23日に、平等院に続いて、泉涌寺を参拝致しました。

泉涌寺は、天正年間に弘法大師がこの地に庵を結んだ事に由来します。
承久元年(1219年)、月輪大師俊芿 が宗の法式を取り入れ、大伽藍を営む。
寺地の一角より清泉が湧き出ていた祥瑞によって寺号を泉涌寺と改め、嘉禄2年(1226)には主要な伽藍が完成した。
仁治3年(1242)に四条天皇が当寺に葬られてから、歴代天皇の山陵がここに営まれ、爾来、皇室の御香華院(菩提所)として篤い信仰を集める。境内には仏殿・舎利殿をはじめ、天智天皇以降の歴代天皇の御尊牌を祀る霊明殿を配しています。

大門です。

仏殿です。

仏殿には、「三世仏」(阿弥陀・釈迦・弥勒)が安置されています。(パンフレットから転載)


舎利殿です。

勅使門(この門は、皇族方や天皇の勅使が寺を訪れた時に開けられる勅使門である。) この奥に御座所があります。


御座所庭園です。


御座所から勅使門を写しています。

本坊から入口門付近の庭を写しています。

本坊で、御朱印を頂きました。

楊貴妃観音堂です。

楊貴妃観音〔聖観音像(重文)〕(他から転載)

その美しさから楊貴妃観音と呼ばれ、8世紀の中国・唐代の皇帝玄宗が楊貴妃を偲び造らせたとの伝承を生んだ。
実際の制作年代は南宋時代と考えられ、月輪大師の弟子である湛海律師が、建長7年(1255年)に南宋から持ち帰ったものである。

楊貴妃観音堂の正面左手に「願掛け地蔵」が祀らられています。

「楊貴妃桜」です。

4月中~下旬の見頃であれば、下の写真の様です。(他から転載)

初めての拝観ですが、参拝客も比較的少なく、荘厳な伽藍を彷彿とさせます。

心が洗われるようで、清々しい気持ちになります。

ではまた。