娘と息子……と書いているのに息子の写真ばかり。女親はどうしてもそうなりがちなどという話もありますけど、愛情は平等に与えているつもりなのです。要は相手の性格の問題。


コマゴマ Shih-Tzu-息子はん コマゴマ Shih-Tzu-娘はん

「ツンデレ」ということばがありますが(もう古いのか?)息子(左)はデレデレ、娘(右)はツンツン。カメラを向けるとタダではお断り、とばかりにとプイ、と顔を背けます。たいへん気ままで、呼んでも来ない。そのうちにデレデレ息子が「僕でもええやろ~?」と甘えに来るので、おのずと息子の写真ばかりが増えていくというわけなのです。

 ツンツン娘はどうやら一家のリーダーは自分だと思っている節があり、私に甘えるというよりはいけ高に吠えて命令します。外へ出るからドアを開けろ、みかんを剥いて寄こせ、等々。甘夏も八朔も大好きなんですが、やっていいものなんでしょうかね? 尿路結石を患っていて食事療法中なのでダメだと気をつけてはいますが、こっそり食べていても感づくのの早いこと! そして要求のすさまじいことと言ったら!お母ちゃん負けるわ~。

 一方、デレデレ息子は気のやさしいヘタレのあかんたれ。食べるのも遅くて時々横どりされてます。

 さて、神狛 しずは シーズー二匹で狛犬……というところから発想したペンネームなのですが、調べてみたら、平安時代には口を開いたのを獅子として左に置き、口を閉じ頭に一角をもつものを狛犬として右に置いて、明確に区別していたとか。

 獅子と高麗犬なら違っていてもわかりますが、同じ日に我が家に来て同じように育てた同じ犬種でも、やっぱり性格はそれぞれなんですねぇ。子育てって(犬ですが)おもしろいです。