昨日の「小さな会社のための弱者の戦略」では、地域戦略として商圏のセグメンテーションの方法を説明しました。

今日は製品の差別化戦略についてお話ししましょう。


機能を絞り込む差別化

携帯電話は過剰な機能が入りすぎていると思います。日本製の電気製品はおおむね過剰機能を搭載して価格を維持する傾向があります。逆に機能を絞って「使いやすい、分かりやすい」製品を作るのも一つです。

今ある機能を廃棄する方法です。


既存ターゲットを代える製品

今まで女性向けに作っていた製品を男性向けに作る方法などです。全世代向けの製品を、あえて65歳以上向けの製品として売り出すことも差別化になります。「アラフォーの皆様へ贈るビールです」なんて。


組み合わせによる差別化

現状では全く別の製品を組み合わせて、新たな製品を作る方法です。例えば電子レンジと冷蔵庫を一体化した“レンジ庫”とか、ダイニングテーブルと食洗器を一緒にした食洗テーブルとか。これだと食べた後に、キッチンに食器を運ばなくてもいいですよね。


無駄なものをあえて取り付ける差別化

無駄な機能や飾り、おまけをあえて付けて差別化する方法です。

例えばエアコンから風を出す時にアロマの香りが選べて出せるようにするとかです。


付加価値の高い製品を開発する差別化

これが一番難しいですが、製品差別化戦略の王道に当たるものだと思います。今までの製品に無かった機能を開発する方法です。ユニクロのヒートテックがこれにあたります。

この方法は開発費と期間が必要になります。


以上、製品の差別化戦略について、5つの方法を整理してみました。参考になれば幸いです。


<続く>



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