教え子のジレンマ。 | 用賀烏鷺白書

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東急田園都市線・用賀駅上にある碁会所梁山泊。

その席亭の日々の出来事をつづっています。

囲碁教室をしていて難しいなぁ、と思うことがあります。

大人であれ、子どもであれそうなんですが、


教室に後から入ってきた後輩に、先輩が抜かれることについて、です。

囲碁教室は人それぞれのペースがあり、
週3回来る方から、週2回、週1回から、月1回まで、人それぞれのペースで勉強するのですが、

熱心に取り組んで、きちんと勉強する方がどんどん伸びていくのを見るのは、大変嬉しいことです。私自身、やりがいを感じる瞬間です。

ただ、残念ながら抜かされてしまった悔しそうな先輩の表情を見るのは、なかなか辛いものがあります……!


かといって、先輩も、後輩に負けずにもっと頑張ろう!
とも言えません。
囲碁は趣味なので、教える側から強要することはしてはならないことです。


ジレンマです。

…気にしない人は、全く気にしないんですが。