続・あじわい白米製作委員会
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7月13日

 1年ぶりに自分のページを見たら、まあ驚いた。

たくさんの人たちが 見に来てくれているんだなあ。

 世間は広い。

しかし、名古屋は暑い。熱い。


 今年のお米は心配だったら、古米を玄米で買いだめしておくと良いよ。

よぼよぼたわごとブログ 16

 もう7月も23日だ。

今月はやっと更新が二回目。

先日久しぶりに友人のSと会ったら、


「最近ブログ書いてないでしょう」と言われた。

「うん、全然だめだ。頭がバカになった気がする」

「ははは」

「笑い事じゃないぞ」



 Sとは中学時代からの腐れ縁で、かれこれ35年くらいの付き合いだ。


会うたびに昭和の話ばかりしている。

特に昭和50年代はちょうど大学に入学してから、就職、結婚、子供が生まれるまでの時期だったので何かと思い入れが深い。


 正直な話、人間が付き合えるというのは、その羞恥心の方向が一緒であることが望ましいと思っている。

その点でSとは確実に通じる部分があるのだが、こととりわけ太った女が好きなところや、飲み屋での騒ぎ方に関してはとてもついていけないなと思うことがあった。
 

 Sは見た目は、服のセンスも良く体も鍛えていて、チーママにたぶらかされる内気で人の良いおじさんに見えるが、若い頃はいったん酒が入ると性格が一変してしまい、歯止めがきかなくなってしまう。

これでよく市役所の老人福祉課長までいったもんだとある意味感心している。

 20代半ばの頃の話。

 Sはスナックなどで8トラのカラオケのマイクを見つけると、馬鹿の一つ覚えのキャロルの「ファンキーモンキーベイビー」を狂ったようにガナリたて、見ず知らずの女の子に「オレ、知ってる?オレ君知ってる」と、握手するわ、抱きつくわで、二度と行けなくなった店が、今池、女子大小路で三軒はある。


危ない●●団にもからみ、ほうほうの体で逃げ出し、家に帰って寝ていると、決まって朝の六時にポッケットベルが鳴る。

何事かと思って電話をすると、

「昨夜、ワタクシ、何か失礼なことがありませんでしたでしょうか」

と、これまたくそ丁寧な生真面目な声を出す。


失礼も何も、夜中の二時まで飲んで、風呂に入って三時に寝て朝の六時なのだからたまったもんじゃないぞ。

そのくせ夜になるととたん、

「どうも金山周辺が穴場で、いいところがあるらしい」
と脂ぎった目をギョロつかせる。

いつもの怪しい週刊誌をカバンから取り出し、折り目を入れてあるページを真剣な顔で見たあと、あたりを見回す。

毎週穴場エロ情報だけは欠かさない男だった。


あれから二十数年、よくお互い生きてたもんだ。

昭和の時代だった。



あじわい白米製作委員会

農業のそもそもを考える 16

 ドンキホーテそのまんま氏は何か考え違いをしているのではないか。

そもそも知事と大臣の兼務というのはできるものなのだろうか。

国の一番の責務は国民の生命と財産を守る外交と防衛であり、セールスマンではない。

これほど国民をを馬鹿にしたことはないだろう。

ならなくてヨカッタヨカッタ。


さてさて、久しぶりに農業のそもそもを考えた。
 

 まず森林は公共財であるという考え方。

中山間部で農業を営む人たちは、水田耕作のかたわら山仕事もしている。

 森林の公共性の高さは前も指摘したが、その森林を管理してきた中山間部の農業が崩壊すると、森や林はその管理者を失い、無残なまでに荒れ果ててしまう。
 ヨーロッパでは(良いところは取り入れようという意味で)直接所得保証制度なるものが取り入れられている。

あえて誤解を恐れず簡略に説明すると「そこに住んで農業を続け、そのことで国土の多面的な機能を守ってくださるなら、都会の人々があなた方の所得を保証させていただく」というわけである。
 

 この制度の下に脈打つものは「都会と農村は一対である。二つそろってこそ国である。ともに支えあって、共生を心がけなければならない」という国づくりの志とでもいうべき強力な意志だ。
 残念ながら日本ではコメをモノの交換価値しか見ない方々が多いので、ほとんど実現しそうにない。


 かっては日本人にも基本的な食事の型があった

 朝はご飯に味噌汁に漬物、焼き魚と焼き海苔、納豆か、玉子焼き。

それに前の晩の残りもの。

昼は弁当で、前の晩と朝の残り物。夜はご飯に味噌汁に漬物、それに野菜の煮たのに昆布が入っていたりして、そして魚料理。

そういうものが日本人の基本的な食事だった。

それをアメリカでは30年前に絶賛し、今の日本食ブームがある。

 ところが、いまの日本人は家庭内で出来ることをほとんど外に依存している。

かっては食事や洗濯などは当たり前に家庭内でやっていた。

それらをすべてを全部とは言わないが外に出して、そこで産業が成立して、奥さんたちは外に働きに出る。

これはこれでいいと思うが、でも、今の日本人の食事の型は何だろうと思う時、「何もないではないか」と暗澹たる思いになるわけである。

 われわれ人間がこの世に生を受け、天から授かった寿命を全うし、自分の理想をそれぞれの大きさで実現して、ああよくがんばって生きたなと思って死ぬためには、何よりも食べ物、もちろん水や空気も含めてだが、そういうものがとても重要だと思うのだ。

 今われわれがやるべきことは、日本で収穫できるものを中心に、もちろん外国のものがあってもかまわないが、「これが日本の基本的な食事だ!」というもの作ることだ。

そのうえでコメはこれだけ必要であると言う数字を出し、それを自給するべきなのである。
 

 つまり、日本人が生きてゆくために必要なもののうち、さらに基本的なものは、美味しくて安全で質の良いものをそれぞれの近場で作る

しかし、他のものは外国から輸入してもかまわないというふうに、日本人が主体的に食生活を組み立てることが、大切なのだ。

 たとえば昔の人は「コメは地力で穫れ」と言って、堆肥を手間ひまかけて投入したコメ作りをやっていた。

しかし先人の知恵を無視した機械化と技術改良がもたらしたのは、コメの本質を無視した「増産ゲーム」でしかなかったようなのだ。

 農機具メーカーと農水省はおかしなテレビコマーシャルにお金を使うよりも「大苗二本植え」の稲作体系の研究とそのための「新型田植え機」の開発のために、予算をきちんと遣って欲しいものだ。

だいたい前から疑問に思っていたのだが、新型の耕運機や田植え機を全国ネットのテレビで放送しても、都会の人は誰も「あっ新型だ、かわいい、買おうか」(笑) なんて言わないだろう。


 かって国が開発したV字型稲作は、収穫量こそ上げることができたものの、生命力のない不味いコメを作り、持続的な田んぼの使用も困難にしている。
 「減反減反」と騒ぐならば、今度は「量」から「質」へと大胆に転換し、生命力あるコメの復活を強く望む。

こういうコメが多く生産されれば、日本人の生命力の向上、健康増進にもつながり、コメの消費も伸びてゆくことであろう。

 


あじわい白米製作委員会

よぼよぼたわごとブログ 15

ドンキホーテそのまんま氏のテレビの報道を見ると、へーと思うような点が浮かび上がる。


そのまんま氏の行動を批判する人々を「悪役勢力」と描くように映るのである。



「アホらしい」との感想を述べた某議員。

「顔を洗って出直してこい」と発言した某議員。

両方とも悪役代官風として描かれ、悪いイメージを被せられている。



一方、そのまんま氏を支持する意見を誰が述べているか。


元幹事長タケベ氏、ナカガワ氏、そしてマチムラ氏などである。



これらの人々は、自民党でも民主党でもない第三の新党として、民主党に流れる票を取り込もうと考えていると思われる。

その時にはたぶん、ワタナベ議員、エダ議員、民主党マエハラグループも合流するのであろう。




さてさて、

「コーヒーには砂糖とミルクとどちらを先に入れるのあろうか?」

調べてみたらいろいろな意見があった。

その中でワシが一番納得させられた意見が、日米開戦時の特派大使、栗栖三郎夫人(米国人、有寿 アリス)の話であった。

ある人が聞いた。
「マミー、コーヒーにはシュガーとミルクとどちらを先に入れるんですか?」
彼女は答える。
「私は外交官夫人として、ヨーロッパ中の王族と一緒に食事をしました。彼らの作法はむちゃくちゃです。しかし優雅です。自然です。エチケットをあまり気にするのは自然ではありません」
後が続く。
「ミルク・アンド・シュガーかシュガー・アンド・ミルクかなどは、どちらでもいいけれど、あなたね、コーヒーカップを持つときに小指を立てるのはいけません」(笑)


可笑しな話だけれど、あんまり行儀にこだわりすぎると、かえっておかしくなる。

おかしくなるというのは、ぎこちなく、自然でなくなるという意味である。
 我々は「教育訓練」という言葉を、普通、言葉の意味をそんなに深く考えないで使っている。

教育とは知識の伝授で、訓練とは、教わったことが無意識に自然に出来るまで反復練習することである。
 
 難しいねえ。

どうでもいいことと、絶対にしてはいけないことが交錯している。
 やはりこれも教育訓練であろう。


あじわい白米製作委員会

よぼよぼたわごとブログ 14

 オバマ大統領に代わってから、日米の戦後タブーだったことがアメリカのメディアにポロポロと出てくる。


特にキシ元首相、コダマヨシオ、ササガワリョウヘイ、等等とCIAの深い繋がりなどは、本などでは読んだことがあるが、こんなに堂々と出てくることはなかった気がする。


 アメリカは日本の民主党政権を容認したのだろうか。

仮に本当に政権交代が起きたら、今度は何が出てくるかドキドキするほどだ。

今の政権与党の狼狽振りを見ていると、何でも有りの様相だ。

第二の西松事件が起きて、民主党議員の逮捕、さらに突然の首相交代(マスゾエさん?)も有りだろう。


 先日の党首討論を見ていて感じたのは、アソー首相の発言がダラダラと長くて、不明瞭であること。

「いわゆる・・・」「したがって・・・」が多すぎる。

端的に、ポイントを話してもらわないと、何を言いたいのか分かりづらくて仕方がない。

誰かアドバイスをしてあげれば良いのにと思うのだが、ホソダ幹事長は「百点満点」なんて言っているのだからこりゃだめだ。


ソーリ大臣がこうだからかどうかは別にして、

 テレビなどを見ていて、椅子から転げ落ちそうになったのは、疑惑の本人がテレビのインタビューに答える場面で、

必ずやこの汚名を挽回し、云々・・・

と言った。

んん!?

 これでは、やはりこの人は汚名を着せられても仕方がないと思っているのだということになる。

挽回」するのは「名誉」であって、「汚名」は「返上」するものだろう。


 さらに言い間違えやすいのが、昇進の挨拶で一言。


このような大役は、私では役不足ではございますが云々・・・

んん!?

ご本人は精一杯、謙遜したつもりでも、これでは全く反対の意味になってしまう。

「役不足」とは能力に対して役目が不足している(軽すぎる)ことを言う。

主役を張れると思っている役者が、端役をあてがわれて「役が軽すぎる」と不満を言うときに使ったものである。


謙遜するならば、

私では力不足ではございますが・・・」と言わなければいけない。


 さらに「気のおけない人」を「気の許せない人」のつもりで使ったり、「気のおけない」があるならば「気のおける」もあるだろうと、「気のおける友人」という人もいる。

ちなみに「気のおけない」は「気を遣わない」の意味で、遠慮なく付き合えるということであるから、まったく逆の意味になる。

 

青田刈り」ではなくて「青田買い」(笑)

そりゃそうだ、実る前に刈ってしまったら元も子もない。


舌づつみを打つ」ではなくて、「舌つづみを打つ」。

「押しも押されぬ」ではなくて、「押しも押されもせぬ」。


 ついでながら、最近気になっていること。

一本締めは、3回・3回・3回・1回手を打つを一回やることで、「ポーン」と手打ち一回で終わるのは、「一丁締め」と言い一本締めの変形である。

これは「一本締め」と混同されるが、一丁締めは略式の手締めである。

関東一本締めと呼ぶ人もいるが手締めの「一丁締め」を知らなく、混同している方が多い。

 

こんなことが気になるのは、年をとった証拠である。


あじわい白米製作委員会

よぼよぼたわごとブログ 13

 

ついにと言うか、やはりハトヤマソームダイジン 辞表 を提出し、実質更迭された。

 現役担当大臣が更迭され、たかがというか民間会社?の社長が残ったわけだ。へ~。

つい最近までアソーソーリは「この問題は担当大臣にまかせている」という趣旨のことを言っていたはずだが。

 これは、裏で何か大きな闇の力(コイズミ一派=アメリカ)が動いたと見て間違いないだろうなあ・・と思う。

郵貯 簡保 民営化 で300兆円という国家予算の四倍のとてつもない金が動くらしいが、これが、結局、アメリカに流れ、GMやらクライスラーを助けるのだろうか。

 郵政民営化の本質とはいったい何だったのか、気になるところだが・・・

こういった話題は、アブナイアブナイ。



 一週間ぶりの更新。

前は毎日更新していたのが夢のようだ。


 さて、ワシは休日の昼下がりに(午後四時ごろ)ホテルへ行ってバーにいるのが好きである。

カクテルの中では、ドライ・マティニがお気に入りなのだ。

サムセット・モームの「アッシュデン」の中にこんな話があったのを思い出す。


 モームは第一次対戦中、英国の諜報部員としてロシア革命を阻止する任務を与えられ、モスクワに行った。

これは事実で、アッシュデンというのはモーム自身である

アッシュデンは連絡のために、モスクワ駐在の英国大使を訪問する。

革命前のロシアはイギリスの同盟国だから。

この大使が、一部の隙もない大使閣下で、つまりは、絵に描いたような紳士という意味だが、大使は正規の外交ルート外に暗躍するアッシュデンには、当然ながら、あまり好意的ではないのだが、彼が平和時には小説家だったことに興味を抱く。

 そこでこんな会話がなされる。

大使が皮肉たっぷりにこう言う。


私はいつも夕食前にはシェリー酒を一杯やりますが、もしカクテルを飲むという野蛮な習慣を身にお付けでしたら、ドライ・マティニというものを、お作りしてもよろしいですよ

 こう言われては、モームも黙って引き下がるわけにはいかない。


私は時代と共に進みます。ドライ・マティニがいただけるのにシェリーでは、汽車で行けるところを馬車で行くようなものですから」

1917年の話であった。


エドワード・バーナードの転落」の中にも、モームはこのカクテルのことを書いている。

南海の孤島に美しい現地妻と隠棲しているシカゴ出身の老紳士のところへ、知り合いの、同じくシカゴの上流階級の青年ビジネスマンが尋ねて来る。

老紳士は、美しいハーフの娘に、カクテルを作らせる。

カクテルの名は記されていないが、話の流れから察し、ドライ・マティニ以外は考えられない。

甘ったるいマイタイでないことは確かであろう。

 一口すすった青年は驚く。

モームはこの場面について説明している。


 「カクテルを調合するというあの微妙な技術にかけては、ベイトマンもいささか腕に覚えがあったが、今出されたものを味わってみると、その味の素晴らしいのに少なからず驚かされた。(サムセット・モーム著「エドワード・バーナードの転落」河野一郎訳・新潮文庫)」

 青年の顔に浮かんだ驚きの表情を見て、老紳士はこう、言う。


どうです、悪くないでしょう。私がこの娘にしっかり教えたのです。私がシカゴにいた頃、私以上のカクテルを作れるバーテンダーはシカゴ中にいないと自負したものですよ。まあ、いろいろ試しましたけど、辛口のマティニ以上のカクテルはありませんねえ

 不肖、ワシも、モームと同意見であります。

世にある数百のカクテルの中で、やはり王様は辛口のマティニだと思う。



 モーム(William Somerset Maugham 1874-1965)

 モームについて・・・

 イギリスの小説家、劇作家。

イギリスの大使館の顧問弁護士だった父の末子としてパリで生まれた。

八歳の時母が肺結核で、その二年後に父が癌で死んだのでパリを離れて南イングランドのケント州で牧師をしていた叔父に引き取られて、その地の小学校に転入した。

しかし、英語がよくしゃべれず、おまけにどもりだったので劣等感に悩みながら、みじめな日々を過ごした。

歯科大学に進み、1897年、小説「ランペスのライザ」で注目され、作家生活に入った。(小学館「万有百科大事典・文学」)

 彼の全作品、特に短・中編人間研究のバイブル

およそ人間の心の表裏、男女の葛藤、人間性の赤裸々な実相について、モームが描写していない場面を探すのが難しいほどだ。

ありがたいことに、読み物としてとてもおもしろい。

数多い短編がまことに好い。

中編「アッシェンデン」、短編集「コスモポリタン」は、やせ我慢をしたい男の必読書といえる。

 南海、地中海ものは旅行ガイドブックとして極めて有用。

グルメ、エピキュリアン、紳士、もしくは紳士もどき((笑)の手引書としてナンバーワン

スパイ歴、男色癖との噂あり。(どうも本当らしい)

ちなみにワシはスパイでもモーホーでもない。



あじわい白米製作委員会

よぼよぼたわごとブログ 12

 今週は月曜に、友人のTがモナコ、パリ、イタリアから帰ってきた。

いいなあ・・ワシも行きたいよ。

一人旅?だったようだが。アイツガ?

なわけないだろ。


ま、そこんとこは置いといて、 彼が地中海のクルージングで乗った観光船は、4250トンしかない小さな船で(ワシはそれが小さいかどうかはわからない)、それでいてクイーン・エリザベス2世なみの料金をとるそうである。

 

 理由は簡単で、QE2(クイーンエリザベス2世)は1900人の乗客に約900人の従業員がサービスするのに反し、彼が乗った観光船は100人の客に80人のスタッフとクルーがかしずくのだから、高くなる。


 QE2がジャンボなら、それはコメットだと言われる船だ。

もっともジャンボのファンからはコメットの座席はジャンボのファーストクラスよりは広くはない、とクレームもあるらしい。

意味がわからん。

 

 さてそのコメットと呼ばれる観光船では、夕方、地中海の烈日が傾きかける頃から、「酒盛り」が始まる。

まあ、5時くらいであろうか。

プールサイドで甲羅干しをしていた男女の客の誰かが、

「シャンパンパーティーするもの、この指止ーまれ!!」

と叫ぶ・・らしい。

・・・・まあこれは比喩だが・・・。

みんなが一斉に手を上げる。

シャンパンはよい酒であるが高価である・・・・

が実は何の心配もないのである。

この船では食事もお酒も何もかもタダだから。

ちなみに、QE2でも酒代は別料金だそうだ。

へ~!


 すると、 待ち構えていたクルーたちが、真っ白な開襟シャツ、半ズボン、ひざ下までの白のストッキング姿で、シャンパンを運んでくる。

 次に誰かが「キャビア、キャビア」と叫ぶと、氷の上にベルガのキャビアの缶(恐ろしいほど高価)を山盛りにした銀盆を持って来る。

くどいが、なにしろタダである(笑)

そしてみんな、キャビアのつまみでシャンパンを飲みたいだけ飲む。

もちろん昼のビールは別として、これがその晩の飲み始めなのだ。


 それから着替えて(ドレスアップして)バーへ行くでしょ。

飲みますよね。

食卓で白ワインと赤ワインを一本ずつ。

別にタダだからというわけではないが、やっぱりタダだと飲みますよねえ(笑)


 食事は10時半ごろまで延々と続いて、それからピアノバーでしょ。

ジャズバーでしょ。

バーというからにはコーヒーというわけにはいかない。

踊って、美人と話をすればのどが渇くから、また飲むでしょ


 そういう毎日であるから、お酒が弱かったら、もしくは飲めなかったら、半額にしてもらわなければ割が合わないねえ(笑)

まあ、それはそれとして本人がつまらないし、仲間に入れないから、つとまらない。 


 お酒が弱くて、酔って気持ち悪くなったら楽しめないし、わからなくなってあらぬことを口走ったりしたら大変である。

隣の女性に妙にしなだれかかっても困るし(笑)


 そういう場所での社交はいわゆるナンパである。

船でもパーティでも欧米人はナンパしているんだけれど、まことにスマートにナンパする。

スマートでないのは難破という。(スイマセン)


 前に書いた「声の大きさ」と同じ。

あるラインは踏み外さない。

普通はね。

つまりはお酒に強いということ。

酔っても抑制がきくというのは、実は酔っていないんである。

要するにそれがお酒に強いということ。

飲んだ量ではない。


 だから大人の男が外国に行って、社交やパーティに出ようと思ったら、酒に強く、健啖でないとつとまらない・・らしい。

一つはっきりしていることは、

 酒の上などという言い訳は、日本の社会だって通らない

一人前のビジネスマンが「酒の上・・・」なんて言ったら馬鹿にされるだけである。

日本人は酒に弱いと言うが、ワシの今までの経験でも、酒宴の席で性根を失う一流のビジネスマンに会ったことはない。(ワシハアルガ・・)


 今60歳前後の「団塊の世代」の人たちは立派だった。(もちろん一流のビジネスマンである)

飲んで騒いで歌って踊って、さらに脱いで(笑)

正体なく見えていても、自分の言ったこと、相手の言ったこと、したことを全部覚えていて、その後の仕事に役立てていた。


昨夜は酔ってしまってスイマセン、何か失礼なことをしなかったでしょうか、実は途中から覚えていなくて・・・」などと言い訳するのは、三流、四流以下のサラリーマンである。(ワシハアルガ・・)


 酒に強いということ、少なくとも酒を飲んでも性根を失わないということは、世界中どこにいたって、大人の条件なんである。

そうなのだ。(ハンセイブンデシタ)



あじわい白米製作委員会

よぼよぼたわごとブログ 11

 今月の更新は六回。少な!

今週は、やっとインフルエンザ騒動も落ち着いたと思ったら、かの国では核実験があった。

ナンテクニダ。

久しぶりに党首討論もあった。


 今回の討論で、アソー首相がいちばん言いたかったのはこの部分と思われる。

「やっぱり、国民からして今、最大の関心事は西松の問題だと思います。この国民からの目線というものは、一番の関心事であって、これに対して、鳩山代表として、十分に国民に対して、説明を果たされたと思っておられるのでしょうか」

テレビの前で思わず、「あっ、バカ・・・」とつぶやいてしまった(笑)


アソーさんが西松の問題を今、国民の最大関心事だと思っているとしたら大きな勘違いだろう。

自民党の最大関心事というならわかる。

しかし、いかにもアソーさんらしいなぁ。


一国の総理大臣でありながら、野党党首に対して正面からぶつかろうとしない。

首相就任直後の所信表明演説以来、一貫して相手を非難ばかりしている。

そんなことは、幹事長なりにまかせておけばよいではないか。

相手をとっちめてやろうと、あれこれ考えているうちは支持率は上がらないであろう。


 なにをそんなにムキになられておるのか。

一国の宰相ならば、堂々と政治に対するご自分の思い、哲学を語られたらよいではないか。

アソー首相、なにをそんなに恐れておられるのか。


弱肉強食ではなく、結果不平等でもない「友愛」社会を実現したいとハトヤマ代表が説いたなら、アソー首相は日ごろ思索しておられる中から、国家ビジョンの一端をここぞとばかりに披露されたらいかがだろうか。


天下り団体や、ハコモノ建設などへの税金の無駄遣いを指摘されたなら、どうしてそれだけの税金を注ぎ込む必要があるのかを切々と説明すればいいだけのことである。

それが税金の使いみちを決める、一番責任のある立場のソーリ大臣であろう。


 一部の新聞に「攻防は西松事件に終始」と見出しをつけた記事が載っていたが、決してこれは事実ではないことが分かる。

 最近の新聞報道はヒドイなあ。

これじゃあ、誰も新聞読まなくなるぞ。

テレビニュースで細切れの映像しか見ていない方には、YOU TUBEで見られるので、ぜひ50分通して視聴していただきたい。



さてさて、前回からの続き・・・イッソクトビデ、レストランヘ


 レストランに入るとここでまた、食前に「何かお飲みになりますか?」と聞かれるのでシャンパンを注文する。

シャンパンの良いところは、美味しいうえに、食事の全コースに合うから、ワインを選ぶ面倒がない。

シャンパンの欠点は高いこと

 そこでワインにしたとすると、赤でも白でもその店のハウスワインをデキャンタで注文する。

ちなみに、美味しいハウスワインをデキャンタで出すのは、良心的な店だけである。

 名古屋栄町錦三丁目の「瀬戸」では、大変美味しいハウスワインを出す。

(中筋シェフ!宣伝しておきましので、またワインをご馳走してください)

 

 私見だが、コースの中で一番美味しいのはオードブルである。

シェフは腕によりをかけるし、こちらのお腹もちょうど良く空いている。

こういうことがよく言われる。

もちろん警句である。

予告編より面白い映画と、匂いをかいだ時の期待を上まわるワイン、オードブルよりうまいアントレはまずない」

 

 次にスープ、またはサラダ

シェフ(とメートル)の腕を試そうと思ったら(常にそう思っても結構だが)シーザースサラダを頼む。

スフレの帽子をかむったトリフ入りのスープがあったら、(とてつもなく高価、幸い普通はない)そちらにする。

 

 アントレ(メインディッシュ)については、特に言う事はない。

おそらく、食前、食中もワインなりシャンパンをちゃんと飲んでいたら、あなたはすでにお腹がいっぱいであろう。

さあ、前々回からのタイトルを思い出してほしい。

紳士は健啖家であれ」とはこのことである。

いうまでもなくアントレは一番重い料理である。

しかし、美味しいのはオードブルとスープ(またはサラダ)であるから、「紳士」は常に窮地に立つ。

ここでペロリと食べられるようなアントレを出すシェフがいたらそれが本当の一流である。

まあ、そんな店はめったにないね。

 普通の人はここで(アントレを必死のおもいでクリアしたところで)討ち死にする。

身動きも出来ない。

普通の人」はそれで結構であるが「紳士」はそれでは困る。

 好い店は素晴らしく美味しく、それこそ夢のようなデザートを出すし、そんな奇跡のデザートが出てこぬようでは一流店とは言えないし、ここで敵に後ろを見せては、オトコじゃない。

ちなみに「酒飲みは甘いものは嫌い」という噂はたいていの場合ウソである。

その人がダイエット中かカッコつけの見栄と思ってもらって結構である。

 デザートチーズは謹んで割愛し、コーヒー、リキュール、ブランディーと続いて夜は更けて行くわけである。


その後のことは・・・・カコウトオモッタガ・・それこそ知った事ではない、わはは!

 



あじわい白米製作委員会

よぼよぼたわごとブログ 10

一週間ぶりのご無沙汰。

前は毎日更新していたのに、書かなくなるとこんなもんである。

今週も話題は新型(ブタ?)インフルエンザ一色であった。

しかし色んな情報が氾濫する中、実際、毎年流行る普通のインフルエンザとどこが違うのかわからなくなってきた。

「裸になって何が悪い!」Tシャツが良く売れたそうだが、「インフルエンザで何が悪い!」Tシャツが販売されそうである。

不謹慎だが、まさに流行り。

申し訳ない。


 もう一つ、最近のアソウ総理は、民主党の新体制を評して「オザワの傀儡」「民意とのねじれ」という言葉をやたらと使っている。

新聞やテレビの世論調査が「反オザワの岡田新体制」を望んでいたのに、そうはならなかったことで、民主党は世論に背を向けているという意味のようだ。

 しかしアソウ総理が、そこまでマスコミの世論調査を「民意」だと言うのなら、

世論調査で7割近い国民がアソウ政権に「不支持」と答え、総選挙を求めてきた事、そしてそれを無視してきた事を総理はどう説明するのだろうか。

アソウ政権は出来た時からずっ~と「民意とねじれっぱなし」である。



さてさて前回、ホテルのバーで待ち合わせをした時からの続き・・・


 ここで二人でそそくさとバーから出て行くのはサマにならないから、彼女は座って、普通、カンパリソーダを注文する。

ホントはシェリーにして欲しいのだが・・。

 もし彼女が背が高く、スタイルが抜群で、小顔で知的な美人(そうはいないが)だったら、バー中の客があなた(と彼女が入ってきてから)に注目し、何時来るか、本当にくるのかな?

と興味津々だったメートルもウエイターもバーテンも納得し、サービスは一段と良くなる

まるでそのバーが、あなた方二人だけのためにあるような雰囲気になる。

当然である。

一流ホテルのバーは、お客様がそう(自分たちだけが特別にされていると)感じるようにサービスせよ、と教えられているから。わはは。


 彼女は、

お待ちになって?」とわかり切った質問をする、ハズ。

すみません、お待たせして」という女性は、大変よく出来た女性だ(笑)

「いいえ」とあなたは答える。

前も書いたように、30分や一時間は待ったうちには入らない。

いや、僕も少し遅れたので・・・」と相手を安心させる心遣いも必要である。

 

ちょっとくどいかなぁ?

やめましょうかこんなしんどいこと。

もっとも、まだ何も食べていないのだが・・・・。

ということで、次回は一足飛びにレストランに行くことにする。     


またまた.....to be continued........(ーー;)スイマセン・・・



あじわい白米製作委員会





よぼよぼたわごとブログ 9

一週間ぶりである。

今週もイロイロあった。

昨日は神戸で新型インフルエンザが発生した。

カヨワイゆうこママ さんは大丈夫だろうか。

心配である。


それにしても、マスコミは何であんなに岡田さんを応援しているんだろう。

「西松建設とイオンの関係を仕込み済みで、岡田さんが代表になったら即スキャンダル」という噂も案外デマじゃなかったのかもしれない。

オザワさんへの説明責任を言い続ける人たちも変である。

何を聞きたいんだろうか。

「本人は無罪である」と言っている起訴の段階で、推定無罪の原則から言えば、説明責任があるのは起訴をした検察の方だろう。

マスコミに情報を垂れ流した「関係者」って誰だ。

ある調査で「NHKが信じられないと答えた人が95%」を超えたらしい。

このあいだの台湾の番組も、小沢さんの秘書が起訴を認める自供を始めたという誤報もそうだが、さもありなん、と思う。

マスコミは時の権力により批判的であるべきで、権力をもっていない野党を叩いてどうするの。

よほどマスコミは政権交代が怖いのか、と勘繰りたくなる。


 さて、最近良く食べる。

言い訳するが、健啖(よく食べるの意。大食いではない)であることは「大人の紳士」の大切な条件の一つである、と思っている。

 少し前は「太っているのはビジネスマンとして失格である」といって、アメリカあたりのビジネスマンはチーズとミネラルウオーターを食べてスポーツジムばかり通っていた。

 まあ、人間、あんまり太らぬに越したことがなく、太っていなくて、筋肉質であれば文句なしにスマートである。

 

 ところがである。

紳士というのは美食家でなければならないのだ。

」の中には当然「」も入る。

エピキュリアンということ。

 ストイックでエピキュリアン、この止揚が紳士であることの真骨頂なんである。

つらいねえ。

そうなのだ、「紳士」はそうたくさんはいないわけである。


 繰り返すが、健啖というのは、大食いという意味ではない。

しかし美食家になろうとすると、健啖である必要が生ずるということだ。


例えば、典型的なフルコースを考えてみると。

 まず待ち合わせ。

 ワシはホテルのバーで待ち合わせをするのが好きだなあ。

午後7時に待ち合わせをすると決めたら、6時40分にはバーに行く。

こうやって書くだけでドキドキしてきた。

まだまだ(笑)

 バーに入ると給仕頭(メートル)に「お待ち合わせですか」と聞かれるから、当然という顔をして「はい」と言って入り口が見える席(入り口からも見える)に座って、ドライ・マティニを注文する。

もちろんストレートである

 何故ホテルのバーを選ぶかといえば、缶やビン詰めでない、間違いのないドライ・マティニを出すところは、名古屋では(ワシが知らないだけだが)一流のホテルのバーしかないからだ。

 

 純粋に私見だが、「空腹」という言葉はドライ・マティニを美味しく飲むためにある。

ちなみにサムセット・モーム(イギリスの小説家)は彼の作品の中の人物に、「6時という時間は酒を飲み始めるためにある」と言わせている。

ワシは5時でいいが・・・

 この時間・・・・女性が現れるのを待つ時間が人生最高の時間である。

その時間の名前は「期待」。

女性はたいてい15分は遅れてくるから、15分は待ったうちには入らない。

20代は限度は10分だった。

が(相手次第で二年でも)、50代になると30分

といいつつ、一時間は待つが(笑)

 

すると今日は珍しく、7時15分にすっきりとドレスアップした女性が入り口に現れる。

 その瞬間を見るために、あなたは入り口の見える席に座って35分も待ったのであるから(二時間でも)、ふてくされてメールなどしていてはいけない。

何故なら、女性は、その一瞬の姿をあなたに見せるために(きっと)15分かけて支度をしてきたのだから。

もし、そうでなかったら?

そうでないような彼女と待ち合わせはしちゃあいけない。

 そして彼女の姿を認めたら、嬉しくて仕方ない!!という風情で立ち上がり、にっこりと笑いかけ、椅子を引いてあげながら、


何か飲みますか?それともこのまま真っ直ぐに食事へ行きますか?」と尋ねる。

なにしろ、マグロじゃなくて、サバを読んで食事を予約した時間がせまっているからねえ。

でも、おくびにもそんな気持ちを顔に出してはいけない。

座ったまま、ブスッとして、

遅いじゃないか(マサカソンナコト)」という態度をするなんて論外である。

何故かといって・・・その「あなた」が惨めに見えるだけでしょう。

一生だって待つつもりなんである。

彼女のためなら。


自己抑制こそ紳士の本領である。

 さて、「大人の紳士は健啖家であれ」、と初めに書きながらまだ食事は始まらない。

状況設定でツカレテシマッタヨ、わはは。

食事中の続きはまた・・・to be continued・・ ということでスイマセン。


あじわい白米製作委員会


 

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