私の好きな増田貴久という人は、10歳で将来を決めた。

20年前に事務所への入所を決めて、今までずっと、ずっとずっと、アイドルとしての道を、真面目に歩んできた。


その姿に魅了されたのが、何年前か。


どこでも笑顔で、どこでもアイドルで、その姿を崩さない彼に惹かれた私は、

全てを信じ抜くことがファンとして、あるべき姿であると思ってきた。


逆に、ファンから求められるアイドル像に、忠実に答え続けることがアイドルとして、あるべき姿だと思ってきた。


ただ、それは価値観の押しつけであり、増田貴久という人間の個性を潰していた。

それに気づいた時、1歩引いた目で見てみた。


所詮はアイドルとファン。


私は笑顔でいて欲しくて、向こうはファンがいて欲しくて

でも私の姿は求められるファンではない。


どこまでも純情に、応援だけをすることがファンなのか


そうは思わない。


ただ、期待をしすぎて、自分の理想を押し付けるのも違う。




難しい



信じるのも難しい


この心境で、ファンでいることが、正解なのかすらわからない。