こんにちは。

心理カウンセラーの成瀬こまです^^

 

 

「はぁ・・・、やってしまった・・・」

 

 

 

誰しも、大なり小なり仕事で失敗してしまうことはあると思います。

 

 

私もこれまで色々な失敗を経験してきましたが、その中でも鮮明に記憶に残っている出来事があります。

 

 

今日は私の当時の体験談を踏まえながら、仕事で大失敗したときの対処法をお伝えします。

 

 

 

新卒で入社した会社で、私は営業職として働いていました。

営業の仕方なんて全く分からなかったけど、先輩の見よう見まねで何とか自分なりに一生懸命試行錯誤していた日々でした。

 

 

ある日、私が担当している中でもとりわけ重要なお客さんを激怒させてしまったのです。

ライバル社へ製品を切り替えられそうになったことを知った私は、血相を変えながら慌てて上司と共にそのお客さんのもとを訪ねました。

 

 

自分の売り上げが激減してしまうかもしれない、という恐怖の中、私は自分の都合しか考えられず、アポイントも取らずに乗り込んでしまったのです。

 

 

突然の訪問に驚いたお客さんは、「何事だ?」と言わんばかりにとりあえず部屋に通してくれました。

 

そして、私の話を聞いた後に放った一言が、

 

 

「二度と俺の前に顔を見せるな!!!」

 

 

私は頭が真っ白になりました。

 

 

それから矢継ぎ早に、

 

 

「お前は学生気分がまだ抜けていないんじゃないのか?!」

 

「担当変われ!お前はお茶汲みでもしてればいいんだ!」

 

「何してるんだ?俺は忙しいんだ。早く帰れ!」

 

 

と罵倒され、私は慌てて部屋を出ました。

 

 

当時は正直、何でそこまで言われなければいけないのか分からず、悔しくて、悲しくて、ショックで、上司の前で泣いてしまったことを覚えています。

 

 

そこからは本当に辛い毎日の始まりでした。

 

 

案の定売り上げが激減した私は、支店の中でいつも成績ビリ、毎月の定例会議で皆の前で謝罪をしなければなりませんでした。

 

 

しかし、何とか状況を打破したい、挽回したいと思った私は、もがきながらも何とかそのお客さんとの関係を再構築し、1年後には売り上げを倍増させます。

 

 

 

前置きが長くなってしまいましたが、それでは本題の、仕事で大失敗したときの対処法をお伝えしたいと思います。

 

 

 

まず、初めにお伝えしたいことは、

 

 

気持ちを整理する→行動にうつす

 

 

ということ。

 

 

失敗をして頭が真っ白な状態で闇雲に行動をしても、残念ながら更に状況が悪化しかねません。

 

 

実際に私も、その最悪な日が金曜日だったこともあり、その夜は同期と飲みに行き、辛い気持ちを忘れたくてひたすら飲み酔いつぶれました・・・。

次の日起きると酷い二日酔いで、更にヘコんだことを覚えています。

 

 

まずは、行動を起こす前に自分の気持ちを整理する必要があります。

気持ちを落ち着かせてから、何を行動すべきかを考えていきます。

 

 

それでは、仕事で失敗した時のオススメの対処法3つのステップをご紹介します。

 

 

 

1. 期間限定でひたすら落ち込む

 

人間ですから、失敗し叱責されたら落ち込むのは当たり前です。

それを無理に押し込もうとしても心が壊れてしまいかねません。

 

 

「辛いものは辛い」

 

 

それはしょうがないと受け入れ、思いっ切り落ち込みましょう。

 

 

その時に取り入れてほしいことは、「期間限定」にしてしまうこと。

 

 

私の場合は、土日を挟んでいたので、とりあえず休みの間は落ち込みまくりました。

でも、ひたすら落ち込むのはこの2日間だけ、と心に決めていました。

 

失敗の大きさや、性格、経験の有無によっても、この期間は変わってくるかと思います。

 

例えば、ちょっとしたミスで上司に注意された程度なら、5分10分で切り替えられる場合もあるかもしれません。

 

また、慣れない内は、この期間を過ぎても気持ちを切り替えられない、ということもあるかと思います。

 

でもその時は焦らずに、

 

 

「あぁ、少し期間が短過ぎたんだな。もう少し延ばしてみよう」

 

 

と、気楽な感じで試してみてください。

 

 

あくまでも、「こんなに落ち込んでいるのは今だけ、少し回復して気持ちに余裕ができたら次のステップに進むぞ」と、進むべき道を認識していることが大事です。

 

 

すると、思いっ切り落ち込んだ後、私は、ふとこんな風に思いました。

 

 

「あー、私がこんなに落ち込んでいても誰もそんなこと知らないし、結局状況は何にも変わらないなら、なんか馬鹿らしいな。私が落ちこもうがケロっとしていようが、何も変わらないなら、もう落ち込むのはやめよう。どんなに失敗したとしても死にはしないし。」

 

 

開き直りました笑

 

 

まぁ、これが良いのかどうかは分かりませんが、その時に私が思ったことは、結局何も変わらないんならせめて自分の気持ちは前を向いておこう、ということ。

 

 

そのような思考の癖をつけておくと、仕事で失敗した時に心に少し余裕を作ることができます。

 

 

 

2. 反省は一度だけして、その後は引きづらない

 

開き直った私が思ったことは、まずは自分が悪かった点、改善点を認識し、今後同じ過ちを繰り返さない為に反省をしよう、ということでした。

 

そして、しっかり反省した後は、それ以上自分を責めることはしない、ということ。

 

 

失敗し落ち込んでいる人は、必要以上に自分を責めてしまいがちです。

 

「もっと準備しておけばよかった」

「もっと見直していればよかった」

「もっとこうしておけば・・ああしておけば・・」

 

これではキリがありません。

 

 

もちろん、自分の非を素直に認め、反省することはとても大事です。

しかし、ずーっと反省し続けていては、次の行動にうつる為の心の余裕がなくなってしまいます。

 

しっかり反省した、と思ったら、「さ、では次のステップに進もう」と気持ちを切り替えてみてください。

 

 

反省点や改善点については、できれば上司などに伝えることができればより良いかと思います。

 

伝えることで、あなたがしっかり反省し、前に進もうとしていることを知ってもらうことができ、よりサポートを受けやすくなります。

 

もちろん、上司との関係があまり良くない場合など、無理に相談する必要はありません。

 

同期や後輩でもいいですし、家族や友人、カウンセラーなど、あなたが話しやすい人に相談することでも全然OK。

 

 

また、自分だけで反省する時は、頭を整理する為に紙に書き出してみるのも効果的です。

頭の中だけでグルグル考えていると、その内またネガティブ感情に足を引っ張られてしまうかもしれません。

 

「失敗したこと」からネガティブ感情を取り出し、「事実」のみに焦点を当てることで、改善点が見えてきます。

 

 

《仕事で大失敗!!》ー《ネガティブ感情》

《失敗したという事実》→ 《改善点》

 

 

 

3. 状況を改善する為に自分が今できること、すべきことを一つずつ行動していく

 

当たり前なことですが、結局最後は行動です。

 

ですが、最初の2つのステップで気持ちを整理できていれば、スムーズに行動にうつすことができます。

 

 

大事なことは、「自分が今できること」「自分が今すべきこと」を、どんなに小さなことでもいいから一つ一つ確実に実施していくことです。

 

 

 

実際に私がした行動は、

 

 

上司に謝罪し、今後どうすべきかを相談する

→上司から担当代わりたいか、と聞かれ、ここで代わったら絶対後悔すると思い、担当を続けたい旨を伝える。

 

・アポイントを取り、上司と共にお客さんに謝罪に行く

→「担当代われって言っただろ。帰れ。」と一蹴される。

 

・謝罪の手紙を書き、秘書さん経由で渡してもらう

→後日、秘書さんから、「ちゃんと読んでましたよ。」と教えてもらう。

 

・上司がお客さんに会いに行く時は必ず同行し、部屋に入れてもらえなくてもドアの前で立ち、挨拶だけはするようにする

→例え1時間でもひたすらドアの前に立って、無視されながらも挨拶。(※ドアの前に立つことは上司から話してもらい許してもらっていました)

すると、半年ほど経ったところで、「お前本当しつこいなぁ。部屋入れ。」と言われ、やっと担当を続けることを許してもらえるように。

 

・ひたすらお客さんのメリットになる提案を心がける

→自分の都合しか考えていなかった私は、この一件を機に、とにかくお客さんにメリットになることは何か?を考えるようになった。もちろん売り上げをあげることが仕事なので、売り上げをあげつつ、どうすればお客さんの為になるのか?を模索する日々。

 

 

このように、一つ一つ行動にうつしていくことで、1年後には売り上げが激減する前の2倍以上の売り上げを出せるようになり、チームで全国1位になり表彰されました。

 

 

本当に辛い日々で、一時期は毎晩夢にまでうなされていましたが、それでも3つのステップに沿って対処していたおかげで、少しずつ前に進むことができました。

 

 

 

もし、今現在、何か仕事で大失敗をしてしまい、目の前が真っ暗になっている人がいたとしたら、

 

 

「大丈夫。ちゃんとステップを踏んで行動すれば、いつかは、その失敗があってよかったと思えるようになる

 

 

と伝えたいです。

 

 

 

 

誰しも、できれば失敗なんてしたくない、怒られたくない、と思います。当然です。

(私も失敗して怒られることはとっても嫌です・・・)

 

 

 

でも、失敗しない人なんていません。

もし、「私、失敗したことない」と言う人がいたら、もしかしたらその人は、自分の能力を十分活かしきれていない職場にいるのかもしれません。

 

 

 

失敗するのは、自分の能力を超えて頑張っている証拠。

 

 

 

失敗した時は、ぜひご紹介した3つのステップ

 

 

1. 期間限定でひたすら落ち込む 

2. 反省は一度だけして、その後は引きづらない

3. 状況を改善する為に自分が今できること、すべきことを一つずつ行動していく

 

 

を試してみて下さいね^^

 

 

 

あなたが失敗を糧に、大きく成長できることを祈っています。