生息環境の創出に向けて
メダカの水源には流れが必要です。
メダカはいつも流れに頭を向け泳いでいます。
このことで流れてくる餌を見つけ安く
食べやすいのです。
動かない水底の藻類を食べるときでも、流
れに向かって食べるほうが
体のバランスをうまくとれるのです。
メダカの生態から観ると、
日夜休むことのない流れが適しているようです。
護岸の構造は水草の植栽を可能とし、
流れの中にも水草を植栽できる環境が必要です。
流れの構造は、護岸に水生植物が茂り、
流床は土であるのが望ましい。
流床を土とすることで、植物性プランクトンが生息しやすく、
その結果自然発生的に
それを捕食する動物性プランクトンが発生するからです。
水中における外敵からの安全性は、
水草の繁茂や水底に落ち葉等が蓄積することで
隠れ家の提供となります。
身の安全が期待できるよう工夫を凝らします。
池や流れの中には適宜、随所に石や流木等を点在させ、
住処や隠れ家として機能させましょう。
空中にいる外敵からの安全性は、護岸をブッシュ状にさせ、
上空より飛来する鳥類等の視界を遮断します。
しかし、過保護にしすぎることはせず、
時間的な観点を視野に入れ、
自然の摂理に委ねた極相・均衡を目指すことも必要です。
外からの天敵の侵入は食物連鎖の一環ですし、
やむを得ないものでもあります。
酸欠を起こさせないため、溶存酸素の取り入れも必要です
最も重要なのはメダカ以外の魚類を放流する問題です
自然の小川ではドジョウやフナ、タナゴ等は共存しています
コイやブルーギル、ライギョ等の大型で肉食・雑食の魚を絶対に放流しないことです
独り言これまで、幾つか小川や池を計画してきました。
「メダカの池」「メダカの小川」という
名称が最も多かったと思います。
当時、公共の場所に造る機会が多かった・・・・。
その際
『むやみに他の生き物を放流しないで下さい』と
立て札を立てたり、お願いしたりしてみるのですが・・・。
年月が経っていくと、なかなか難しいみたいですね。
色々な意味で考えさせられてしまいます・・・。(談)

