学生時代に書いた作品:恋は浮動産?(1996年) | (仮)月夜に光る 露草の雫(なみだ)

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学生時代に書いた作品である。

作成年月日は不明。


 

 

 

 

 

恋は浮動産?

 

 

 

恋というものは 浮動産業みたいなもの

浮動とは

誰とも付き合う恋愛

いつ消え去り行くのか分からない恋愛

特に青春時代の恋愛は浮動

くっついたり離れたりとさまざまな恋をする

 

 

不動とは

一生連れ添い歩んでくれる人

しかし不動とは限らない

人間はいつも恋愛をしている

だから 不動という人でも浮動を繰り返す

不動が浮動に移り変わり境界線を越えると破産する

 

 

人は 憧れや尊敬から恋愛感情を持つようになる

そして ただの尊敬や憧れにいつの日か戻っている

しかし尊敬や憧れは

固定資本である

 

 

男と女の世界の限り

恋はいつも作り出される浮動産業

浮動も不動も同じ恋から生まれた

この時間にも新たな恋が作り出されている

浮動産業は

この世の中でいちばん稼いでいる産業である

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真:写真ACより

 

 

 

 

作成年月日は不明

 

 

 

<解説>

「不動とは限らない」…配偶者をずっと愛しているとは限らないこと

「不動が浮動を繰り返す」…既婚者が不倫や浮気をすること

             また憧れや尊敬もはいる(既婚者)

「だから 不動という人でも浮動を繰り返す

不動が浮動に移り変わり境界線を越えると破産する」…ここの部分は、既婚者が不倫や浮気がバレたことで離婚すること。

「固定資本」…この場合は、先生や芸能人などは自分のものにならない、また消えないもの(理想の上で成り立っているもの)。

 

二十歳でそんなことえを考えていたわたしは一体…って、いうか、まだ付き合ったことがないのに偉そうなことを