昨日(六月六日)の朝、奈良の秋篠寺にて、秘仏「大元帥明王」を参拝致しました。
毎年六月六日結縁開扉。販売されていた写真を転載します。
大元帥明王と書いて、「たいげんみょうおう」と読みます。六臂で、首や足に蛇を巻かれた迫力のあるお姿です。力強い憤怒の表情がリアルで、迫力満点な仏様です。造形では、日本に一体のみです。
午前9時到着、バス駐車場も東門の駐車場も既に満杯です。ぐるぐる回って、競輪場の駐車場に止めさせて頂きました。(係員さん有難うございました。)
東門に着くと門の外まで、参拝客の行列です。
参道に並ぶ十三社です。
西塔跡は苔むした庭園は、幻想的です。
受付所で、拝観手続きと、御朱印の受付を済ませて、入場します。
行列は、御朱印の受付の為と判ったのは、45分も過ぎてからのこと。結局、70分並んで待つことになりました。(誰も説明がありませんでした。)
もっと驚くのは、御朱印を頂くのに、更に1時間以上の待ち時間を宣告されたことです。〔係りの方から、ゆっくり参拝してくださいとのお言葉に、゚(゚´Д`゚)゚です。〕
秋篠寺到着から御朱印を頂戴するまで、3時間です。
「大元帥明王」が祀られている大元堂です。
大元堂から本堂を写します。
本堂には、「薬師如来」「日光菩薩・月光菩薩」「十二神将」「愛染明王」などの他、有名な「伎芸天」が祀られています。(合掌)
南門の方にも回ってみました。
南門前に建つ「八所御霊神社」です。元は秋篠寺の鎮守社で、宝亀11年(780)に創建、本殿は室町時代の建立とされています。
午後1時の東門です。人影がまばらで、午前中の混雑が嘘の様です。
大元帥明王が好きで、6月6日で都合のつく年は、毎回参拝に来ています。
今年で5回目くらいでしょうか、久しぶりの参拝で、御朱印受付の行列の時間と待ち時間には驚かされました。
実は、待ち時間の間に、唐招提寺の鑑真和尚御影堂を参拝に行ってまいりました。
それは、次回ご報告いたします。
ではまた。