就活生必見！？ 一番大切なのは･･･

前回は自分の仕事を大切にしましょうというお話でした。

今日はそれとも関連していますが、

就活生必見！？のお話です。

ある経営者向けのセミナーでアンケートをとりました。

「私は学歴がありません。

　この業界での経験もありません。

　特に資格も持っていません。

　スキルもありません。

　でも、私はサービス精神を持っています。

　私は何でもします。

　私はお客様に喜んでもらうために精一杯のことをします。

　この私に仕事はありませんでしょうか」

という人がもし来たら、これだけで雇いたいと思いますか？

というアンケートだったのですが、

結果は、８５％の人が「雇う」という回答だったのです。

ここから読み取れることは何でしょうか？

学歴、経験、資格、スキルは関係ないということなのです。

それよりも大切なのは「やる気」なのです。

確かに一部の大手企業では学歴を重視し、

一流大学とそうでない大学とで採用枠の差別化を

しているところもあるようですが、

実際面接までいってしまえば「やる気」が最も大切なのです。

端的に「やる気」と書きましたが、

「サービス精神」と言っても良いと思います。

世の中には色々な仕事がありますが、

すべての仕事に共通していることがあります。

それは、「お客様がいる」ということです。

工場に勤めていても、レストランでも、農家でも、

その製品やサービス、作物などを買ってくれるお客様がいなければ

成り立たないのです。

そして、それぞれの製品を通じてお客様に価値を提供する、

これをするために働くわけです。

そして、私たちの給料は会社からもらっているように見えますが、

実は会社を通してお客様からもらっているのです。

昔、「お客様は神様です」なんて言葉がはやりました。

これには同意しかねる部分もあるのですが、

あながち間違いではありません。

ですから、会社に就職して働くということは、

決して上司の顔色を窺いながら会社のために

仕事をすることではなく、

お客様にその会社を通して価値を提供することなのです。

雇われているから自分の生活が

会社に握られているということではなく、

対等な関係で、会社と協力して

価値を提供したいという態度でいるべきなのです。

上司からは最初のうちは生意気と思われるかもしれません。

でも、そういう態度を貫いてお客様のために精一杯の努力をすれば

おのずと周りの味方は変わってきます。

それでも上司の見方が変わらなければ、それは

上司のレベルが低いのです。

確かに自分よりもレベルが低い人を周りにおきたがる人がいます。

そういう人に使われることになってはいけません。

会社の奴隷となってしまいます。

私たちはもちろん奴隷ではありません。

自由な人間として、自由な心で

会社のためではなく、世の中のために価値を提供していくのです。

みんながこういう態度で仕事をすれば、

今よりももっと幸せな住みやすい世の中になると思います。

ガンバレ、就活生！