1年があっという間に過ぎてしまったような気がします。

でも、振り返ってみると、

庭をこれまでのどの1年よりも、色々なことがあった

ようにも思います。

 

去年4月に緊急事態宣言が出され、

礼拝に集まることができなくなったとき、

6月まで我慢すれば、元通りの生活に戻れる、と思っていました。

礼拝をYouTubeとInstagramで配信し始めた時も、

皆が普通に礼拝に集えるようになるまでの「つなぎ」だから、

という意識だったと思います。

それが1年間続き、この先もどうなるかわかりません。

 

そんな1年間で気付かされたことがたくさんあります。

その一つは、

教会には色々な植物があって、

季節ごとにきれいな花を咲かせてくれることです。

礼拝の前後も色々な活動をしていると、

庭の木々やお花をゆっくり見る余裕が

ありませんでした。

でも、この1年は、今日はこんな花が咲いている。

この木の葉っぱの色が変わってきたな、と庭を歩いて観察する

時が与えられました。

 

「栄華を極めたソロモンでさえ、

 この花の一つほどにも着飾ってはいなかった」

        【マタイによる福音書6章29節】

 

この聖書の言葉が、実感できた1年でした。

 

写真の花は、レンティンローズ、

レントの時期に咲くクリスマスローズの一種です。