室戸往還報告 | 国鉄闘争

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「まもろう平和・なくそう原発」エキサイティングウオーク・室路往還、約170キロの檄歩から4日目、ようやく足の腫れがひいた。

連休も最終日、明日からまた超多忙な日々に追われる前に簡単に報告をしておこうと思う。

室戸往還

4月30日(木)、出発前に高知新聞社の取材を受け、高知県職労の皆さんに見送られ、高知県職労、小原さん、谷さん、谷さんのお連れ合いの4人で高知市役所前を出発。

歩きながら、4人で色々な話をしながら、とりあえず安芸市をめざす。途中、2人のご年配の女性から「戦争はいかん!やっていることはいいが、4人ではいかんろ。もっと人を増やし大勢でやらないと…」とアドバイスと激励を受けた。

当初、思っていたほどペースが上がらず、安芸市到着は21時20分頃となった。安芸市では、高知県職労安芸支部の皆さん、県職労OBの北代さんに迎えて頂き、夜ご飯もごちそうになった。

室戸往還1


22時、伴走して頂いた、3人と県職労安芸支部の皆さんと別れ、一人で室戸岬をめざす。ランニングではマメなどできたことがないVVFシューズ(ビブラムファイブフィンガーシューズ)だったが、安芸市出発時点ですでにマメができ、気の重い不安な一人旅となった。

結局、30分の仮眠のみで、夜通し歩き続けたが、何度か睡魔に襲われ、お地蔵さんが人に見えたり、幻覚も…道の駅キラメッセ室戸に到着したのが、5月1日の7時頃。足の裏がヌルヌルするので、意を決して靴を脱ぐと靴下が真っ赤…大量のマメの水を抜いて再スタート。

室戸岬到着は、9時50分頃。往路に22時間かかった。
15分程の休憩で高知市をめざすものの、膝、腰、股関節は大丈夫だが、足の裏はすでに限界気味…それでも新聞に掲載された効果で、あちらこちらで声援を受け、気力を奮い立たせる。

室戸往還2

16時頃、徳島県三好市より心強い助っ人参上。国鉄闘争センター四国の今村事務局次長が車で伴走を申し出てくれた。リュックを車に積み込み、このままのペースでは、時間内完歩は絶対無理と判断し、奈半利町から、ダメもとで走ってみた。驚いたことに、歩きでは激痛が頭の天辺まではしるのに、走ると痛みがなぜか和らいだ。エキサイティングウオークだが、この際、ランニングで高知をめざすこととした。

ランニングに切り替えたおかげで、少し時間に余裕が持てた。22時頃、安芸市街近くで、高知県職労安芸支部の岡松さん、矢野さんが迎えてくれ、その先では、北代さんも待っていて、行に帰りに元気を頂いた。感謝!

その後、、香南市ヤッシ―パークにAM3時50分頃着き、今、行動最高の1時間の仮眠をとった。


室戸往還3

5月2日、5時にスタートして、高知をめざす。この日は、朝から気温が上がり、夏日のような天候となり、前日、前々日でなくてよかったと感じた。8時過ぎ高知県職労の小原さんが旗を担いで駆けつけてくれた。

ゴールが見えたこともあり、約10キロ程手前から歩きにかえて、高知市役所前をめざし、10時40分長い旅が終わった。

今回の行動で、どれだ県民の皆さんに訴えることができたかわからないが、安倍政権の暴走を止めるためには、ひとりひとり、自分に何ができるのか考え、たとえ小さくても行動に移していかなければならない。

その先に、命が大切にされ、安心して平和に暮らしていける社会の実現がある。

その実現のため、引き続き奮闘して行く決意である。ご支援、ご声援を頂いた皆さんに感謝すると共に、今後のさらなるご支援をお願いを申し上げ、室戸往還の報告とする。

室戸往還完歩:距離:約170キロ。歩行時間:22時間40分。睡眠時間:約2時間