オクトレオスキャン検査(ソマトスタチン受容体シンチグラフィー)の結果、肝臓の左葉がしっかり光っておりました。

神経内分泌腫瘍(NET)で間違いないと。

心のどこかでやっぱり肝細胞癌や胆管癌の可能性もあるんじゃないかと思っていたのですが、診断確定。

 

先月の受診の時から左わき腹が痛い(ご飯を食べた後に走って、わき腹が痛くなる感じの鈍痛)のが気になっていたしこれももしかしたら膵臓癌かも、という恐怖もありました。

過去に義父の膵臓癌兆候~発覚~最後まで見たので。

 

座骨神経痛かな、と以前から思っていた脚の後ろ側の痛みも癌が骨に移転しているかも、と思ったり。

だって、調べたら神経内分泌腫瘍(NET)の「肝臓が原発」の情報がなかなか出てこなくて、肝「転移」の例ばかりで不安だったし怖かったのです。

少しでも痛かったり、気になったら癌と結び付けてしまう自分がいます。

 

「左わき腹が痛い」と先生に言ったら、「でしょうね。」と返事が。

でも、体の為になるべくは薬を飲まない方が良いのかと思って、出来る限り我慢している事を伝えると、古い考えはやめて痛みがあったら素直に薬に頼って良いとの事。

ロキソニンと胃薬をセットで処方箋を頂きました。

 

具体的な治療方法としては、左葉の腫瘍を切除(減量)、右葉の腫瘍をラジオ波焼灼術やTACE、抗がん剤などの説明をして頂きました。

私はペプチド受容体放射線核種療法(PRRT)という皆さんがルタテラと呼んでいる治療法が適応なら希望しています。

これは今の病院では対応していないので、来週月曜日にがん専門病院の初診に行ってから今後の治療法を考えようと思います。

前に進むしかない!

 

診察後はそのまま訪問介護の仕事へ。

今後は治療がどうなるのかわからないので、定期で利用者さんの訪問介護に入るのは難しい為、担当を変わってもらい不定期にしてもらいました。

利用者さんには「義理の母の介護の為」という理由にしています。

本当の事を説明しても利用者さんには関係ないもんね。

がん患者から介護サ-ビスを受けるなんて気が引けたり、大丈夫かなって気を遣わせてしまうかも知れません。

良好な関係を保ってきた利用者さんたちとは最後までこのままでと思います。

 

一人だけ、今日の午前中に行った視覚障害の86歳のおばあちゃんだけにはお話させて頂きました。

病院・普段の買い物・美容室・その他ウインド-ショッピングやお孫さんのプレゼント選びなど外出援助で入っている方です。

経験上なのか全然驚くことなく「そうなのね。今は治療出来るから焦らずね。私の事は出来る時で良いからね。あなたは元気だから大丈夫よ。当たり前だけと私より長生きしてもらわなきゃ!」と受け止めて下さいました。

そして、周りでがんになった方のお話を沢山聞かせてくれました。

 

余談ですが、今日の買い物支援で支払いが2件ともピッタリな金額になって二人で盛り上がりました。

〇かぶ、なす、りんご3個、人参=1000円(税込み)

〇かりんとう2袋、食塩、チョコ=555円(税込み)

小さなことでも笑うと気分が上がります。

 

まだまだ仕事も続けて行きたいので、治療中でもきちんと仕事が出来るという事を説明出来る状態になるように頑張ります!!