今日は、フィギア「甲冑娘4号」のご紹介です。


フィギア「甲冑娘4号」は、「甲冑娘1号」と同じく、デザインは司淳氏がデザインした甲冑キャラクターです。



原型は、Cerberus Project TM(ケルベロス・プロジェクト)のFrench Doll氏が製作しています。フィニッシャーさんは、「甲冑娘1号」と同じく、完成品工房BEASTの福井さんです。

 


ガレージキットなので、元々兜前面部(目庇)が欠落していましたが、その箇所も含めて福井さんに制作頂きました。全長は、30cmです。




和式甲冑に大きな太刀を肩に乗せた美少女の凛々しさが好きで、ガレージキットを購入て、ベース込みで制作頂きました。


可愛くて、逞しい女性キャラクターが最高です。

ついでに、コミック雑誌の表紙もご紹介します。

左側が表表紙、右側が裏表紙を飾っています。


 


甲冑を取り外したり、イロイロ改造制作される方がいますが、私的には邪道ですね。

これは、しっかり甲冑を身につけてこそ、美しさや凛々しさが引き立つのです。





可愛いですね。ニコニコ

甲冑好きな方には、たまらない一品です。
(好きな方がどれだけいるのか? ウ~ン(?_?) ほとんど知りません。 悪しからず。)

いつも、遮光フィルムで中が見えない本棚の中で、スミマセン。

(豆本もフィギアも、ほとんど遮光してます。 光による退色・劣化が大敵です。)



甲冑をありまご存知ない方に、豆知識の紹介です。


甲冑各部の名称と役割です。



①立物(たてもの)/兜の飾り、前にあれば前立て、左右に

 あれば脇立、 後ろにあれば後立

②兜鉢(かぶとばち)/帽子の部分

頭形(ずなり)兜、筋(すじ)兜、桃形(ももなり)

兜、星兜などがあまります。


③吹返(ふきかえし)/顔面への矢の攻撃を防ぐ

④錣(しころ)/後頭部と首を守る

⑤目庇(まびさし)/日光や雨の遮断、顔の防御

⑥面頬(めんほお)/顔を守ると同時に敵を威圧する

装飾的意味もある

⑦袖(そで)/肩と腕を守る

⑧喉輪(のどわ)/喉、胸を守る

⑨脇引・脇当(わきびき・わきあて)/脇を守る

⑩胴(どう)

⑪草摺(くさずり)/腰から腿を守る

⑫佩楯(はいだて)/腿を守る

⑬臑当(すねあて)/足を守る

⑭立挙(たてあげ)/臑当とセットの膝を守る箇所

⑮脇差(わきざし)

⑯太刀(たち)

⑰籠手(こて)/腕を守る

⑱手甲(てっこう)/籠手と一体化し、手の甲、指を守る


昔の武将たちは、こんなにたくさんの部品を身につけて、戦っていたんですね。 正式なものは20Kgはあるそうです。


甲冑娘4号の甲冑は、『三小山兜女胸形一枚銅草摺無具足』と勝手に命名しました。

創作画ですから、かなり無理がありますが、正式名称をご存知の方は、ご一報ください。



ではまた。