人生100年時代が叫ばれる現代において、

新しい生き方、人生設計の必要性を問題提起する一冊です。

 

これまで、日本人の多くは、人生を3つのステージに

分け、具体的には①学生期、②労働期、③老齢期という

ステージで大まかな人生設計を構築してきました。

しかし、人生百年時代の到来とともに、定年退職した後の

時間の長さという問題に直面しつつあります。つまり、

60から65歳で定年退職した後、社会との接点なくして

残りの人生を送ることの難しさが、この問題の本質的な

ことです。これからの私たちに求められるのは、従来の

ようなライフステージで人生を考えるのではなく、

常に学び、時代の変化に対応することで、生涯を通じて

社会との接点を維持していくことです。

 

本書はこれからの時代を生きる若い世代には必読の一冊と言えます。