東日本大震災から丸二年が経ちました。
こちら、静岡県沼津市でも今まで経験したことのない
異常な横揺れを感じた記憶が甦ってきました。
仕事中の窓から外を見ると、電柱から看板まで
何が起きているのかも理解できないくらい左右に揺れ、
尋常じゃないことが起きたんだと気づきましたが、
まさか、あれほどの地震があったとは…。
当時、小４だった息子二人とも学校の校庭で
一度家に帰ってから友達と遊んでいたようです。
夕方近くまで、携帯電話もメールも使えず、
やっと使用できるようになった頃、息子二人とも
帰ってきてないと連絡をもらった。
学校に遊びに行くと言って出かけたまでは聞いていても
その後のことは全くわからず、携帯電話もメールも
途中で使えなくなったりで、連絡をとるにもとれず…。
居所がわかったのは夜7時頃でした。
地震のあった後、学校にいた先生からは
早く帰るようにと言われただけだったようで、
そんなに気にもせず、そのまま友達の家に
他の仲間と遊びに行ってしまったようです。
しかし、その後の頻繁な余震で、泣き出す子も
いたようでその家の母親も念のための危険回避として、
遊びに来ていた友達全員を連れて、車で山まで
避難したと、後から聞きました。
その母親の行動には感謝しておりますが、
学校の対応には今思い出しても腹が立ちます。
なぜ、帰りなさいと言っただけだったのか…
なぜ、皆を送り届かなかったのか…
何のために、何度も避難訓練等をしてきたのか…
実践に役立てなければ、何の意味もない。
無事だったから、良かったかもしれない。
だけど、同じことを二度と繰り返してほしくない。
心からそう願っています。
被害に遭われた皆さまには、できる限り早期の
復興ができますよう、国で支援してほしいものです。
東日本大震災で亡くなられた方々には
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
