小学校3年生までの国語の先生のブログ@横浜
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本の読み方 1

「読書が読解の全ての基本である」

という事は前回の記事でお伝えしました。

もちろん、

既にあらゆる受験を終えている大人であれば

周知の事実でしょう。


では小学校低学年の読書ではどんな事を

気をつければ良いでしょう。


まずは音読をさせてみて下さい。


どこにも区切りが無く、

だらだらと読み進め、

プールの息継ぎの様に、

苦しくなったところで息を吸っているようでは

「読みながら意味を理解している」とは思えません。


そういう読み方を頭の中でもしていると、

設問を読むたびに、

文章を読みなおし=大変時間がかかってしまいます。


理想的な読み方は、

たった一度読んだだけでも、

しっかりと文章の構成・筆者の意図や述べたい事が

頭の中にすとんと落ちる事です。



一番基本的で、一番大切な読み方は

まずは、しっかり主語の後に息継ぎをする事。

文章は全て主語・述語で成り立ちますが、

「主語」があいまいになると、その後が全く理解できません。


そして、学年が上がるにつれて

文章に様々な人物が登場してくるので、

「これは××の行動」

「これは○○の発言」


と、しっかりと主語を認識する事が大切です。


そのトレーニングとして、

音読の場合には主語の後に息継ぎをする

黙読の場合には、主語に○をつける


という事をさせてみて下さい。


最初に音読をさせてみて、

何の区切りもなくダラダラと読んでいるお子さんは

一番大事な主語がきちんと把握できていない事もあります。

これで、「登場人物の気持ち」などを聞いても

分かるはずあがりません。


登場人物が一人の場合は良いですが、

中学受験レベルになれば、

何人もの登場人物が様々な事を考え、

様々な行動をするようになります。


低学年の今のうちから、

中学受験に対応する読解力を身につけるために

まずは「毎回しっかり主語を確認するくせ」をつけさせましょう。





本の読み方

国語力、読解力の基本、いえ、

全てが読書にある事は言うまではありません。


読解力は読書量に比例します。


多くの本を読むと当然語彙が増えますし、

様々な書き手の感性や言い回しに触れる事で、

書き手の訴えたい事を

すんなり理解出来る様になります。


これが一番大切な事。


読解って結局は、


「筆者の一番言いたい事は何ですか?」


という設問に尽きるので、

どんな文章、どんな言い回しがあっても

読み解く力が必要になります。

そのためには、いかに多くの文章に

触れているかが全て

と言っても過言ではありません。

(読書数が多いだけでは無く、

様々な種類の本に触れているという事)


本を読むのに慣れてきて、

頭の中でも色々思考が出来る校3年生位になると、

音読をしているのを聞くだけで、

ある程度の読解力が分かります。


では、

どういう読み方が

「理解できてるな」と感じさせ、

逆にどういう読み方が

「全然意味が分かって無いな」と感じるのでしょうか。


それはまた次回書きたいと思います。




自己紹介

はじめまして。


大学生の約4年間、大手塾にて国語の講師をしていた

kokugonosenseiと申します。


小学校低学年の「一緒に音読の練習」から、

大学受験の古文・漢文・現代文まで、

受験国語を幅広く教えて参りました。


その4年間の経験で気がついた事。


私自身は小さな頃から読書が大好きで、

現代文の読解だけは教えられた事も無いのに大得意で、

偏差値65以上は常にキープしていたのですが、

(他の教科はダメなものもいっぱい・・・)


初めて、子供たちに「国語」を教えてみて、


分かる子は何も教えなくても分かる!!

分からない子は、どうやって教えても分からない!!


という恐ろしい事実に気が付きました。


なぜ恐ろしいか、というと、

理科や社会は、一生懸命暗記する事によって

ある程度点数を伸ばす事が出来ます。

算数・数学も、公式を覚える、やり方を覚えて

それを使いこなす・・・

と、暗記と訓練である程度まで点数を伸ばせます。


しかし、全ての学問の基礎にもなる「国語」、

特に現代文の読解は、暗記や公式は無いのです。



国語は、

「一生懸命覚えたから点数につながる」ものでも、

「この文章をしっかり読解出来たから、

次の文章にもそのまま使える」ものでもないのです。


国語のテストで問われるのは、

【即席や暗記に頼った回答ではなく、

その子供自身が持っている本物の読解力・思考力・分析力】


つまり、それぞれのお子さんが


今までどういう風に本を読み、

どういう風に大人の言う事を理解し、

どういう風に自分なりの考えを持って生活してきたか


という、それまでの生き方が問われるという事を、

4年間の塾講師の経験から学びました。


読解力は、それまでの読書量に比例している、

と分かっていても、受験期に慌てて本を読ませても

そう簡単に読解力が上がらない、

また、そんな時間が無い事はよくお分かりかと思います。


だからこそ、

本格的な受験勉強が始まる4年生の前に、

本質的な「読解の力」を身につけさせたい、と思っています。


私自身も小学校低学年の子供を持つ母として、

小さな頃の読み聞かせから、

常に感想や自分の意見を述べさせるなどして、

将来の読解力を培う「実験」をして参りました。

今のところ2学年上の文章題も理解しているところを見ると、

やり方が間違ってはいなかったのかな、と思っています。


2010年夏から横浜にて、

少人数で「国語の教室」を開く予定です。

対象は小学校1~3年生までのお子さんです。



「本を読む事の楽しさ」を知るところからスタートし、

様々な想像力や、自分自身の意見を言える様に

一緒に楽しんでいきたいと思います。


詳しい場所などご興味のある方は、

メッセージかメールをお送り下さい。


kokugonosensei77@yahoo.co.jp