連載も今回が最後です。「今、頭に入れておくべき経営者の心構え」を書きたいと思います。


まず「政府をあてにして、待ちの姿勢を取らないこと」です。


現菅内閣の民主党政権は全くあてになりません。



「政府が何とかしてくれる。国が何かをしてくれる。」と思っていたら、とんでもないことになりかねません。


仮に国が何かをしてくれるとしても、随分あとになるはずです。



それゆえ自分の会社は自分で守る気慨が必要です。


これまでの経験と知恵と人脈をフルに使い、分からないことは分かる人に聞いて、


打てる手を全て打って行きましょう。今のうちです。




次に、どのようなことが起きようとも例え富士山が噴火したり、大都市直下型地震が来ても、


この世の終わりのようには考えないことです。



「必ず日本は救われるのだと」信じて下さい。



人間は神性を持っています。想像もできないような力を出す可能性を持っています。


まんざら捨てたものではありませんよ。




そして、自分が経営者になった運を信じましょう。



誰もが経営者になれるわけではありません。


何らかの運によって現在会社経営をされているのです。


己が経営をしている天意、天の意思があるはずです。



「ああ、自分が経営しているのも偶然ではないんだ」と、天意や自分の運を信じて


経営を踏ん張ってみてください。




しんどいとは思います。


しかし、人間に内在する無限力(天から与えられた人間の底力)を信じて、


明るく笑顔で毎日を前進していきましょう。



自分自身や会社が光り輝いて前進している姿をイメージしてください。





不安な気持ちになったら、「大丈夫、大丈夫」と言葉に出しましょう。


心が落ち着くまで、「大丈夫」を繰り返して唱えて下さい。




必ず日は昇りますし、神様は私達を見守って下さっていると私は信じています。