胃カメラ飲んで胃が綺麗だと分かった日からはや8ヶ月強(!)
新しい生活にも慣れたところで、また好きなことでも書こうかな、と思いました。
だっていやだったの、自分が散々楽しんで書いてたこのブログが、最後胃の話にもってかれるのが
ということで、今年の2月~3月にかけて、卒業旅行という名のニート旅行に出かけた際の話をしようと思います。
Case1 ‟帰って来たよカリフォルニア”
覚えているでしょうか、このブログの原点、カリフォルニアに
2月帰ってまいりました
1年間本当に色んなことがあったこの地に
(色んなこと➡主に劣悪な冷蔵庫環境、ゴディバのチョコレートついたイチゴばりに白黒カビの生えたイチゴ50個との出会い等)
友達に会いに一人で日本を発ち、さて2週間どんな旅になるのやらワクワクとしていた私
あまりにスムーズな旅で拍子抜けしました。
大好きなルームメイト、友達とSan Diegoに旅行に行き、美味しいメキシカンを食べたり
(日本人には1日で許容できるチーズ量というものがあることを知ったのはさておき)
懐かしのカリフォルニア大学アーバイン校に行き、愛すべき寮を表敬訪問したり
(私が住んでいた全く同じ部屋に大学の後輩が住んでいたことを発見!部屋主によってこんなにも居住空間キレイになるのねと発見!)
私が残していった他のキッチン用品はもちろん、割った後ボンドでくっつけた皿まで使ってくれていた(むしろ割ってごめん)
サンフランシスコにも遊びに行って、思ったより遠くにいたアザラシ?アシカ?を眺めたり
西海岸の良いところをぎゅっっっと詰め込んだ旅でした
途中友達の車に乗ってLAを走ってたら、爆音の後バックの窓ガラスが突然ピキピキ割れ始めて最後ガッシャ―――ンなる事象起きたけども
撃たれたのかと思ったよHAHAHAHAって会話では済まされないよおい友達
旅の最後は宿を提供してくれたルームメイト宅にて、朝仕事に出かける彼女を見送って締めくくり。
1週間ほど同じベッドで寝て、毎朝毎晩一緒にいた1年間をちょっと思い出したなぁ
次いつ会えるのかは分からないけど、また必ず会うんだろうなって分かるお別れほど、意外とあっさりなハグとバイバイで終わるもんね。
Case2 ‟上手くいってる時はまず疑え、ゴールドコーストの旅”
続いてはカリフォルニア旅行の後、今度は11年来のそれはそれは大切な友達と行ったゴールドコーストへの旅。
女の子2人、4泊5日ののんびり旅、かと思いきや
‟上手くいってる時は、まず疑え”
なんていう、幸せ恐怖症みたいな教訓を学んできました。
私たちの旅の目的は以下の通り
・オージービーフの美味しいステーキを食べる
・一日ブリスベンも観光してみる
・あとは海でちゃぷちゃぷ遊ぶ
ただこれだけ、ただこれだけなの
やれ全日晴れろだとか、やれジェットスターの機内エンターテインメント無料にしろだとか、やれオーストラリア人英語のくせがすごいからそれやめろとか、
そんなおこがましいことは言っておりません。
ただただ、平穏に、ゆるやかに、寒い日本を離れ、ゆっくりしたかった。
最初の2日間は、美味しいごはんモリモリ、綺麗なホテルでゆったり、青い空青い海にうっとり、
来る前から楽しい旅になるとは分かってたけど、やっぱ想像以上に○○(お互いの名前をインサート)との旅行は楽しいね!!!
なんて、そこらのマリッジブルー気味新婚旅行カップルを余裕で凌駕する仲良し楽しいるんるん気分でいました。
事の発端は3日目
サーファーズパラダイスの綺麗なビーチで遊ぼう!泳ごう!という日
想像以上に高く激しい波をもろともせず、私たちは浮き輪を抱え、波に飛び込んでは流され、飛び込んでは流されという刹那的な遊びにふけっていました。
この遊び(通称波アタック)も何回か繰り返していくと疲れてきたので、私はそのまま砂浜の方に戻り、ちょうど足だけ波につかる場所で座りながら、何かにとりつかれたかのように依然波アタックを続ける友を遠い目をして見ていました。(うそだよごめんよ)
あ~海キレイだな~
あの子いつまでアタックしてるんだろうな~
(ザザーン ザザーン)
あ~
(ぴとっ)(ビリッ)
私はこの時初めて知りました。
オーストラリアの水風船(青)は、肌に触れると電流が走るようになってるんだなぁって。
っちょもうほんとになに!?
なにこの自然界に存在すべきでないカラーのゴム状のヤツ!
電気流れた!死ぬほど痛い!
呻く私はとりあえずゴムをひっぺがし波の来ないエリアに退散。
足を凝視してポツッとした赤い点を発見し、あの水風船は何らかのジェリー生命体であったことを知りました。
でもね、悲しいかな、やさしいかな、私はこう思ったの
‟せっかくの楽しい旅、何らかのジェリー生命体に刺されたくらいでギャーギャー言ったら台無しになっちゃう。友には何てことないって言おう。”
友(波アタックやめて砂浜上陸しながら): ‟ねえなんか刺されたんだけど~めっちゃ痛いんだけど~”
私: ‟えっ!?まじ!?(歓喜)私もさっき刺された!めっちゃ痛い、ほんとに痛い!!!”
でも本当に恐ろし面白かったのはこのあと。
二人でレジャーシートに戻り、足とにらめっこしている最中、突如足の付け根に恐ろしい鈍痛が。友にいたっては、手の指と足を刺されたことで腕の付け根と足の付け根両方に恐ろしい鈍痛が。
最初は止まない痛さに苦しみ呻きまくっていました。
でも私の中である時ふいに、
あまりに平穏なビーチであまりにのたうちまわってる二人が面白すぎて、
しまいには友が渾身の一言
‟もういっそ殺してくれ~”って
今どき藤原竜也くらいしか叫ばないであろうことを
よりによってパラダイスとか浮かれた名前のついたビーチで叫び出すから
痛面白いっていう、人生で初めての感情に出会いました。
こんな感情もさることながら、上手くいきすぎてる時、なぜか不審に思えてくるという人間の防衛本能を呼び覚まされるとは、非常に奥深い旅になりました。
最後に、ホテルに戻った私たちが何がひっついたのかググってみようと画像検索をし、その行為を一瞬で後悔した画像と共にお別れです。
ライフセーバーの人に聞いたらBlue Bottleって呼ばれているクラゲらしい。
ホテル帰って検索したら、真っ先に日本に最近上陸したおしゃれコーヒー店が出てきてキレたよね。
おしまい