2021/7/25 参拝ブログ

  吉備津彦神社 (岡山 備前一宮 )  




この日は朝から桃太郎線に乗って、
岡山で初じめての神社参拝。



選らんだのは、吉備津彦神社。
来てみて、まず感じたのは、

ロケーションの気持ち良さ。


見渡せる景観。
山と拝殿に真っ直ぐ向かっていく感じ。

本当に晴れやかな気持ちになりました。



備前焼の狛犬さん。


石の狛犬さんより温かみのある色合いからか、

生気のある雰囲気。
堂々たるたたずまい。


神社の創建は定かではないようですが、
吉備津彦命のお屋敷跡に創建されたとのこと。

940年には安仁神社から備前国一宮の地位を譲られたようなので、それより前には創建されていたんでしょうね。


随神門。

夏至の日に正面鳥居から日が差し込んで
祭文殿の鏡に当たる造りになっているみたいで、

別称「朝日の宮」

とも言われているみたいです。



手水舎。

手水舎の彫刻が立派で、見とれていたら
手水舎自体を撮り忘れるという。


拝殿へ。

主祭神は、
大吉備津彦命(五十狭芹彦命)
孝霊天皇の第3子。

相殿神として、
吉備津彦命(稚武吉備津彦命)、孝霊天皇、
孝元天皇、開化天皇、崇神天皇、彦刺肩別命、
大倭迹々日百襲比賣命、大倭迹々日稚屋比賣命
金山彦大神、大山咋大神

ご親族を祀られてるのですが、
父兄弟が天皇家だけにそうそうたる名が。




一般に吉備津彦命というのは、
大吉備津彦命(五十狭芹彦命)のことだそうです。

吉備津神社と茶臼山の古墳にも吉備津彦命が祀られてますが、

桜井識子さんの本の中で、
吉備津神社と茶臼山の古墳の方は同じ方で、

こちらにいらっしゃる神様は、若い神様で違う方と書かれてたので、

こちらは同じ吉備津彦命でも
大吉備津彦命のお子さんの稚武吉備津彦命
かもしれないですね。





高さ11mを超える石灯籠。
存在感すごいです。


茶臼山の方にずっと龍のような雲がうねうね。


なのに本殿、そして裏の竜王山は晴れたまま。

不思議な感じと、清々しい感じに包まれながら参拝。


拝殿。


拝殿参拝を終え、出てくると先ほどより
龍のような雲が近くて圧倒される。


桜井識子さんの本でも紹介されていた拝殿と本殿の間のくぐり道。


出てきて見上げると、
いよいよ雲の近さにびっくり。

ただ境内は本当に気持ちのいい空気で満たされていました。


摂社の子安神社。

ご祭神は、
伊邪那岐命、伊邪那美命、
木花佐久夜姫命・玉依姫命



そこから繋がるようにして末社7つ。



桃太郎にまつわる方々も祀られていました。


本殿左手に祖霊社、他末社があり




そのならびに温羅神社があり、
その横に立派に実をつけた桃の木がありました。


そこから上に上がると稲荷神社があり、
祭神に、倉稲魂命と素盞嗚尊が祀られていました。
稲荷社に素盞嗚尊が祀られることもあるんですね。



祖霊社の左手より竜王山にある元宮とされる磐座までの道があります。


そこはもう眷属さんが走りまわっていそうな
そんな雰囲気の場所でした。


神々しく、清々しく
(虫も多かったんですが……)


写真撮ってたら、どんどん妻においていかれるという。


時間の都合で途中で下山しましたが、
本当にパワーみなぎる山でした。

次回は山頂まで。
また来る楽しみを頂けたように思いました。


本当に気持ちのいい参拝。
感謝。




御朱印。




お読み頂きありがとうございます。