今日は、岐阜県本巣市根尾板所の国天然記念物「淡墨桜」のご紹介です。
11日の中日新聞朝刊に「ライトアップされた淡墨桜」が、今、まさに満開と紹介されていました。
朝日新聞でも、満開の様子を写真で紹介されていました。
根尾の淡墨桜は、樹齢1500年余とされ、高さ16m、幹回り9.9m。福島顕三春町の「三春滝桜」、山梨県北杜市の「山高神代桜」とともに日本三大桜と呼ばれています。
淡墨桜とは、岐阜県
本巣市
(旧・本巣郡
根尾村
)の淡墨公園にある樹齢1500年以上のエドヒガンザクラ
の古木である。
467年
(雄略天皇
11年)頃:伝承によれば、男大迹王(後の継体天皇
)がこの地を去る時、檜隈高田皇子(宣化天皇
)の産殿を焼き払い、その跡に1本の桜の苗木を植える。 これは愛知県一宮市
の真清田神社
ゆかりの土川家で発見された古文書『真清探當證』の記述による伝承です。
1922年
(大正11年)10月12日:国の天然記念物に指定。
1948年
(昭和
23年):文部省
により調査が行なわれ、3年以内に枯死と判断される。
1949年
(昭和24年)3月10日
~4月5日
:岐阜市
の医師・前田利行
により山桜の根を接木。1950年に再生開花する。
1968年 (昭和43年)雑誌「太陽 」4月号に宇野による寄稿文『淡墨桜』が掲載。県知事の平野三郎 が県文化財審議会に保護再生を諮った。
朝6時前に到着するも、専用駐車場には、既に100台以上の車があり、淡墨桜の回りには、三脚を立てたカメラマンが数十人が陣取っています。
日の出の光が当たる「淡墨桜」を撮ろうと、1時間以上も頑張って待っていましたが、会いにく厚い雲に阻まれ、ベストショットが難しい。う~ん残念!!
淡墨桜の背後の山腹に、根尾第1番淡墨観音堂があります。
淡墨桜の前のお土産屋さんです。6時半には店を開けています。
お店の方に尋ねると、今年は例年に比べて開花状態がやや少ないとのこと。
数年振りに来ましたが、やっぱりそうですか。
でも、しっとりとした雰囲気があり、心が和みますね。(ちょっと寒いです。)
来年は、もっと花がつく事を期待したいと思います。
ではまた。