みなさんこんにちは。

今回は私の推しこと森嶋優花さんが出演され、2022年9月7日～11日の5日間、計12公演が行われた「音楽朗読劇パレード」を観劇してきましたので、その感想やらを綴りたいと思います。

今回の公演は一つの役に対して3名の演者さんがキャスティングされており、すべての公演で演者さんの組み合わせが異なるというシステムでした。例によって私は森嶋さんしか眼中になかった（失礼）ので、森嶋さんが出演される4公演を全て予約。有休も申請しました。

森嶋優花@rgr_yuuka
皆さま！！📣✨ 音楽朗読劇「パレード」のチケットが発売いたしました📚🎶 はやくこの音楽を、ストーリーを、みんなに届けたい…！ぜひ見に来てほしいです🤗 チケットの購入はこちらから🌱 https://t.co/TUgnJoDq3H https://t.co/6rku8q9sg3
2022年08月14日 19:21

そしてここでは恒例なのか、応援提灯なる企画もあったので僭越ながら参加しました。自分用とキャスト本人へのプレゼント用ということで、2コ注文。（すでに異常者ムーブ）

合同会社E-Stage Topia【公式】@TopiaStage
#音楽朗読パレード祝い花やプレゼント等は辞退させていただきますが、キャストへの応援提灯を受け付けます🏮❗️ 受付期間は1週間とタイトで申し訳ありませんが、キャストへの励みにも、そしてロビーからお祭りのように共に盛り上げていただ… https://t.co/3Ub7u6lsJl
2022年08月18日 20:34

0. 開演まで

（この辺は初日の感想です）

会場は中野HOPEという劇場。中野は正直サンプラザしか知らなかったので、中野駅を降りて若干さまよいました。

途中異様にオシャな道（レンガ坂）を通って、ようやく到着。

受付で予約の名前を伝え、チケットと特典を受け取る形で入場。横では物販もやってました。パンフとブロマイドとチェキを購入(この時点で諭吉がいなくなったのに、後にもチェキを買い増ししていますw)

かわいいかよ…！

↓買い増しした結果

こまつ@tnomurak
デュエル！() https://t.co/Rh1oysVqXn
2022年09月10日 12:53

物販コーナー横には皆さんが購入した各キャストさんの応援提灯も飾られてました。

はいかわいい！！

客席へと足を運ぶと、小さい劇場ながらもしっかりとした舞台セットが目に入ります。着席するとセンターポジの2列目だったので、森嶋さんの表情が良く見えるだろうなと感じながらソワソワ待機してました。

ステージ前で「いらっしゃいませ」と挨拶していたのはE-Stage Topia代表の若宮亮さん！舞台セットも開演前撮影、SNS投稿OKとのアナウンスだったので、記念に撮ってました。

こまつ@tnomurak
初日森嶋さん回を観劇してきました。最後の方はダークな雰囲気で、幕引きまでずっと鳥肌でした…あと数公演観劇予定なので、諸々理解を深めながら臨みたいと思います！(舞台セットは開演前撮影、SNS投稿OKとのことでした)… https://t.co/xsjGjFzuGB
2022年09月07日 21:13

こまつ@tnomurak
#音楽朗読パレード、本日は16時と19時からの2公演を観劇してきました。キャストによる演技の違いが面白かったです。両公演、アドリブや歌唱パートで土屋シオンさんがめっちゃ盛り上げてくれて楽しかった！ (開演前の若宮代表を添えて) https://t.co/jS4eLQqhOU
2022年09月10日 20:45

1. あらすじ（公式より引用）

ゆっくりとピアノの単音が時を刻んでいる。
その音はこれから始まる慌しくも華やかなパレードの足音のよう。

女は言う。
「貴方は彼にとって一番物語の進行を悩ます種そのもの。だから明日彼が目覚めて、物語を書き始めた時、真っ先にデリートされると言う意味なんだよ」

作家はまだ知らない。
物語の中のキャクターが脳内に侵入したことを。

男は言う。
「やってやるよ。この世界にでっけぇ穴開けて、創造主様にご挨拶だ。血管がはち切れるまで、盛大に足掻いてやるよ」

そう、ここは、そういう世界だ。

2. キャストごとの感想

（1.簡単な紹介→2.物語中での行動とか流れ→3.個人的な感想の順です）

〇男1

1. 男2と女の世界の創造主、なんて壮大な書き方をしているが、現実世界ではただの物書き。様々な物語を書きながら空想に耽っている。物語中のキャラクターが自分の想定を超え、自ら動き出して物語を紡ぐ瞬間を客観的に見るのがたまらなく快感。しかしながら、創作した物語を完結させたことは一度もない。

2. 上述の通り、男2と女の物語を想像した人物。小学校の頃に幼馴染の少女の目に傷を負わせてしまい、声を出せなくなってしまうほどのトラウマを抱えている。彼が創る物語には必ず彼女をモチーフにしたキャラが登場しているらしい。今回は彼女を基にした女というキャラクターを中心とした恋愛物語を書いていて、その相手として選んだのが、自身の理想を全て形にした男2というキャラクター。

彼女たちの物語が順調に書けていたかはわからないが、少なくとも最近は男2というキャラの扱いに困っていた。というのも、理想を押し付けすぎて彼がどういう言動や行動をとるかがわからなくなってしまったから。そこで男2というキャラ自体を物語の舞台から降ろしてしまおうと考えたのが、男2と女の行動のキッカケとなっている。

しかしこの物語の執筆中、脳梗塞で倒れる。一命はとりとめたものの全身が思うように動かせず、しかし意識は鮮明という状態に陥る。命が長くはないことを悟っていたが、「死ぬことで過去の罪悪感からようやく解放される」と若干の安堵もあった。寝たきりの状態で物語の世界を空想していたところ、精神世界のような場所で男2と女に出会い、自身の心情や現実世界での状態を伝えることとなる。当然、彼が死亡すれば「彼の物語の世界」である男2と女の世界はどうなるかわからない。現実の自分と理想の自分との押し問答が続いたが、結局死亡した？（別に死亡してなくても、この物語を2人に託して別の物語に着手したのかも？）

3. 記憶の中の幼馴染をキャラにしたり、自分の理想を押し付けたキャラを創った挙句、「理想過ぎてどう行動するかわからない」という理由で消そうとしたり、すごく人間味のある人だと感じました。でも彼が言う「キャラクターが自身の手を離れて行動し、物語を紡ぐのが幸せ」という観点からいえば、2人が勝手に行動して自分と意見をぶつけあった今回の物語は、彼にとって最高の結末だったんじゃないかと思ってます。

この方について私が疑問に感じたのは1点。

彼は物語中での彼女をどうしたかったんでしょうかね？今でもキャラに投影してる以上、幼馴染の子に対して罪悪感、もしくは好意とかあると思うんですよ。そんな思い入れのあるキャラをクスリがどうこう、男2にとって都合のいい女どうこうみたいに描写します？少なくとも私はできないと思うんですよ…。

なので実は相当ねじ曲がった恋愛観とか性癖とか持ってんじゃないかと勝手に想像してます笑

あとすごく個人的な意見なんですが、人間味があるという点で、感情を前面に押し出していた一洸さんの演技がすごくハマっていると感じました。私が見た回では三上俊さんが、比較的明るめの演技でサクサク物語を進めていたように感じたのですが、このキャラって若干陰鬱な方向性かと思ってたので…どちらかと問われると、前者の方がしっくりくるかなぁと思って比較してました。

〇男2

1. 幼いころから大人のご機嫌をとりつつ、なんでも要領よくこなしてきた若者。高校あたりでスカウトを受け、モデルやら役者やら、色々こなしている。ガールズバーで女と出会い、都合のいい女として自室に通わせている。めちゃくちゃ口が悪い。~~森嶋さんにアバズレとかビッチとかいうな！~~

2. なんでもそつなくこなす風に振舞っているが、「他人に褒められたい」「自己肯定感を満たしたい」とばかり考えている虚勢だらけのキャラ。都合のいい女としか見ていなかった女にも見透かされていた様子。

男1の理想ということで順風満帆な生活を送っていたが、「理想過ぎてどう行動するかがわからず、物語の進行に支障をきたす」という理由で消去されそうになる。本人はそんなこと露知らずだが、何故か男1の思考が読める女にそのことを告げられる。最初は突き放していたものの、自身の記憶＝細かい設定事項がないことで次第に納得。男1に文句を言うために、世界の壁をぶち壊そうと画策する。

が、当然そんな方法はなく、どうしたもんかとなっていたところに男1が精神世界にやってくることで邂逅。自分が消される理由や生まれた経緯を告げられ、女を任せていいかと問われるが、「幸せにしたいなら俺に頼るな、自分でやれ」と一蹴。しかし男1が死に瀕していることから、自身どころか世界の存続すらわからないことを知らされる。押し問答の末、結局は「お前が死んでも俺がこの物語の続きを創ってやる！」「俺がこの~~ビッチ~~女を幸せにしてやる！」と男1に言い放ち、男1には「君は本当にかっこいいな…！」と評された。

3. 理想を押し付けられた挙句、そのせいで消されそうになる気の毒なキャラ。しかし女に対する暴言の数々のせいで、全然気の毒だと思いませんでした、因果応報。

実際、男1が理想の人物を創ったとしてもあんなに口の悪い性格にはしないと思うんですが…物語外のところだからキャラが独り歩きしてたんですかね？

彼と男1の意見が一切合わないの、「そりゃ現実と理想だもん、相容れないよな…」って思って見てました。

あと女キャストに対するアドリブパート、いいぞもっとやれ！

この役に関してはお三方とも演技を拝見したのですが、石渡さん、滝川さんがかなりキツめな物言いをする演技だったのに対し、土屋さんが若干弱い部分を見せるような芝居だったのが印象的でした（まさしく「虚勢を張ってる」感じ、悪く言えば小物感笑）。

土屋さんは歌唱パートでのクラップや掛け声も全力でやられてて、盛り上げ上手だなぁと思って観劇してました。

〇女

1. ガールズバー勤務、ただし心底面倒だと思ってる。精神的にも不安定なようで、精神安定剤が必須な様子。友人に見せられたアイドル系の舞台で顔を覚えていた男2に呼び込み中に声をかけられ、なんやかんやで呼び出されるたびに彼の家に通っている。場面によってコロコロ声と表情が変化する（これ森嶋さんだからか？笑）

2. 男2にとって都合のいい女。男1にとっては過去の幼馴染をモチーフにしているだけあって、自称最も大事にされているキャラ（そうは見えんが…？）。そのため男1と思考がつながることがあり、男1が「男2は物語の進行の邪魔になるので消そうとしている」ことを知る。

男2には冷たくされたり暴言を吐かれたり、色々思うところはあったようで、男2が消される事実を伝える際にはわざと遠回しに言ったり、彼のイライラする言い方をしたりして仕返ししていた。本人曰く「虚勢の塊みたいな男2を見てるとかわいくなっちゃって、都合のいい女を演じていた」らしい。それでもわざわざ男2に消えてしまうことを伝えたのは、結局は男2が好きだから、消えてほしくないからとのこと。

男1がこれまでに書いてきた物語に登場した女性とほぼ同一人物のため、それらの記憶が断片的に残っている。しかし男1が物語を完結させないため、彼女たち＝自分の人生が途中で止まってしまっていると認識。今回の物語でこそ、自身の人生を完結させて幸せになりたいと思っている。男1にそのことを、そして男2を消さないよう伝えるため、男2に協力を要請した。

方法を考えていた矢先、精神世界みたいなところで男1と会う。男1とは仲良しな会話を見せ、イラつく男2を尻目に「仲良くやっていけそう…！」「ずっとこんな会話が続けばいいのに…」と天然な発言をしていた。男1の過去を知ることで、自分の人生どうこうよりも、まずは男1に過去と向き合ってほしいと考える。しかし男1に未来がなく、物語の世界自体も存続がわからないとなったので、結局彼女の「2人とも救いたい」という願いは…

3. 開幕ギャル嶋だったので「こういう役かぁ…」と思っていたところ、突然声が1オクターブ高くなったので「あぁ、もっちーだ！」とかニヤついてました笑

~~（役というかセリフだとはわかっていても、「体を許す」とか「私を抱けた」とか、真顔で聞いてました）~~

全体通してもアニメとかでは絶対にやることのない役どころだと感じたので、貴重な演技を見られると、~~来てないオタクにマウント~~楽しみに観劇してました。

以下、観劇中の感想

・ギャル嶋さん…イイ…

・うわぁ急に声色を変えるな！！！！！！（大歓喜）

・「だめだぞー、女の子に暴言はいちゃ！」←骨身に刻みました、家訓にします

・ていうか男2！テメェ誰に向かってそんな暴言吐いてやがんだ！〇すぞ！！（アミューズの狂犬要素）

・「好きなんだもん…」←ｵﾚﾓｰ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

・うわぁ急にアイドルステップで踊りだすな！！！！！！（再歓喜）

・森嶋アドリブ劇場、開幕

　初回：某青いネコ型ロボットのモノマネ（ポーズから入ってたのかわいい）

　2回目：１番得意なモノマネ→ヨッシーのジャンプ音→それ３番目くらいだろ！とダメ出し→「おい鬼太郎！」→いたたまれなさに奇声あげながらしゃがみ込む（かわいい）

　3回目：「第1回！創造主様をドキドキさせる食べ物を囁く選手権～！！」「え、なにそれwちょっと待ってね…ダメだアウトなやつしか出てこないwww」→「えー…トッポギ///」→「…？」「…？」「…？」

　4回目：「創造主様をキュンとさせるセリフ言え」→「創造主様ぁ～（超絶猫なで声）」

・もうアドリブくるのわかってるので歌唱終わった後からニヤつくのかわいすぎませんか？

・男1と「ねー！」とか言ってるの無邪気でかわいい

・ハモるの難しそう…

こまつ@tnomurak
ギャル嶋も可愛かったし急なアイドルステップで踊り出すのも可愛かったしソロバラードでとんでもない歌詞で歌ってて心臓鷲掴みにされた気分だったしなので全人類見に来てほしい
2022年09月07日 20:53

…あっ、役の話ですか？なんか掴みどころのない感じだなぁってちょっと思ってました（適当）

推し以外にも永利さんの回を拝見したのですが、ここに関しては贔屓目になって「推しの演技しか勝たん！！」ってなっちゃうので割愛します笑

3. パレードの後の世界

ここまでの感想、男1が死亡？して世界がパレードみたいになったとこで止めてたんですけど、この後も話は続いてました。

（観劇した人ならわかってると思いますけどw）

シーンとしては「女？が精神不安定になってフラフラの状態で駅のホームから落下し、電車に轢かれ死亡する」というもの。（ここの流れで超絶貴重すぎる森嶋さんのソロバラード曲が聴けました、ホント超重要無形文化財なので映像化してもらえませんかね？）

こまつ@tnomurak
とんでもなく貴重(?)な森嶋優花さんのソロバラードなので文化遺産として映像化されるべきですお願いします
2022年09月07日 20:55

このシーンには男1と男2、2人とも存在してて、彼女を心配して手を伸ばしたら逆に押す形になってホームから落下してしまったっていう、後味の悪い演出でした。

…？？？

男1は死亡したし、そもそも男2は物語の人物だから共存しなくない？？？

初見ではここの解釈がわからず「はにゃはにゃ？」となってたので、自分の考えを整理する意味で考察していきます。

（前提として、物語中に出てくる「パレード」のような描写は「世界の終わりと始まり」を表してると解釈してます。なので3人の邂逅の後、何らかの世界が始まったと勝手に思ってます）

説1. 男1の死後も物語の世界が存続してる説

件のシーンは物語の世界の中での話、創造主はいなくなったが、登場人物たちが自分たちの意思で行動して物語を紡いでいってる世界。この世界では男1の残留思念みたいなものが残っているという設定。

ただこのシーン、男1はちゃんと存在してるっぽいですし、なにより女性の目の横に傷が残ってる描写がされてるんです。これって多分「この女性は女ではなく、男1の幼馴染ちゃんだよ」っていうメッセージかなって思ってるんです（もちろん女にも目の横に傷があるって設定されてたかもしれないんですけど）。

なので一番簡単な説だと思いますけど、色々な部分を回収するなら弱いかなって思ってます。

説2. 男1、奇跡の復活説

私の中での奇説ですw

なんやかんや男1が奇跡的回復を遂げる説で、件のシーンは現実世界での1コマ。

幼馴染ちゃんは男1が想像していたのとほぼ同様の生活を送っており、男2のような相手も存在していた。男1も退院している。

それらの面子が一堂に会してのシーンだったという説です。

…さすがに無理がある！笑

まぁ物語なのだから、実は男2が現実にも存在していたとか、男1が超回復したとかいう現実離れした可能性もあってもいいんじゃない？という説でした。

説3. 新世界説

男1の死亡によって、「現実世界での事実」と「物語の世界での設定」とが混ざり合い、新しい世界が生まれた説。

男1は現実では死亡したものの、新世界では1人の登場人物として描かれ、過去に少女を傷つけたトラウマを抱えながら生活している。（この設定があるため、女の目の横には傷が残っている）

男2と女との関係性はそのまま。

なのでラストシーンは、新世界での男1、男2、女が偶然ホームに居合わせて、手を伸ばしたけど最悪の結果につながったというものです。

・物語の世界では男1が望めば女を助けられたであろうに、新世界では1人の登場人物に過ぎないのでどうしようもできない

・男1はキャラクターが自分たちで動き物語を紡ぐことを幸せだと感じていたが、その結果として残念な結末を迎えた

このあたり、男1の価値観に対する現実的な答えとも捉えられるので、私としてはこの一説を推したいですね。

かなりロマンティックでファンタジーな説だとは自分でも思ってますが笑

・・・ここまでが私が初日観劇した考察です。

こんな感じかなー、細かいところ回収したいなー、などと呑気に考えながら2回目の公演を見に行ったところ、例のシーンの女性の独白でとんでもない見落としがありました。

「文章にして吐き出さなきゃ死んじゃう」

「自分をヒロインにした気持ち悪い小説とか」

初日は聞き流しちゃったんですけど…これ、この女性も何か文章を書いてるってことですよね？こうなるとまた別の可能性、出てきますよね？

新説. すべて幼馴染ちゃんの妄想説

2回目の公演後、オタクたちの解釈も聞いてみたいと思って話してたら、とある方が考えていた説です。（初回でこれに至れるの、すごくないですか？）

男1がいる世界は幼馴染ちゃんが書いている「自分をヒロインにした気持ち悪い小説」の世界であって、最後のシーンは本当の「現実世界」での出来事。

男1はかつて自分を傷つけた実在の少年をモデルにしている。彼が描く世界の中で、幼馴染ちゃんは自分をヒロインとして扱っていた。本当の現実世界でも声は出せないものの、脳梗塞で入院はしてない。

男2も実在の人物をモデルにしてる。多分物語の中の関係性と大きくは変わってないだろう。

…この説、色々と合点がいくんですよね。

私が疑問に思っていた「男1が女を良く描かない理由」は「男1の感情どうこうじゃなくて、単に幼馴染ちゃんが自分の経験をもとに女を描いているから」。

色々なセリフとかを全部拾って考えると、もはやこれが正解なんじゃないかな、と思ってます。

EX. ラストシーンのパレード

最後のシーン直前、幼馴染ちゃんが轢かれる直前にパレードの描写がありました（「ピアノの短音が…」～「パレード」歌唱の流れ）。

最初のパレード描写と違うと気づいた点は、

・描写中、BGMに電車の音や駅員の声が混じっている

・歌割が異なり、女性キャストがメインっぽい（うろ覚えですが…）

・最後のソロ部分も女性キャスト歌唱

私は「パレード描写は世界の終わりと始まり」だと思っているので、以下のように解釈してます。

幼馴染ちゃんが死に直面した際の現実逃避として新たな物語＝世界を妄想していた。

現実逃避とはいえ耳からは現実の音声＝電車の音や駅員の声が聞こえてきている。世界を創っているのが幼馴染ちゃんなので、歌割も女性メインに変更している。

もしくは単に幼馴染ちゃんの人生＝世界が終わるという描写？

4. まとめ

というわけで（導入としてあまりにも便利な言葉）、色々書き殴ってみました。

事前に上演時間は60分程度と情報が出ていましたし、あらすじ的にもそこまで深い話じゃないかな？と思って観劇に行ったのですが、まさかここまで答えにたどり着かない朗読劇だとは思っていませんでした…。とはいえ明言されているわけでもないので、解釈は本当に人それぞれだと思っています。

オタクの色々な解釈を聞いてみたいので、観劇した人は感想戦待ってます！

それでは、さよなランガ～（存在しない挨拶）

おまけ

森嶋ソロバラードがあまりにも良すぎたんで歌詞だけでも掲載しときます…

M5 「LAST SONG」

遮った痛みは宙に舞う

溜め込んだ涙は虹になる

愛して愛して愛して愛して

絡まった喜びが地に落ちて

この世の全ては散り果てる

でも

愛して愛して愛して愛して

窒息寸前までキスをして

その手でとにかく触れていて

独りは嫌独りは嫌だ

抱きしめる振りしてナイフで刺して

その血を貴方は忘れないでしょ？

さよならさよならさよならさよなら

気づいたら引き返せないくらい場所まで辿りついてて

どれだけ考えても意外と呆気ないくらいに

悲しいくらい望んだくせに

後悔がない

「音楽朗読劇パレード」感想