10月末を持ちまして、

「小松詩乃」を引退いたします。




今までたくさんの人々に支えていただき、

本当に感謝しています。




引退するアイドルについて、

数年前に週プレの企画があった時、

秋葉原でMCをしていたから、引退するイベントでファンの思いを感じていました。




どうすればファンを悲しませなくていいのか。

あの時も明確な答えは出ないままでしたが、

一つだけ確かなのは、

わたしは絶対に「しない」と思っていたこと。




だからこの発表も、

この選択もほんとに自分でもこんな日が来るとは思わなかったし、

本当に悩んだし、この発表もずっと出来ないままで、ずるずるとこの日まで伸びてしまいました。




本当は、去年末の舞台が終わったら、

皆様にご報告して終わろうと思っていました。




でも舞台後の面会でみんなに会ったら、

また悩んでしまい

年越しお正月は揺れに揺れていました。




そんな時、タイミングよく5月の舞台のお話をいただき、

これを最後のお仕事にしようと決断しました。




ですが、コロナが流行り、

舞台が延期になり、

色々と難しくなっていきました。




皆さんにもう会えなくなることが最後まで引っかかって、

この結論を出すことが出来ませんでした。




でも、




「応援してください」




なんて言えないと思いました。




やるなら全力で、前を向いていないとその言葉は言ってはいけないと思うからです。




たとえ事情があったとしても、

それは応援してくれる人には関係のないこと。

わたしは皆に楽しい時間を提供することがお仕事だから。




それを踏まえて、完璧な「小松詩乃」が出来ないのなら、それはもう応援してもらう価値のないもの。




やる気のない飲食店が営業して、

美味しくない料理を出して、

コストパフォーマンスどころかぼったくってるだけだ!




それ、小松詩乃のポリシーとして、

1番遠くにあるやつ!

だってわたしそんな店潰れろと思うもの!




そう思いました。




すごく時間がかかったけど。




これまで会いに来てくれたみんな。

本当にありがとう。

小松にあなたの大切な時間を使ってくれてありがとう。




「小松詩乃」は楽しいことばかりではなかったし、辛いこともたくさんたくさんもう鬼のようにありました 笑




でもこうして振り返ると楽しかったことしか思い出せない不思議です 笑




それはきっと飼育員の、

ファンの皆さんがいたからだと思ってます。




本当にありがとう。




こんな終わり方になってしまい、

本当にごめんなさい。

これが今、私が皆さんに出来ること、

話すことが出来る全てです。




ファンの皆さんはもちろん、

今まで出会ったいい人、悪い人()

見守ってくれた家族。

全ての人に感謝しています。




きっとこれからわたしはどうするんだろうって心配になると思うのですが、

安心してください。




履いてまs…じゃない 笑




本当に願ってたことに、

紆余曲折してやっと辿り着きました。

今、すごくすごく幸せです。




同じ世界に住んでいるから、

きっとまたどこかで、

「わたし」と出会うことがあるかもしれない。




だから、さよならはいいません!

マイクは置きません!古い。




皆さま長い間、

「小松詩乃」へのご愛顧、

本当にありがとうございました。




わたしに関わってくれた全ての人たちに、

これからもたくさんたくさん

幸せがありますように。




小松詩乃