済州ユナイテッド事件に依存する者 | 衝動記

衝動記

自分の心の中の衝動を文字や文章にして表してみました。

先月行われたサッカーACL(アジアチャンピオンズリーグ)の浦和レッズvs済州ユナイテッドの第二戦後に行われた済州ユナイテッドの選手の暴行について、AFCから処分が発表されましたね。

 

●ACLでの乱闘で済州3選手に出場停止、浦和にも罰金 写真3枚 国際ニュース:AFPBB News http://www.afpbb.com/articles/-/3131531

 

この事件は欧州でも批判をされたようでして、

 

●済州の蛮行、仏メディアも特記事項として批判 「言い訳の余地もない無様なものだった」 | Football ZONE WEB/フットボールゾーンウェブ http://www.football-zone.net/archives/62867

 

●「正気を失った」 ACL浦和戦で韓国クラブが晒した醜態、英メディアが一刀両断 | Football ZONE WEB/フットボールゾーンウェブ http://www.football-zone.net/archives/62681

 

●伊メディアもACL浦和戦の乱闘騒ぎ糾弾 「アンチ・スポーツ的な韓国チームの振る舞い」 | Football ZONE WEB/フットボールゾーンウェブ http://www.football-zone.net/archives/62660

 

確かに

 

 

動画のURL

https://youtu.be/kzbS6_dPTVU

 

この動画を見る限り、済州ユナイテッドは批判され、処分を受けても仕方ない。

明らかに蛮行といえます。

 

しかし、僕が気になったのは済州ユナイテッドの蛮行ではなく、蛮行を批判している人々。

例えば、

 

 

こんなのとか

 

とかが目立ちます。

それって、佐藤健志先生が以前ブログで書かれた

 

●平松テーゼⒸとジャン=リュック・ゴダール http://kenjisato1966.com/%e5%b9%b3%e6%9d%be%e3%83%86%e3%83%bc%e3%82%bc%e2%92%b8%e3%81%a8%e3%82%b8%e3%83%a3%e3%83%b3%ef%bc%9d%e3%83%aa%e3%83%a5%e3%83%83%e3%82%af%e3%83%bb%e3%82%b4%e3%83%80%e3%83%bc%e3%83%ab/

 

「敵への心理的依存と思考停止に関する平松テーゼ」Ⓒは

みなさん、すでにおなじみでしょう。

 

自分(たち)よりも明白に劣っている存在、

ないし

自分(たち)と違って、明白に間違っている存在

を設定し、

○○だから劣ってる

○○は間違っているに違いない

○○だったら、どんな攻撃をしても許される

○○が褒めるものは間違っている

という形で

自分(たち)の正しさを確認しようとする者は

相手が劣っていること、

ないし間違っていることを

みずからのよりどころにするため、

否定しようとしているはずの

当の相手の存在に

いつしか依存しはじめる。

 

なんじゃないですかね?

別に韓国や今回の済州ユナイテッドの批判をするな!と言いたいわけではなく、今回の蛮行が例えば、欧州のクラブだったらどうだったのかな?と思ってしまったわけです。

 

ここまで批判したんですかね?

 

普段サッカーを観てる人なら批判したでしょう。

欧州だろうが、何だろうが蛮行ですから批判されて、処分されるのがしかるべきです。

 

でも、今回の事件で一番声のデカい人たちはやるのかな?

 

普段サッカー観てなさそうなんですよね。

 

 

これなんか象徴的ですけど、浦和レッズについて触れてるのは張本勲さんに批判された」という部分だけです。

後は全て韓国や済州ユナイテッドの批判だけ。

 

これが進むと敵対する相手がいないと己が生き残れなくなってしまうんじゃないか?と思ってしまう次第です。

 

【お知らせ】

6月22日開催。
●歴史に筋を通す~勝手にしやがれ、天下国家! 

 

是非ご参集ください。