今日は、P.F.ドラッカー著『経営者の条件』に関連して、今年春夏甲子園連覇をした興南高校のお話しをしたいと思います。

8月25日のNHKニュースウォッチ9に興南高校と我喜屋監督の特集が組まれていました。そこで我喜屋監督が、ドラッカーのごとく習慣化を意味することの大切さを語っていました。

我喜屋監督は興南高校を率い、春の選抜高校野球で優勝しました。しかし、高校野球の優勝は夏を制して初めてほんものだと思っていたようです。

そこで、我喜屋監督は選抜優勝後に、興南ナインに「初心に立ち返ることの大切さ」を説いて、次のようなことを言ったそうです。

「満開の桜の木を優勝の次の日に見たら、散ってしまう。でも根っこ作りからまた始めれば、また立派な桜が咲く。」

「では、どうやって足元を見つめさせるかというと、普段の生活で寝ることから、起きることから、帽子をきちんと被るとか、襟を正すとか。面倒くさいことなんです。とても面倒くさいことなんです。それを繰り返し、繰り返しやっているうちに、自然と身についてきたときに、この人は全然違うと。


我喜屋監督は、なすべきことをきちんと習慣化すること(自然と身につけること)の大切さを芯から知っているのでしょうね。


また、我喜屋監督は「自分達で考える」よう指導していました。興南ナインに漫然と野球をすることを許さなかったのです。

興南ナインは早朝の散歩が日課になっています。そして、毎日新しい何を発見したかを皆の前で発表させています。

「日常の小さな出来事から五感を研ぎ澄ましていく、その訓練が何よりも大事だ」と監督は言っているようです。

そしてその積み重ねが勝負どころでの強さ、勝ちを逃さないことの源になっているそうです。


我喜屋監督は、ドラッカーに通じる発想を感じました。

我喜屋監督は、高校野球界のドラッカーですね。





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