実は父親は、2年前に大腸がんステージ4と診断され、9月に亡くなったばかりでした。

最後は自宅で看取りました。父親は、苦しい治療を頑張り、最後、下顎呼吸担ってからも、1日以上生きました。その姿を見たとき、私の中で何かが変わったのです。   


中学時代から精神疾患を患い、常に死にたい気持ちがありました。それは、良くない、前向きに生きようといくら思っても、消えませんでした。私の心に張り付いていました。それが、父の最後を見てから、その死にたい気持ちが無くなったのです。


よく、しんどい人に、「アフリカの子供達は食べることすらままならない、私達は幸せだ」

という人がいます。それは比べるものが違うし、励ましにはならないと思っていました。


でも多分、実際に飢餓で苦しむ人を見たら、考え方が変わるでしょう。私がそうだったから。生きたくて生きたくて死んでいった父を見たら、「あ、死にたいなんてもう言わない」と思いました。



父は私に「生きる」という贈り物をくれたのです。



だから、本当に絶望したけれど、死にたいとは思わなかったです。前向きに行こう。漢方が効くかもしれない。運動も取り入れよう。できる仕事があるかもしれない。もしかしたら治療法が見つかるかもしれない。


まだ、私は動ける。にっちもさっちもいかなくなって、どうしようもなくなってから、死ぬことは考えたらいいのだ。



私は生きる。


皆さんに伝えたいです。今、苦しくて辛いかもしれない。死にたいかもしれない。でもそれは、ずっと続かないかもしれない。出口のないトンネルはない。


頑張れとは言いません。耐えて。


必ず出口はあるよ。


死にたくて自殺未遂もして、身体中しんどい私が、今伝えたいことです。


とりあえず、前向きに生きるぞ。

死ぬことは、最後の保険に取っておく。



しかし、今日は長い移動に検査に涙に、疲れました……………。帰ったらもうクタクタ。

ブログ買いたし、寝ます無気力