ぴょこが突然「バレーをやりたい!」と言い出したのは今月の初め。
Netflixでハイキューを見たのだそうで。
今まで特別何かのスポーツに興味を持たなかったぴょこがそんなことを言い出すなんて、びっくり。
学校ではドッチボールを一生懸命していて、強いて言えば走るのが好きなので、サッカーか何かをするのかなぁ〜と思っていたけれど。
テレビのチャンネルをころころ変えていたら。
『あ!それ見たい!』と言ってバレーの試合を見始めたり。
義父の体調が悪かったりしてなかなか行く機会がなかったのだけれど、先日体験入部に行ってきました。
学校のスポーツクラブで、週1の放課後と土日にがっつり練習がある。
たらと私はもちろんスポーツをしてほしいなと思っていて。
「サッカーはどう?仲良いあの子おるやん!」と言ってみたり、「お父さんもサッカーしてたし、お母さんもソフトボールしてたよ!」と言ってみたり。
でも、いざバレーの話を聞いてみると思いの外みっちりのスケジュール。
我が家はとにかく毎週土日、公園や実家やら釣りやらずっとお出かけをしていました。
下の子ももうすぐ4歳。どんどん手がかからなくなってきて、いろんなお出かけができるようになってきて楽しくて楽しくて。
そんなにお金のかかるお出かけはしないけど、金曜日の夜とかに「どこ行くどこ行く〜?』って計画して遊んで。
とにかく家族であちこち行くのが大好き。
そんな突然出てきたスポーツクラブの話。
何より遊びに行くのが大好きなぴょこ。
土日に練習があるんだったら、バレーはしないと言っていたこともあったけど、、
体験入部にちょっとだけ付き添って。
緊張して、ガチガチで、挨拶もまともにできないぐらい小さくなって。
お友達や監督の先生にいろいろ教えてもらっている姿を見ると私の心のモヤモヤはふっと晴れた気がしました。
ぴょこは一人目の子どもなので、とにかくそろりそろりと甘やかして丁寧に丁寧に育ててきたよ。
THE一人目!って感じで、いつまでもお母さんお母さん、お母さんお母さんなところがある。
親以外の誰かのもとで仲間たちといろんな経験をする。
そういう時期に来ているのかもしれないなと一人うるうるしながら練習を見守りました。
たらも私も、今までの生活がなくなるのが寂しくて。
もうあんなに行き当たりばったりに遊び倒せなくなるのか…と思うと、ぽっかり穴が空いたような気分。
でも帰宅後『やるわ!バレーやる!!』と鼻息荒く話してくれたのも嬉しくて。
私もたらも、子離れの時が来たんだなと腹をくくりました。
が。
その週の土日にがっつりまたお出かけをして楽しんだら、「バレー行くのやめる」と言い始め。
入部はまたの機会にということになりました。
どうしても土日が練習漬けになるのは嫌って。
家族でもいろいろ話し合ったんやけど。
今じゃなくてもいいんやろうな、と。
ぴょこは今3年生でまだまだ幼いけど、そのうち4年や5年になったらまたしたくなるかもしれないし。
そうでなくても、中学生になったら部活とかでどうせ何かするやろうし。
今回のバレー騒動で今まで当たり前すぎて何も思っていなかったけれど、家族でこうやって出かけることがこんなにも大事なことやったんやな〜と気付かされたのが大きくて。
今はまだどこに行くにも4人一緒に出かけるけど、そのうち「ゲームしとく」とか「友達と遊ぶ」とかそっちの方が楽しくなってくる時が必ずやってくるやんか。
そんな時が来るまで、一体あと何年なんやろう。
こないだ産んだと思ってたのに、子どもが親と全力で一緒に遊んでくれるなんて意外と短くて実はそんなにもう長くないのかもしれない…と気づいてしまいました。
いずれは塾や部活が忙しくて家族で食卓を囲めるのがレアになったりもするやん。
そうかそうか、いい機会や!!
よし!これまで以上にどんどん遊ぼう!
今しかないこの子育てのゴールデンタイムを存分に楽しもう。
子どものためというより、私が、たらが、親としてまだまだ子どもたちと一緒にいっぱい遊びたいから遊ぶんだ〜!!
もう十分遊んだで!というぐらい、家族のレジャーに全振りしたれ!と思ういい機会になりました。
小学生になってからの時間が過ぎるのがめちゃくちゃ早くて。
もう3年!?1学期終わり?えーーー!!ってぐらい早い。
ここからはきっともっと早いよね。
突然のバレー騒動は私にいろんなことを教えてくれました。
この夏もいっぱい遊ぶぞ〜!!!!