質で、官能を誘うフェロモンのように脳をじんわりと痺れさせた。

「……ここが、炊飯器……? こんな、いやらしい匂い……っ」

 ぱしゃり。
 足を動かすたびに粘液が跳ね、太ももにまとわりついてくる。
 次の瞬間、壁面の隙間からにゅるりと伸びる触手のような管が、私の手首と足首を絡めとった。

「きゃっ……!? やだ、また、勝手に……!」

 身動きできないまま、私はぬるぬるの粘液の中に沈み、背中を鍋底に押しつけられた。
 そして、中央から現れた太く光沢を帯びた管が、太ももの間へとゆっくり迫る。

「まって、それ……そんなの……入るわけ……!」

 ぬるり、と先端が秘部に触れた瞬間、甘い蒸気が噴き出した。
 熱と香りに包まれながら、膣の中をなぞるように、じゅるり……と挿入される。

「ああっ、あぁっ……か、からだの中、ぬめぬめして……くるっ……っ、あつい、あまい……っ」

 粘液が流し込まれるたび、内壁がとろりと解けていく感覚。
 奥へ奥へと炊かれていくような熱に、子宮がじわじわと反応を始める。

「いやっ……そこ、かき混ぜちゃ……だめぇ……っ!」

 管が内部でうねりながら回転を始める。
 かき混ぜられる感触が膣の奥を撫で、炊き上がる寸前のような沸騰寸前の快感が膨らんでいく。

「おなかの中……まるで……煮えちゃう……白く、とろとろに、炊かれてくぅ……っ!」

 汗と蒸気と、愛液と。
 私の身体は今、官能の蒸籠(せいろ)の中でとろとろに炊き上げられようとしていた。


 

『電欲バイト・マニュアル』

第7話:排出口の監視カメラ

 商品搬出口の裏――通称「排出口」。
 普段は段ボールや家電の空き箱が積まれるだけの物陰。
 だがそこは、監視カメラの**“死角”**でもあった。

 「な、なんでこんなとこで……っ、も、もう……っ」
 悠真は、制服の上着を脱がされ、インナーのシャツ一枚で壁に押しつけられていた。
 下半身はすでに露出され、バイブを挿れたままの尻が、剥き出しのまま冷たい空気に晒されている。

 「カメラに映らない場所、知ってるか? ここがその一つ」
 中野はスマホ画面を見せてくる。防犯カメラのライブ映像――確かに、彼らの姿はない。

 「バレたら……っ、オレ、クビだし……っ、そんなの、マジでやば……っ」
 「バレなきゃいい。カメラに映らなきゃ、全部“なかったこと”にできる」

 「ふざ……っ、やめ、やめろって……っ」

 悠真の抗議は、すぐに振動でかき消された。
 中野がリモコンをポチッと押すと、肛門の奥に埋まったバイブが「ブウゥ……」と震え出す。

 「うぁあっ……ッ! うそ、つよっ……あぁっ……!!」
 脚が震える。背を反らせても、逃げ場はどこにもない。
 商品搬出口の鉄扉が、カツン……と冷たく背中に当たっていた。

 「本当にいやなら、言えばいい。カメラの方、向いて叫べば……今すぐ止めてやるよ」

 「……っ!」

 言えない。
 叫べない。
 カメラに映って、音声が拾われたら、本当に終わる。

 「ほら、選べよ。……“誰にもバレずに感じる”か、“全部暴いてやめる”か」

 中野の指が、悠真の前立腺を正確に刺激する角度にバイブを押し当てる。
 すると――

 「ひうっ!? っ、んんッ、あ、あかん……っ! も、無理、だめっ……イくっ、またイッちゃうぅッ!!」
 「カメラにバレずにイくって、すごくないか? ……お前、やっぱ才能あるよ」

 「い、やっ……っ、あぁあ……っ、もぉ、ムリ……ッ!」

 つま先が浮き、身体が震えるたびに、背後の鉄扉がカン、カンと音を立てる。
 射精の余韻で痙攣しながら、悠真は全身を赤く染めて、口を開いたまま喘いでいた。

 「はっ……はぁ……ぁ……っ」
 「いい顔だな。記録、残したくなる」

 「……っや、やめ……っ、録ん……な……ッ」
 「じゃあ、次は“音声だけ”ってことで」

『電欲バイト・マニュアル』

第6話:深夜の展示エリア

 閉店後。店内の灯りはほとんどが落とされ、薄暗い非常灯だけが通路をぼんやりと照らしていた。

 「……お前、マジでやるつもりかよ……」

 制服姿のまま、テレビコーナーの奥に立つ悠真。
 その顔にはまだ抵抗の色があったが、声には震えが混じる。
 股の間には、昼間からずっと挿入されたままの異物が、じわじわと熱を持っていた。

 「“やるつもり”じゃない。もう“始まってる”だろ?」

 中野が手にしていたのは、コードレスの新型マッサージガン。
 「肩こり対策」として売れ筋の商品だが、明らかに別の意図で準備されている。

 「いや……冗談だろ? それ、売り物だぞ?」

 「もちろん、動作チェックって名目で使う。どうせ試供機だしな。問題ない」

 中野は悠真をソファに押し倒すと、脚を開かせる。
 制服の下、パンツ一枚になった彼の脚の間には、羞恥で紅潮したモノが脈打っていた。

 「ここ、ずっと我慢してたんだろ?」
 「っや、だ……見んな……っ」

 「でももう、こんなになってる。中も、触っただけで熱い」
 指先が入り口をなぞると、バイブが刺激されてびくっと跳ねる。

 「ひッ……ぁ……う、そ……やめっ……!」

 中野はマッサージガンの先端を太ももに当て、スイッチを入れた。
 「ヴゥゥゥ……」と低い音が響く。
 軽く当てただけでも肉が震え、反射的に腰が逃げる。

 「やっ、ま、まってっ……そんなの、ムリっ……っ!!」

 だが中野は容赦なく先端をぐっと股間に寄せる。
 肛門、そして埋まっているバイブの位置に――

 「うあああぁぁッ!!?」
 瞬間、悠真の全身が跳ね上がった。

 「いい反応だな。さすが、“陽キャの敏感くん”」
 「っは……や、めろ……イく……ダメッ、まって……イッちゃ……ッ!」

 「バイト中に出すなって言っただろ。でも今は――」
 マッサージガンをさらに押し当てる。
 「出していい時間だ」

 「ひぃっあっ、あぁぁ……ッ! も、もぉダメ、ダメダメッ、でるぅぅッ……!!」

 ついに、腰を仰け反らせて果てた。
 先端から熱い液が飛び出し、制服の裾を汚していく。
 マッサージガンの振動はなおも続き、痙攣する身体をさらに追い詰めていた。

 「はぁっ……は……ッ、ひくっ……やば、ぃ……」
 ぐったりと力を失った悠真の顔に、中野が手を伸ばして触れる。

 「まだ終わりじゃない。今日の“接客研修”、もう一段階あるからな」